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漫画家、水木しげるさん死去、93才/水木しげる・戦争/命懸けで合流した部隊で「死ね!」玉砕、死んだ戦友!69年目/最近、兵士の夢を見る!

漫画家、水木しげるさん死去、93才/

水木しげる・戦争/

命懸けで合流した部隊で「死ね!」

玉砕、死んだ戦友!69年目

/最近、兵士の夢を見る!


戦時中、特に前線では

人間扱いされることなんて

あり得ないことでした。

人間なのか動物なのか

分からないほど、めちゃくちゃだった…!


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水木しげる・戦争/命懸けで合流した部隊で「死ね!」玉砕、死んだ戦友!69年目/最近、兵士の夢を見る!戦時中、特に前線では人間扱いされることなんてあり得ないことでした。人間なのか動物なのか分からないほど、めちゃくちゃだった……

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「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」など

妖怪をテーマにした作品で知られる

漫画家の水木しげるさんが、

30日朝、東京都内の病院で

心不全のため亡くなりました。

93歳でした。




漫画家 水木しげるさん死去 NHKニュース

漫画家 水木しげるさん死去

11月30日 13時04分

「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」など妖怪をテーマにした作品で知られる漫画家の水木しげるさんが、30日朝、東京都内の病院で心不全のため亡くなりました。93歳でした。

水木さんは大正11年に大阪で生まれ、鳥取県の境港市で育ちました。高等小学校を卒業後、新聞配達などをしながらデッサンの勉強を続けていましたが、昭和18年に徴兵されて南方戦線に従軍し、爆撃のため左腕を失いました。復員後、紙芝居の画家やアパート経営などをへて昭和32年に漫画家としてデビューしました。

幼いころお年寄りから聞いたお化けや妖怪の話からイメージをふくらませた「悪魔くん」や「ゲゲゲの鬼太郎」などの漫画が大ヒットし、テレビや映画にもなって、妖怪ブームが起こるなど人気を集めました。

また、自分の戦争体験を元にした「総員玉砕せよ!」や歴史上の人物を題材にした「劇画ヒトラー」では、戦争の愚かさや人の幸せとは何かを問いかけ、漫画界の第一人者として活躍しました。

ふるさとの鳥取県境港市に設けられた妖怪のブロンズ像が立ち並ぶ「水木しげるロード」には、毎年多くの観光客が訪れ、地域振興にも貢献してきました。

また、妻の武良布枝さんが書いた自伝「ゲゲゲの女房」が平成22年にNHKの連続テレビ小説でドラマ化され、「ゲゲゲの~」がその年の流行語大賞に選ばれるなど、水木さん夫婦の生き方に多くの共感の声が寄せられ話題となりました。

水木さんは、平成3年に紫綬褒章を受賞し、平成22年には文化功労者に選ばれています。

水木さんは平成26年12月に心筋梗塞で入院しましたが、平成27年2月に退院してから仕事場にも頻繁に訪れ、仕事の指示などをしてきたということです。

水木さんは今月11日、自宅で転倒し、頭を打って東京都内の病院に入院していたということですが、30日午前7時ごろ、心不全のため93歳で亡くなりました。





水木しげる・戦争

/命懸けで合流した部隊で

「死ね!」玉砕、死んだ戦友!

69年目/最近、兵士の夢を見る!

鬼太郎、漫画家……





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水木しげるさん=竹内紀臣撮影

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毎日新聞より

http://mainichi.jp/shimen/news/20140813dde012040002000c.html

戦時中、特に前線では

人間扱いされることなんて

あり得ないことでした。

人間なのか動物なのか分からないほど、

めちゃくちゃだった……

なんで生きて帰って来た、

みんな死んでる、お前も死ね、

と怒鳴られた戦場の体験が

水木しげるさんの原点。

戦後「かわいそう」という言葉は使わない。

死んだ戦友のための言葉だから‥。

この国で確かにあったこと・2014年夏

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特集ワイド

:この国で確かにあったこと・2014年夏/5 

最近、兵士の夢を見る--漫画家・水木しげるさん


毎日新聞 2014年08月13日 東京夕刊

◇命懸けで合流した部隊で「死ね!」こみあげた怒り--水木しげるさん(92)

「最近、戦争の夢を見る夜が増えた」という。鬼太郎ブームを巻き起こした日本を代表する漫画家、水木しげるさん(92)が見る夢の中で、

亡き戦友たちが無言で目の前を通り過ぎる。水木さんの右手は空をつかむようにして戦友を呼び止める。

だが「『おーい!』と声をかけても誰も振り向いてくれない」。

ジャングルの中で、負傷兵を護送する衛生隊。水木さんはこの地で多くの戦友を失った=ニューブリテン島ラバウルで1944年

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東京都調布市の水木さんの事務所。鬼太郎や妖怪たちのフィギュアやお面が見守る。

