fc2ブログ

白い目じるしの宿




「勘違いするな。俺はオヌシを助けようと思ってクチを出したのではない。
 オヌシをかくまった宿屋の亭主と女房に災いが及ぶのを,気にしたまでだ」

❤いつもながら,栗ちゃま用心棒らしいセリフなのだ❤ヘンに恩着せがましくないところがイイ❤

しかし…今回の画像は…お話の終盤につきる!


「帰って来た用心棒」第20話


近江の宿場町(大津)。

早朝,ニワトリが鳴く街道を歩きながら,湖へ釣に出かける田島君とマンペーさん。

田島君 「こんなに早く行っても…魚は,まだ眠っているんじゃないですかあ?…」

マンペ 「だからいいのだ。つまり寝込みを襲うわけだ。昔から夜討ち朝駆けと言ってな,合戦の常道だ」

田島君 「魚釣りも合戦のうちですか?」

マンペ 「ああ,その心がけでやれば,必ず釣れる。心得ておきなさい」

暫し歩いて行くと,道なりにある宿屋の軒先に,白い布切れが吊るされているのを発見する。

田島君もマンペーさんも若干気になりつつ,通り過ぎる。

その宿屋に,三好精一郎という武士がヨネという女を訪ねて来る。

三好は,連れの者に,どの宿屋へ泊まっているかわかるよう,

宿の軒先へ目印の白い布を吊るしておくように申し付けておいたのだ。

しかし,宿屋のオヤジは,ヨネという女など宿にはいないと言う。

泊まり客は商人3名のほか,侍が一名いるだけ…とのこと。

宿屋のオヤジは,誰かのいたずらではないかと指摘するが,

そんなはずはないと信じる三好は,店の者にも尋ねるようオヤジに頼む。

早速,オヤジが身内を調べたところ,白い布を軒下に吊るしたのは,

オヤジの女房のオトクだった。

オトクによれば,客用に出す味噌汁の具のシジミを,

早朝,シジミ売りから買うための目印だという。

事前にシジミ売りのオッサンから,そうして欲しいと言われていたとのこと。

その宿屋の前で待っていた三好は,遠くから3人の侍たちが通りを来るのを見るなり物陰に隠れる。

そして,宿屋の奥へ入り込みむ。

宿屋の者には,訪ねて来る侍たちから何か尋ねられても知らないふりをするように言い,

奥の台所へ隠れる三好。

宿屋のオヤジも三好が侍に追われていることを察しながら,

急遽,横暴に宿へ来た侍たちと応待する。

ズカズカと侵入してきた3人の侍は,旅の武士が来ているかどうか聞いてきた。

オヤジは知らぬふりを決め込むが,侍は宿屋の戸口で人影を見たと言い張り,

勝手に奥の部屋を探しに行く。

台所で働くオトクの陰に隠れつつ,身を硬くしながら潜む三好。

幸い三好は発見されず,侍たちは引き上げて行く。

三好は,宿屋のオヤジに礼を言い,隙を見て外へ出ると告げ,

不審に思われないよう,宿屋の大戸を開けるよう指示する。

オヤジが大戸を開けようとすると…,

「待て」…と,シブイ声が…。

オヤジや三好が振り返ると,二階へ続く階段から下りてきたのは,栗ちゃま用心棒だ。

まだ通りに侍たちが立っているから,戸を開けないよう指示する栗ちゃま。

密かに,侍の一人は宿屋の裏手に回ったらしい。

三好は栗ちゃまに礼を言うが,「別にアンタのためじゃない」んだとサ…(冒頭のセリフのとおり。)

