燃えよ剣のテーマ(変奏曲)♪(*´▽`*)♪
「燃えよ剣のテーマ」変奏曲(音楽の24番) 渡辺岳夫「燃えよ剣」ミュージックファイルSCREENMUSIC(SOUND TRACKS)1970年(昭和45年)『燃えよ剣』(NET系)4/1~9/2主演:栗塚 旭(土方歳三)
※この動画は作品原版の映像及びBGM形態とは異なる無音声のアレンジ
ミックス仕立てになっています(70年代の音源・画質による劣化残存)。
詳しくは本作品のDVD等を御視聴ください。
なお、ミュージックファイル(もとの音源)はノイズが結構あります。
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燃えよわが命(挿入歌)

『燃えよ剣』…遂に終わっちゃった…

…最期までしっかり見届けましたよ,土方さん

。
★燃えよわが命★原題「同志の唄」 作詞:結束信二/作曲:渡辺岳夫/歌:東京混声合唱団) 春まだ浅き壬生(ミブ)の朝 誠一字に集いたる 丈夫(マスラオ)たちの雄叫びが 燃えよ我が剣 我が思い 都の風に嘯(ウソブ)けば 吹雪と花の乱れとぶ 明日は屍(カバネ)をさらすとも 燃えよ我が剣 我が祈り 生きるも死すも同じ同志(トモ) 別れと今宵汲む酒に 星かげ冴えて月あかく 燃えよ我が剣 我が命 |
"オッサン"こと伝蔵さんは,壬生(京都)での新選組発足時,
屯所となった八木邸にいた賄いの小者(使用人)で,
自称「新選組の生みの親」と自負するほど,新選組隊士を「男の中の男」と認める,気のいい男だった。
土方が,函館(当時は箱館)で踏ん張っている頃,東京(旧江戸)にいた伝蔵は,はるばる土方を訪ねて行く。
帰り際,官軍の砲弾を受ける土方の陣地を見る伝蔵は,
陣に置いてある誠の旗が危ない…と,慌てて引き返す。
帰り際,官軍の砲弾を受ける土方の陣地を見る伝蔵は,
陣に置いてある誠の旗が危ない…と,慌てて引き返す。
砲弾の攻撃が止んだあと,土方は,戦死者の中に,うつ伏せに横たわる伝蔵の姿を見つける。
「伝蔵!」…土方は叫び,伝蔵の身体を仰向けにする。
伝蔵は,誠の旗を自分の胸許に抱え,満足したような顔で死んでいた。
「伝蔵!」…土方は叫び,伝蔵の身体を仰向けにする。
伝蔵は,誠の旗を自分の胸許に抱え,満足したような顔で死んでいた。
伝蔵も,誠の旗のもとに散った同志のひとりとなった。
京洛暮色(『燃えよ剣』より)
※以下は,少し前の記事です(7月12日現在…既に近藤さんも沖田もいなくなり…今週で終わりになる『燃えよ剣』)。
今回はブログであまり取り上げなかったけど,最後までちゃんと見届けます。
今回はブログであまり取り上げなかったけど,最後までちゃんと見届けます。

物語は鳥羽伏見の戦いを経て,井上源さんは逝き(『血風録』の“にぎり飯”のが好きだけど,やっぱり泣ける),勘定方の河合耆三郎に次いで,監察の山崎烝が逝き…と,衰退の一途をたどる新選組…続々と消滅して行く隊士達…。『燃えよ剣』はメロドラマ系の要素が多くて,新選組副長・土方歳三の,隊としての襲撃実働シーンは少なく,ちょっと物足りない感はあるものの(普通,女性ファンはメロ系のが好きなんだろうけど,恋夜は戦闘シーンのが断然好きなの…男並みに),終盤に来て,「退廃の美」を極めるように滅びゆく姿を見ていると,わかっているのに,いつも泣けてきちゃう…ムチャクチャ勝ち目がねえってのに…「戦いはこれからだ!」と,やせ我慢するように強がる土方さん(T_T!。とはいえ,見ているこっちで日本人同士の戦闘を賛美したり,美化するつもりはない。実際は,復習心や恨み憎しみ,権力闘争に巻き込まれた意地っ張りの愚かな抵抗でしかなかったかもしれない。物語のように美化されたものではなかったかも知れない。けれど,やっぱり,どうしても,誠の旗の下に,一途に武士の志と誇と節義を貫き通して散っていった侍達の命懸けの姿に,嘘偽りの入る余地はなかったはずだろうし,そんな彼らを「賊軍」の一言で片づけたくはないと,いつも思ってしまう恋夜です(久々マジメ論)。