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風林火山の土方さん

  • 2010-07-03 : 燃えよ剣 : 編集✍




  • 「風林火山」といえば,恋夜の地元山梨県(甲斐の国)武田信玄公率いる武田騎馬軍団の旗印です。



    このお話の段階では,将軍慶喜が大政奉還し(政権を投げ出し),新選組の勢いも斜陽。四番隊組長の松原が,懇意の女と心中してしまう…といった状況下。逆境に強い土方だけは強気の姿勢だった。


    土方さんのセリフを,また少し拾ってみました。ピンク色の文字は,ほぼ恋夜のアソビです。
    難しいお顔をしてますね…(^^ゞ…表情の崩れっぷりが面白い栗ちゃま。

    『燃えよ剣』…命の教訓

  • 2010-07-01 : 燃えよ剣 : 編集✍




  • かつて時代に翻弄され,
    死と背中合わせに生きる若者達がいた。
    命の取捨選択を自ら決めたとしても,
    それが全くできなかったとしても,
    燃え尽きるその日が来るまで,
    みんな懸命に生き抜いた…。
    生きたいと願っても,
    生きられない時代もあった。
    病や不慮の事故,戦争,
    環境の悪化,災害,
    人災などで,逝く人もいる。
    無念に散った多くの魂は,
    きっと願っているはず…,
    命を自ら粗末に捨てないで欲しいと。
    精一杯,生き抜いて欲しいと。

    新選組前夜…『燃えよ剣』より

  • 2010-06-14 : 燃えよ剣 : 編集✍




  • (第1話)…前回やり損ねたので,これだけ真面目にやっときます。あとは画像遊び!(^^)!

    ▼文久二年,この年,江戸に“はしか”が流行した。
    もともとの発生は,長崎に入港した外国人の船員からだと言われる。
    この国土に,その病原体のなかったために,はしかは,瞬く間に全国に広がり,江戸に及んだ。
    江戸にそれをもたらせたのは,たまたま近畿西国を旅行していた
    小石川伝通院の二人の修行僧であったと云われる。
    そのために,江戸も特に小石川辺りのはしかは,猖獗(ショウケツ※悪いものが猛威をふるうこと)を極めた。

    ▼その小石川に,近藤勇を道場主とする「天然理心流・試衛館道場」があった。偶然通りかかった町奉行所の役人達は,どうせ「田舎剣法」か「ヤクザ剣法」で,百姓同志の喧嘩の仕方でも教えている流派だろうと嘲笑する。

    (解説)
    天然理心流試衛館道場。町の噂の如く,田舎流派である。
    門弟は数少なく,しかも全て,格式高い大流派の道場に入門することを許されない,博徒,中間(チュウゲン※武家の召使の男),あるいは物好きな町人,若者達である。

    ▼町の様子や道場門下の者達の様子を見て来た沖田は,早速近藤に報告する。はしかが猛威をふるい,当分,道場の稽古どころではない。

    (解説)
    試衛館天然理心流の剣士は,道場主の近藤勇のほか,師範代・土方歳三,
    門弟の沖田総司,先代近藤周斎以来の内弟子である井上源三郎の四人だけであるが,ほかに,居候の食客として,北辰一刀流免許皆伝者の藤堂平助,松前藩脱藩浪士で神道無念流免許皆伝の永倉新八,播州明石藩脱藩の天才剣士斎藤一,伊予松山藩の中間崩れで宝蔵院流槍術免許皆伝の原田左之助,もと仙台伊達藩士で千葉周作道場に学んだ北辰一刀流免許皆伝の山南敬助の面々が常に屯していた。江戸でも三流の道場に,何故大流派の剣客達が転がり込んでいたのか理由は不明だが,それもひとえに道場主近藤勇の人徳によるところ大である。

    ▼試衛館道場では,明日の飯も賄えないほど,その資金繰りに困窮していた。土方は金策のため,姉おのぶのもとを訪ねる。その土方を,八王子の甲源一刀流の者達がつけ狙っていた。土方の出立後,近藤は試衛館に来た手紙から,そのことを沖田や井上に話す。役半年前,六所明神の奉納試合で,土方と沖田が甲源一刀流の剣士と対戦し,彼らを総なめに倒したことから,甲源一刀流の名は失墜したが,それを逆恨みした連中が,試衛館道場を目の敵にし,京都から腕利きの剣客を押し立て,密かに復讐を企てているという。