三好も善良な武士らしく,宿屋へ迷惑をかけるつもりは毛頭なく,

妻の目印と思って立ち寄ったことから,不始末を招いたことを詫びる。

三好は,国事を志して脱藩し,妻は彼より先に大津入りしたとのこと。

やがて客が起床し,オトクや店の者は朝食の支度に取りかかる。

栗ちゃま用心棒は,引き続き二階の部屋から外の様子をあらためることに。


一方,別の宿場の軒先に,白い布が吊るされていた。

その宿の中には,三好の妻が彼の訪れを不安そうに待っている。


三好の隠れる宿屋の周りには,依然として侍たちが張り込んでいる。

追手が増える前に,三好は思い切って斬って出ることを決意し,

妻には実家へ戻るよう伝えて欲しい旨,栗ちゃまに頼み込む。

この話を部屋ごしに立ち聞きしていた宿屋の女房オトクは,

栗ちゃまたちの前で,「自分が三好の女房のもとへ行く」と申し出る。

シジミを買うために,白い布を宿の軒先に吊るしたことから,

間違えが起こったことを気にやむオトクは,

三好を待つ妻の目印である白い布の下がった宿屋を探してくると言うが…,

栗ちゃまが,引き止める。

三好は,オトクを責めることもなく,その心遣いに感謝する。

栗ちゃまは,泊り客の商人らが出立した後,彼らに「白い目印の宿」へ行って貰うよう一考を案じる。

商人が宿を立つのは何ら不自然ではなく,侍たちにアトを追われる恐れもないからだ。

3人の商人らは,これを快諾し,宿を出た。

一息して寝転ぶ栗ちゃまは,次の指示を三好に申し渡す。

栗チャ「新手が来るまでに女房が着けば,思い切って斬って出ろ。その間,女房は俺が守ってやる」

しかし,女房が来る前に新手が来てしまったら,三好は一人で斬死することを覚悟する。


その後,三好の妻の宿屋へ商人らが到着し,亭主の居場所を教える。

亭主のいる宿屋へ急ぎ向かう妻のヨネ。


三好のいる宿屋の二階では,彼が外の様子を窺い,妻の到着を待ちながら,気が気でない様子。

それと対照的に,のんびり酒を飲んでる栗ちゃま用心棒。

宿屋の表と裏には,相変わらず,追手の侍が見張っている。

と,ようやく通りへ三好の妻が到着する。

見張りの侍たちが動き出すと同時に,栗ちゃまや三好も急いで表に出る。

そして…,栗ちゃまと三好は,見張りの侍二人を見事にバッサリと斬り倒す。

三好は栗ちゃまに礼を言い,妻と共に無事,宿を立つ。


その頃,マンペーさんと田島君は…まだ釣り場にいた。

田島君 「合戦の常道のようにはいきませんね(笑)」

マンペーさん,竿に手ごたえを感じるも,魚を逃してばかり…。

マンペ 「ウン…あれッ?…おかしいなあ…」

田島君 「どうしたんでしょう?」

マンペ 「ウ~ン…魚に聞いてみなくちゃわからん…」

田島君 「でしょうね(笑)…魚も利口ですからねェ」

マンペ 「ウン…え?…まてよ…,それでは私がバカみたいに聞こえる!」

田島君 「いやあ,そういうつもりで申し上げたのではないから~(^○^)…どうぞ,お気になさらずに」

と,湖の眺めを満喫する田島君。

田島君 「気持ちが大きくなって,たとえ釣れなくても,気になりませんねェ…」

マンペーさん,なんとなく不機嫌…。

更に雑談を続けながら釣りを続ける二人…(釣った魚は田島君が2匹,マンペーさんは,たった1匹。)


栗ちゃまは,そのまま宿屋で酒飲んで,マンペーさんたちの帰りを待っていた。

すると,宿屋の裏手から,三好を追う新手の侍たちが来て,

行方を教えるよう宿屋のオヤジを強迫する。

その場に居合わせた栗ちゃまも,宿屋のオヤジらが犠牲になる必要はないから,

三好夫婦の行方を侍たちに教えるようアドバイス。


宿場外れの網小屋付近は,近江の湖に面している。

つないである小舟に乗り込んで逃げる手はずの三好夫婦が急ぎ来る。

マンペーさんたちが釣りをしていたのは,その小舟だった。

舟をつないだのが三好であると聞いたマンペーさんと田島君は,

早速,荷物を下ろして小舟を明け渡すことにしたが,

その最中…追手の侍たちが…遠くから,続々と来ちゃったヨ!

