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誠の意志は死なず


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3D動画ソフトで、江戸時代の「御用提灯(長提灯)」を作ってみました。(絵を参考にしただけなので、かなりデカいものに・・?) 持ち手の部分にオリジナルの細工を施して、ちょっとしたフタのアクセサリーに。「誠」の文字と「ダンダラ」染め模様は、霊山歴史館の新選組腕章(鳥羽伏見戦後からの識別用)を見本に。隊の旗とは逆の色調なので、何故、このようになったのか、ついでにいろいろと考察してみたりして・・。

 

「誠の旗」の変遷とでもいうのか、いろいろと事情があったようです。当たっているかどうかは定かでないものの、凡その見当がついたので、また後日、別の機会に書こうと思います。デザインには、人の意志や思惑や念などが込められている・・というふうに慮ってみると、自ずと「伝えたいこと」が聞こえてくるようです。

 

それはともかく、技術体に、こういうものは今まで作ったことがなかったので、ちょっと手こずってしまい、アップが遅くなってしまいました。


▼オリジナル3D長提灯


 


「サブプロップをマージ」というボタンをクリックしていなかったので、動画上のタイムラインを再生すると部品がブッ飛びまくってしまい、( ̄▽ ̄)「なんでや?」・・という意味不明な有様。相変わらずマニュアルをよく見ないで適当にイジくってるツケがノロノロ作業に反映されまくってる次第です。

 

 

▼追記 

 


 

5月9日は栗ちゃまのお誕生日なので、なにかお祝辞を~・・・と思いつつ、

これまたろくに学んだこともない拙句をば、土方さんの画像と共に進呈致します。

 

五月雨(さみだれ)の

 

誠(まこと)に生(は)える

 

なが提灯(ちょうちん)

 

 

<m(__)m>毎度、お粗末さまで御座います。

 

 

どうぞ末永く、お元気で、お過ごしくださいませ。

 

 

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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

3D土方歳三で「斬る」



土方歳三の実像(半身座像)写真を、
独自にPC光源染色でカラー化修復し、
2D画像で「喋る土方歳三」を再現し、
更に画像を3Dへ遷移して立体化させ、
明治時代の土方歳三描画全身像を参照
して身体を構築。

ここまで到達するのに
約6年以上の歳月が経過。

最近、刀を持たせて斬る動作まで
こぎつけたものの、たった
12秒間の殺陣のモーションを
独自で作りあげるのに、
殆ど毎日取り組んで
2ヵ月間も費やしてしまった・・

何度やっても絶望的な失敗。
ようやくクリアした途端に、
次から次へと露見してくる
3Dならではの欠陥の修復を
繰り返しながら、気が付けば
いつの間にか整っている・・
という浮沈作業を繰り返す。

秋頃バージョンアップするソフト
に切り替える予定。
今は土台作りのみで現状維持。




3Dモデルのアニメーションは
PC作業でありながら
美術と体育の潜在能力と予測力を
フルに発揮しないといけない。

ベースの「殺陣」モーションを
一通り作って細部の形を修正し、
ミックスして完成度を上げていけば、
かなり生きた実像の動きに近くなる。

ソフトに入っているアニメーションは
「日本刀の扱い」とはほど遠いもので
使いものにならないから、素振りの型
から全部オリジナルで作ることにした。




全長120㎝の「赤樫の木刀」を
毎日握ったり振ったりして
確認しながら3Dに反映。
1コマごとの連続アニメ作業。

ディズニーの3Dアニメ映画
などで使われているような
「人の動作を映像で取り込んで
3Dモデルを簡単に動かす」
という「キャプチャソフト」は
備えていないので、まず殺陣の
モーションは剣道の型を参考に
してみた。

ところが、剣道の型が
ある程度3Dに反映できて
素振りをさせてみたとき、

「叩いて打つだけで、これでは人は斬れない」

と痛感した。



剣術が上達すると、
技や胆力や洞察力が向上する一方、
かえって「人は斬れなくなる」
ような気がする。


剣道で「打ち込む」ときにはNGの「型破り」が

真剣で「斬り込み抜ける」際

(斜め45度の角度)には必要だったりする。


段々と俄か「剣術ヲタクの域」に入り
「真剣の扱い方」(時代劇で参照)
を研究するようになり、
実際に「据え物斬り」を観察すると

「据え物斬りでは敵の間合いで安心して斬ってる」

これでは標的(相手)が動くことがないため、
実戦としての動作の再現としては
ちょっと違うかな・・と。

近藤勇の「天然理心流」の場合、
走行して斬る技がある(草攻剣=走行剣)。
やはり実戦となれば、こっちが本格的だ。


近藤勇の錦絵で「斬り込んだポーズ」を見たが、

敵の刀を交してから

大股で相手の間合いへ突進する速度と脚力と腕力は

相当凄まじかったものと思う。


上の3D画像は、人形臭いので

額に「ハチガネ入り防御帯」っぽく

帽子を加工して雰囲気を出した。

刀の持ち手が「剣道握り」でNG。

真剣では左手と右手の間隔が

殆ど開かない握りのほうが良い。




美術や芸術面から捉えると、
容易に見えてくることがある。
文献資料だけの歴史の考察では
見えてこない。

「推測の仮説論」より「目に見える証拠」だ。

実像を3Dで再現する理由は
そこに「も」ある。





京都守護職時の松平容保から拝領したという
土方の愛刀「和泉守 兼定」の「刃長」は
二尺(60.6㎝)八寸(24.24㎝)で84.84㎝。

(尺貫法)
一尺(30.303㎝)
一寸(3.0303㎝)

通常の太刀の刃長が75.8㎝程度。
通称:歳三の刀(「兼定」で84.8㎝)は
それよりやや長めだ。

(参照)
▼日本刀の基本解説
https://www.touken-world.jp/tips/9739/



体型は細身で筋肉質。
皮膚の色は青白。

髪は漆黒(という伝承)だが
3Dではソフト上のグレー背景で
髪の輪郭が不鮮明になり、動画で
黒背景にすると埋没してしまうため
敢えて茶系にしてある。

もともと2Dの写真画像全体が
セピア系だったので、
光源染色※で色調透過を重ねても
目許に茶色系が残存する。

※ペイントで塗るのとは違い
「光の三原色」の積み重ねと
 色調調整を重ねてカラー化。
 完全総天然色には至らない。


髪の毛だけ漆黒にすると
かえって不自然になるため
髪もコゲ茶系で合わせた。

海外メーカーの東洋向け
安価な3Dソフトなので、
基本人体ベースが欧米人。
細部をかなり調整した。

刀もテンプレートに付随
している無料提供モノで
本格的な日本刀ではない。

鞘はカマボコのような形状を
引き延ばして細工しただけ。

腰ひもはネックレースを代用。
シャツも開襟を吊り上げて
2Dの形状に合わせただけで
このままではセコすぎる。

「独自貧乏制作」の域。

もっと金持ちだったら、
数十万円もするソフトで
衣服から日本的なもので
最初から作ってると思う。

そこまでやる資力も気力もない。
「お人形作り」がメインでもなし。

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