    ▼近藤や井上がそうであったように,土方歳三もまた,武士ではない。
    武州三多摩・石田村の,百姓の出である。金を無心しに来た歳三は,玄関先で,おのぶから,佐絵という村の娘が近く婚礼を上げて京都へ行くのだと聞く。帰る道すがら,ふと立ち止まり,今来た道を振り返る土方は,
    昔,六所明神の暗闇祭りで知りあった(寝ンゴロになった)佐絵のことを,思い出す。やがて再び歩を進めた土方の背に,「歳三様」と声をかける若い女の声が聞こえる。姿を見せたのは,佐絵だった。佐絵は,京へ行く前に,もう一度,土方と話がしたいという。二人が親密になった場所へ来て欲しいと言い渡し,佐絵は去った。

    ▼その日の晩,土方は佐絵に逢うため,社の境内へ向かった。しかし,待っていたのは,甲源一刀流の六車宗伯(ロクシャ ソウスケ)ほか,六,七名だった。六車は抜刀し,土方に真剣勝負を挑む。咄嗟に駆け出す勢いで抜刀した土方は,何人かと斬り交わす。そこへ現れ出た剣客・七里研之助は,相手が土方歳三であることを確かめるや,おもむろに抜刀。眼前の七里と対峙する土方。背後から六車が斬りかかる。と,そこへ来たのは沖田だった。沖田は土方の腕を掴んで走り去る。

    ▼何故来たのかと尋ねる土方。沖田は,先ほど襲ってきた者の中に,京から来た七里研之助という凄腕の剣客がいることを伝える。これを聞いた土方は,再び闇の中へ駆け出して行った。

    ▼土方が向かったのは佐絵のいる屋敷だった。何気なく外へ出て来た佐絵は,土方を見て動揺する。後ずさりして縁側に倒れた佐絵の着物の裾を,土方は刀で押さえ,

    土 方 「女狐め,殺しはせん。京都へ行くそうだが,
         多分,お前を連れて行く,あの男に伝えておけ。
         俺は逃げも隠れもせん。
         斬り合いがしたければ,いつでも訪ねて来い。
         一人と一人で,勝負をしてやると」

    ▼土方が去った直後,七里が来た。
    佐絵は着物の裾を乱したまま呆然としていた。
    それを見た七里は,土方が来たのかと佐絵に尋ね,暗闇を目で追った。

    ▼年が改まっても,江戸の疫病は,少しも衰えをみせることはなかった。
    特に小石川一帯は,文字通り,火の消えたように寂れ果てた。
    「このままでは道場が潰れてしまう」…近藤は,土方や沖田の前で思案していた。そこへ山南が来て,耳寄りな話があるとのこと。

    ▼かつて山南と千葉道場で同門だった出羽の郷士・清河八郎が,公儀幕閣に働きかけ,老中板倉の裁断を経て,武芸練達の士を集めるという。蒼然たる時勢につき,将軍家警護のためというのが名目らしい。清河は,江戸中の道場へ檄文をよこして人員を募集していた。が,試衛館には届いていないと憤慨する近藤に,「おちこぼれということも…」と恐縮する山南。傍で笑う沖田。

    ▼清河のもとへ集まった多くの者達の中には,土方や近藤の試衛館一党のほか,芹沢鴨,新見錦ら一党がいた。人ごみをかき分けて部屋に入ってきた芹沢らに,「乱暴は,よしたまえ」と注意する土方。どこの者かと芹沢に問われ,「天然理心流試衛館道場」と答えると,その名を知っていた新見が薄笑いを浮かべる。

    芹 沢 「新見君,知っているのか」
    新 見 「武州の百姓達が,田んぼの水を取り合ったりするとき,
         流行っている御流派ですよ」
    芹 沢 「(笑)それはいい」

    芹沢一党は,せせら笑って座につく。

    近 藤 「誰だあれは,無礼な」
    山 南 「芹沢鴨ですよ」
    近 藤 「芹沢…鴨?」
    山 南 「日立天狗党の生き残りです。人物です」

    ▼近藤は,清河八郎と共に京へ赴くことを決める。
         攘夷(夷人【外国人】を排斥)を断行し,
         将軍家を警護する浪士団に参加するとの意向を
         道場の面々に告げる。
         試衛館道場を閉じることを決意した近藤は,
         皆の意見を聞く。
    土 方 「無論,行く」
    近 藤 「有難う。総司」
    沖 田 「私は,近藤先生と土方さんの行く所なら,
         どこでも行きますよ。
         もっとも,あんまり酷いところは嫌だけど」
    近 藤 「そうか。井上君」
    井 上 「は…,わしゃァ,お伴するだけでございます」
    山 南 「私も行きましょう。これからは京都が日本の中心だ,
         江戸にいては駄目だ」
    永 倉 「武士として,千載一遇の好機だと存じます」
    藤 堂 「同感です。私も加盟します」
    原 田 「いっちょ,やるか。腕がなるぞ」
    近 藤 「斎藤君は?」
    斎 藤 「加盟します。しかし,
         身辺に整理をすべきことがありますので,
         暫時,時間を戴きたいと思います」

    ▼土方は,再び姉のもとへ行く。

    土 方 「俺は,俺の一生を,その一振の剣に任せられるような,
         刀が欲しい」

    「バラガキと言われた歳三が,立派な侍になってくれると嬉しい」
    おのぶはそう言って,金の包を歳三に差し出す。

    ▼土方は,刀屋へ行き,「二代目・和泉守兼定(イズミノカミカネサダ※通称「之定」ノサダ)」を所望するが,二代目は無いと言う。大業物の大名刀は値が張るとのこと。店を出た土方は,突然の通り雨に,とある軒先へ入る。
    と,そこは古道具屋であった。

    ▼中へ入ると,盲目の老店主が一人座している。
    土方が,和泉守兼定に心当たりはないかと聞くと,その店にあると言う。
    七十歳の頃,盲目となったその店主は,以後数十年,刀の目利きをしており,その評判は嘘ではないらしい。土方は,刀を見せてもらうが,
    砥ぎもろくにされていない刀身に,「これが和泉守兼定か」…と,憤慨する。が,店主は,それが二代目「之定」であり,砥いでみれば誰にでもわかると言う。土方は,雨上がりの夕陽に照らされた刀身の異様な輝きを見て,その値を聞く。店主は,五両だと答える。その刀は,それまで一度も大名や武家の所有とならず,長らく出羽国の旧家に眠っていたものを,数百年後に盗賊が盗み出し,之定と知らず,刀屋に持ちこんだのだという。

    土 方 「まことなら容易ならぬことだ。その筋に知れたら,
         おぬしの腕にも縄がかかるぞ。何故,俺に打ち明けた」
    店 主 「見込んだのさ,盲(メクラ)の勘でね,お前様を,見込んだのさ。
         もしかすると,その刀は,何百年もの間,
         本当の持ち主を探していたのかも知れない。
         それが,お前様だったような気がしただけでございます。
         五両が不足なら,ただで差し上げる。持って行きなされ。
         道具屋を何十年もやっていると,
         たまにはこういう道楽もしてみたくなるものさ」

    ▼土方は,砥ぎを済ませた之定を,近藤や沖田に見せた。

    近藤は「流石に和泉守兼定だ」と感心する。

    沖田も刀を見て「私もあやかりたい」と言い,
    道具屋を紹介して欲しいと頼む。

    ▼土方は,沖田と共に道具屋へ向かった。
    が,道具屋は閉まっていた。
    近所の男によれば,ぽっくり死んだとのこと。

    沖 田 「こういうこともあるんですね,やっぱり…」
    土 方 「やっぱり,何だ?」
    沖 田 「その刀は,土方さんと一緒になるように,
         出来ていたんですね」

    ▼道場へ戻った土方は,井上から一通の手紙を受け取る。
    中を見た土方は,腰の刀を之定に変え,外へ出て行く。その背に井上は,道場最後の晩に皆で一緒に飯を喰うから忘れるなと叫ぶ。

    ▼土方を除き,近藤らは別れの盃を酌み交わす。そこへ町医者の「裏通り先生」も来る。

    ▼その頃,土方は,七里研之助と対峙していた。
    辺りに目を配る土方は,七里に「一人か」と聞く。
    黙って抜刀する七里は,勢い土方に斬りかかる。
    が,土方の之定は七里の腕を斬った。
    血の滴る刀身を見つめ,

    土 方 「斬れる,俺の刀だ。これが,俺の刀だ」

    ▼その後,土方は,試衛館道場へ戻った。
    江戸の最後の晩を陽気に飲み明かす面々。
    沖田は土方の袴の裾に血がついていることを指摘する。
    土方は,「江戸の血を付けたまま,京都へ行く」と,決意を滲ませる。

    (解説)
    文久三年二月,春はまだ浅い江戸の町を,
    九人の男達は,京へ向かって去って行った。
    これから行く京都に,どんなことが待っているのか,
    九人の男達は知らない。
    ただ,江戸の町道場が一つ潰れた。
    はしかとコレラが町道場を潰したのである。
    はしかとコレラが,この男達の運命を変えたとも言える。
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