白刃を抜いて,三好を取り囲む侍たち。

事情を全く知らないマンペーさんたちは,どちらへ加勢すれば良いか一瞬悩むが…,

釣竿を,侍たちがムチャクチャに踏ン付けて割れちゃったのを見たマンペーさんらは,

マンペ 「こういう無礼者を,黙って見ているわけにはいかん…」

田島君 「合戦ですね…」

マンペ 「うん。こっち(腕力)の合戦は,間違いない」(魚釣りの合戦は大惨敗だったけど…)

と,腕に覚えのある彼らは,三好の前にしゃしゃり出て,助成することに…。

侍代表 「どけっ! 邪魔をすると,斬る!」

マンペ 「冗談じゃない。まだ一匹しか釣ってない釣竿を滅茶苦茶にしやがって…
     こっちは夜明けからやってんだ!機嫌の悪いのは当たり前だ!」

マンペーさん,怒りの鉄拳!(天地正大流の柔術?を披露!…空手っぽい…(-_-;)。) 

田島君,鮮やかに真空斬り!

そこへ栗ちゃまも猛ダッシュして斬バラッ!

侍たちを全員ノシてから,

三好夫婦は今度こそ,小舟に乗って宿場を離れることができる…というわけだ❤

ああ…久々にメデテエ終焉…!…と,思いきや!

舟にビクを吊るしたままだったのを,あとで気がつくマンペーさん。

栗ちゃまの手前,「300匹くらいは釣れた!」なんて田島君もウソブクけれど…,

栗チャ 「300匹,魚を積んだにしては,あの小舟…早すぎるようだな…」

…釣れてないのがバレバレ…。

マンペ 「ム?…田島君,30匹くらいだったかなあ?…」

田島君 「…ん,そんな気もしますねえ…」

栗チャ 「昔から…嘘もサンパチという…」

そして,3人は宿屋へ戻る。

白い目印の宿屋のワケを聞く田島君とマンペーさんは,

「今度はシジミ取りに行こう。あれなら子供でも取れる」なんて言う始末…(懲りてないネ)。

スポンサーサイト



関連記事
プロフィール

恋夜姫

Author:恋夜姫
恋夜姫Fc2blogへようこそ! Yahoo!ブログサービス終了に伴い、こちらへ記事を移行しました。今後ともヨロシクお願い致します。

カレンダー
08 | 2008/09 | 10
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
シンプルアーカイブ
書庫~Category Bar Graph
FC2移行後の記事(政治・経済・時事)(143)

ひめくり雑記(ヤフーブログから継続)(984)

ブログの「お知らせ」(21)

恋夜姫のアメブロ(1)

「土方歳三の謎」FC2ブログ (1)

ブログの概要(ヤフーブログ時代)(1)

TOPテーマ(7)

トシの はじめ(1)

主題歌 『新選組血風録』(1)

燃える命 『新撰組血風録』(1)

惜別 『新選組血風録』(1)

時事動画(148)

知っておくべきこと(233)

土方歳三(真相追及)(15)

2D(土方歳三)動画(7)

土方歳三3D(試作2)(6)

土方歳三3D(試作1)(3)

デジタル・トーク動画(18)

デジタル・ソング動画(3)

ツバメのヒナ(2017年)(4)

ツバメちゃん(2018年)(2)

ツバメちゃん(2019年)(2)

栗塚 旭(栗ちゃま)❤(69)

島田順司(沖田総司)(36)

新選組血風録(77)

燃えよ剣(43)

俺は用心棒(36)

風の新十郎(47)

栗塚武蔵(35)

帰ってきた用心棒(39)

怪談 首斬り浅右ヱ門(5)

T 新選組~モユヒジカタ(39)

暴れん坊の朝右衛門(26)

スポーツ&遊ぶもん(44)

浅田真央(17)

羽生 結弦(16)

漫画アニメ(29)

★J♪(11)

3.11 追悼の歌(自作)(1)

外部参照(2019年)(30)

外部参照(2018年)(329)

外部参照(2017年)(534)

外部参照(2016年)(82)

外部参照(2015年)(45)

外部参照(2014年)(8)

原発事故関連(180)

デモクラTVネット放送(14)

恋夜姫のFC2ブログ(3)

ツイッターまとめ記事(保管用)(239)

3D 土方歳三 (10)

ツバメの撮影(2020年)(0)

3D 土方歳三 (試作3)(2)

ツバメちゃん(2020年)(0)

ツバメちゃん(2021年)(0)

アニメ(0)

ツバメの撮影(2022年)(0)

リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR