内部被曝検査…
内部被曝検査の実態
原発事故の緊急作業者7800人のうち,
ホール・ボディ・カウンター(機器)による
内部被曝検査を受けたのは1800人。
福島原発作業者の大半は,
普段から地元の派遣雇用者が多い。
上記とほぼ同じ割合の人数で,
地元雇用者(約7千)&東電社員(千)だ。
東電には,内部被曝検査機器が
数台しかないという。
何を言いたいのか…というと,
内部被曝検査を
既に受けたのは
東電関係社員だけ。
おそらく,地元の派遣雇用者などは,
既に相当高いレベルの被曝をしていて,
作業してはいけない被曝レベルに
達しているにも拘わらず,
内部被曝検査もろくにしない状態で
働かされているに違いない。
作業者が現場へ召集される段階から,
他の原発で「積算線量が高い」と
労働を拒否された人材までも
かき集めている実態がある。
直ちに健康被害が出なければ,
それでいい,
ずっと働かせても大丈夫。
彼らに検査なんか必要ない。
高いレベルなのは既にわかってるから。
でも,東電社員だけは
健康被害が出る前に
できるだけ守らないといけない。
内部被曝検査にしても,
機器が足らずに
「進まない」んじゃなく,
はなからヤル気がない。
そういえば…
ベータ線熱傷の作業員は
その後,どうなったのか…
一部のマスゴミは
政界バカ騒動ばかりを
おっかけるのに夢中で,
被曝作業者の実態が
隠ぺいされることなど
追っかけもしない。
もう既に隠しまくっているだろうけど,今後,放射線の医療関係機関が,
「被曝の実態隠し」に
かかるのも目に見える。
世間をなるべく
怖がらせない,
不安にさせないように。
それが,彼らのお題目だ。
そんな綺麗事は,どうでもいい。
ただ,事実を知りたいだけ。
チェルノブイリの例にみるように,
高レベル被曝者は,
火葬することもできない。
放射能が焼き場で拡散され,
周囲が汚染されてしまうから。
気になるのは,福島で汚染された遺体を
ある程度除染したあと,
どうやって処理するのか(したのか)…
全く報道もされない(できない)。
万一,郡山市で汚泥を焼却したように
放射能まみれのご遺体を,
それと知らずに焼いてしまったら…
いろいろと起こり得ることを考えると
空恐ろしくなる…。
「病死」で済ませられる問題じゃない。
災害死と被曝死と病死の相違について
どうやって検死するのか(したのか)…。
作業者など労災(賠償金)の程度も
差異がありそうだし。
この前,原発事故現場で
電動ノコギリ運んで
亡くなった作業者にしても,
「心筋梗塞か?」…なんて
死因を「か?」扱いされていながら
結局,検死もされないで
「持病」にされてしまった。
当初の速報で「持病はなかった」と,
されていたのにね。
疑わしい死因を
検死もしない…というのは不可解。
そういうことだから,被曝死を疑う。
その後,火葬されたのでしょうか?作業者のみならず,自衛隊員も…?
「被曝の実態を隠す」というのは,
国や東電の損害賠償金絡みと
世間の不安による批判を
免れるために他ならない。
当事者や,その家族はどう受け止める。
原発従事者は,
それまで高給優遇されてきたから,
なにかあっても莫大な損害賠償金で
被害者や遺族の多くは
口封じされてしまう…。
寧ろ,「お国に貢献できた」と
戦時中の感覚にさせられる…。
真のジャーナリストや
記者達は,
下らない政争より
そっちを追ったらどうね?
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