太平洋戦争中、激戦地、ラバウル(現パプアニューギニア・ニューブリテン島北東部)にいた。

目の前の机に置いたのは、戦記漫画「総員玉砕せよ!」の初版本。「90%は戦地で自分が見聞きしたこと」という。

召集令状が届いたのは1943年春、21歳の時だった。

古い船に乗せられラバウルに着いたのは秋。ラバウルはガダルカナル島などへの中継地点で、連合国軍の空爆の標的になった。

すでに戦局は悪化し、水木さんの船はラバウルに到着した最後の船だった。

戦場は常識が通用しない世界だった。「上官から毎日50発ぐらいビンタされていました。

水木さん(自分のことをこう呼ぶ)は、一秒でも長く寝ていたいから起床が一番遅い。

だから朝から『ビビビビビン!』とビンタされる。銃の手入れが悪いと指摘されたり、軍の規則に少しでも外れる行動をしたりすれば、

これまたビンタなのです」。兵隊は消耗品と位置付けられ、初年兵と畳はたたくほどよくなると言われていた。

「戦時中、特に前線では人間扱いされることなんてあり得ないことでした。人間なのか動物なのか分からないほど、めちゃくちゃだった」

分隊で、間もなく夜明けという頃に海岸線の歩哨に立った。

望遠鏡でオウムを観察していて時間に遅れそうになり、慌てて隊に戻る途中、分隊は森側から敵襲を受け、全滅。

水木さんは海に飛び込み、現地住民に襲われたり密林の中をさまよったりしながら本隊と合流を試みた。

重い銃や弾は捨て、5日ほどの逃避行。

「時間の感覚がまったくなかった。あるのは『生きて日本に帰りたい』という気持ちだけだった」と振り返る。

死線を乗り越えて部隊に合流すると思いがけない言葉が返ってきた。小隊長は「天皇陛下からもらった銃をなぜ捨てて帰った!」と怒鳴った。

中隊長は「なんで逃げて帰ってきたんだ。みんなが死んだんだからお前も死ね!」と。

水木さんはこの時の心境について一言だけ述べた。「兵隊が逃げていたら戦争なんかできないから、生きて帰ったと叱られたわけですよ。

だけどね、命からがら逃げてきて『死ね』と言われてもできるわけないですよ」

著書「水木しげるの娘に語るお父さんの戦記」(河出文庫)にはこう記されている。

<中隊長も軍隊も理解できなくなった。同時にはげしい怒りがこみ上げてくるのを、どうすることもできなかった>

「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓が、戦場にいた人の心を狂わせた。水木さんは口調に力を込めた。

「体面を重んじたり、部下を忘れて美しく死のうとしたりする上官が多かった。

玉砕という言葉が、生きたいと願う兵隊一人一人の人生に絡みついて離れない感じだった」。

水木さんの直属の上官、27歳の大隊長は、皇国史観の下で「忠臣の鑑(かがみ)」とされた楠木正成に心酔していた。

のちに戦況不利と判断すると玉砕を決行している。

爆弾で手足をもぎ取られたり、腹を撃たれたりしてうめく兵士。戦場では死は常に隣にあり、命は軽すぎた。

作品では仲間の死に兵隊が涙を流すシーンがあるが、

「水木さんは戦場ではあまり悲しんでなんかいられなかった。なんていっても誰かに次の死がやって来ましたから……」。

水木さんがソファから背中を浮かすとシャツの左袖がひらりとした。そう、この人は命こそ助かったが、左腕を失った。

マラリアで40度以上の高熱が出て兵舎でふせっていた時、空襲による爆発で左腕を負傷した。

「バケツ1杯分の出血があった」(水木さん)。

治らないと判断した軍医がナイフで腕を切断。傷口にウジ虫がわき、腕は顔よりも大きく腫れ上がった。

マラリアもひどくなり、状態は悪化。「周りは『死ぬだろう』と言っていました」。実際、埋葬用の穴が掘られていた。

持ち前の体力でなんとか持ち直し、野戦病院に運ばれた。現地住民との交流で食べ物を得たことなどで回復。復員は46年、24歳の時だった。

戦時中にニューブリテン島にいた旧日本軍は約10万人。厚生労働省によると、戦没者は約1万3700人に上る。

ふと気がつくと、水木さんが「総員玉砕せよ!」のラストシーンをじっと見つめていた。兵士たちが玉砕する前に好きな歌をうたう場面だ。

命の最後に選択したのは女郎の歌だった。

<私は~ な~あんで このよう~な つら~いつとめ~をせ~にゃなあらぬ>。突撃。体を吹き飛ばされる兵士、誰にもみとられなかった死体の山、そして白骨の山で作品は終わる。

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「日本に戻ってからは『かわいそう』という言葉は使わなかった。この言葉は戦場で命を落とした兵士のためにあるのですから」。

残った右手がページの上をなでるように動いた。

「これを描いている時はアイデアを考えたりしなくても、何も意識しないで右手が勝手に動いた。あの島で死んでいった兵士がね、描かせたんだね」

再び戦争ができる国を目指しているかのような安倍政権。

現状を戦友にどう伝えるのだろうか。答えはなかったが、「平和を維持するには」と尋ねると、こう返ってきた。

「水木さんは国のことはあまり考えません。それよりも自分の生か死--。この二つを戦場では強烈に突き付けられていました。誰が何と言おうと『自分は生きたい』と思うことが大事なのです」

ひょうひょうとした口調。「平和が大切!」と声高に叫んだりはしないし、国を批判するわけでもない。それでも「戦争は嫌だ」との気持ちが伝わってくる。

暑い。涼を求めて東京都内の大手書店に足を踏み入れると、特攻隊をテーマにした「永遠の0」が平積みされていた。

一方、水木さんが「自身の著作の中で一番好きな作品」という「総員玉砕せよ!」(講談社文庫)は棚に静かに置かれていた。

戦後日本が変わりつつある今、政治家、そして若者に「死んでいった兵士たちが描かせた本」を手にしてほしいと切に願う。【瀬尾忠義】

==============

■人物略歴

◇みずき・しげる

1922年鳥取県生まれ。復員後、紙芝居画家から貸本漫画家に転向。65年に発表した「テレビくん」で講談社児童まんが賞を受賞。代表作は「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童(かっぱ)の三平」など。

毎日新聞より
http://mainichi.jp/shimen/news/20140813dde012040002000c.html





やなせたかし【戦争そのもが悪】正義の戦いそのももは存在しない。アンパンマンの原点は戦争体験。
http://blog-imgs-64.fc2.com/k/i/m/kimito39gmailcom/1406456655907.jpg

『はだしのゲン』反戦争、反原爆のバイブル『戦争に行く前に読むべきだった』 イラク戦争元米兵!!

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なかにし礼、平和憲法は“300万人の死者の血と涙”によって得たもの!日本が各国に運動すべき憲法!
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転載元: 日々物語

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NHKをご覧の方々は、パリで揶揄される安倍総理を知ら無いと思いますが?





パリで始まる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)
外遊しまくった果てにパリまで乗り込んで、気候変動と関係ないテロとの戦いを公言して反り返る安倍晋三へ向けたパリ市内のポスター。
わっはっは!
co2削減のためと言って放射能をまき散らすバカへの皮肉。自国への皮肉も込めたか?
原発の型は日本にゃ無いスリーマイル型だが、安倍の頭で爆発中。

こういうのを日本で貼り出したらどうなると思う?? こういうポスター作って日本のエネルギーをみんなで考えるイベントやるからって公共施設とか借りようとしてみ?
政治的公平性を欠くとかコキやがってひっぺがされ、追い出される。

安倍の自宅の壁、山梨の別荘、地元の選挙事務所なんかに貼りまくってやりたいぜ!

気候変動とは無関係に、この国は酸欠になってるぞ。
(ちょっと歩くと息が上がるのはあながち心不全の症状がぶり返したわけじゃないらしい!)
by、戯作者から


転載元: 情報収集中&放電中

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所詮、小心者の違憲宰相如きは大企業を優遇する欧米の操りデク人形奴隷でしかないことが如実にわかる動画


再掲載~

CIAは、よく噂になりますが、
NSAは、ほとんど知られていない。
暗号の作成と解読だけが仕事だと言っていますが、
実は私達の電話を盗聴している。それが最近判明した。
なんでも隠したがる組織なのです。

在学中に彼らのテストを受けました。
嘘発見器や心理テストなどの結果、
経済ヒットマンにうってつけと判断されたらしい。
私の弱点もよく知っていて、そこにやすやすと付け入った。
つまり金と権力と女、私達の文化の3大ドラッグです。
当時の私はこのすべてに弱かった。
そこが面白いところです。
直接の関係は何もないのです。

NSAは面接して適性を見抜いた後、
私を民間企業に送り込んだ。
巧妙で賢いシステムです。
手をくだすのは民間企業なのです。

外国で我々が賄賂や買収をして当局に逮捕されても、
悪いのは民間企業だ、米国政府ではない・・・。

経済ヒットマンが任務に失敗すると、
今度は「ジャッカル」の出番だ。
政府を転覆し、指導者たちを暗殺する連中です。
彼らも民間企業の人材です。
CIA職員ではありません。

007は政府に雇われ、
「殺しのライセンス」を持っていますが、
いまどきの政府機関の職員は
そういうことはしません。

そういう仕事は民間に委託されるのです。
そういう人間を何人も見てきました。

リーダーは米国ですが、
実のところは各国の企業です。

政府は企業のために奉仕していますから。

次の大統領選の最終候補は
共和党も民主党も
それぞれ数億ドルの資金を
かき集めることになる。

献金するのは
あなたや私ではない。
大企業を所有し経営する人々だ。
彼らが政府の恩恵を受けるのです。

G8とは、多国籍大企業の利益を代表し、
彼らの要請に応える国の集まりです。

欧州でも中南米でも中東でも
大きな抵抗のうねりが起っている。

このようなシステムに基づく
世界帝国への抗議の渦だ。

この帝国は巧妙にできていて、
人々は気づいていない。

軍事力ではなく、
経済ヒットマンが築いた帝国です。


たいていのアメリカ人は
我々の素晴らしいライフスタイルが、
『世界の人々を奴隷化し虐待する邪悪な帝国のおかげ』と気づかない。

でも欧州や中南米を先頭に、
人々は気づき始めている。
※以上1:475:15迄の日本語字幕内容をピックアップ


 


(余談)


田布施の長州人らが明治維新から作ってきた戦争の歴史もまた然り。


幕末から欧米人に操られるまま会社を興した武器商人など、


決して『偉人』とは言えない。


 


もっとも教科書どおりの記憶収集能力に長けただけのオツムが推挙する


ここ最近の歴史上の『偉人』ランキング筆頭といえば、


自ずと前述した土州(土佐)脱藩の武器商人か、

その売買によって得た新式戦力を盾に


いらぬ戦乱を招いた田布施長州テロリスト部落民出身者

あたりが、もっともらしい美談且つ武勇伝を添えて出てくるわけで、


「エライ」は「えらい」でも、「とんでもない」という意味での


「えらい連中」だったことは確かだろう。

明治維新以来、操られた官僚閥政府によって記された歴史の真相は、

『真逆』であることが多い。


 


昨今のテレビ報道番組の殆どは


政府(大企業)に阿って構成されている。

どこかの新聞広告などは、市民を装い、放送法第4条を掲げながら、

TV報道キャスターが主張した「政府批判」を弾圧している。

一方で、大政翼賛アベチャンネル筆頭会長などは放逐したままだ。


最近では、娯楽のクイズ番組やスポーツ関係の番組でさえ、


政治的な広報に利用されているのが腹立たしい。


やれ「日本は偉い!」だの、その日本の『偉人』はどうだったのと、


気づかぬ間に「ソレ」らが脳にインプットされるよう仕向けられている。


自然、その意図を把握すれば、嫌気が差すばかりだ。


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【東京新聞:こちら特報部】◆福島「心の復興」と距離ある被災者たち  -




「心の復興」ってなんだろう?

壊れた建物が解体されて
また新しくそこに建てられるように
人の心も
まっさらにして
またゼロから
いや、マイナスから
積み上げ直して行くことが
そう簡単にできるのだろうか。

私は、出来る、と思う。
でもそれには、条件がある。

なぜ、自分の心がゼロに、マイナスに、
ならねばならなかったのか
原因、理由がはっきりわかり
納得出来る状態にあること。

そして、少なくとも少し先まで
不可抗力で失った部分を補うことが出来ると
補償されていること。

今、そのどちらかでも、あるだろうか・・・

一部の人たちだけが喜ぶ「立ち直った日本」を
演じるため
私たちは「不適切な存在」だ。

ウソにまみれた原発事故のことは
何も真実が知らされず
これから先のことも真っ暗闇なのに
さぁ、立て、進め、忘れてしまえ、と
言われている。

そんな「心の復興」など
私は受け入れられないし
そんなものを復興とは呼ばない。

「心の不幸」である。





-----東日本大震災から五年の節目に合わせ、来年三月末で政府の定める「集中復興期間」は終わる。以後は新たなステージである「復興・創生期間」に入るとしている。
 「心の復興」なる言葉も出てきたが、福島原発事故の被災者はそれを素直には受け入れにくい。被ばくの不安のみならず、喪失感、葛藤、怒りなどが複雑に絡むからだ。復興の加速化が叫ばれて久しいが、少なからずの被災者たちはそれに距離を感じている
-----  (榊原崇仁)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015112302000158.html

札幌に避難した方の感想



転載元: 情報収集中&放電中

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嘘八百の橋下にまだ騙される?大阪府市民

11月22日に投開票予定の大阪W選挙に関し、
橋下徹の『嘘つき語録』を引用します。まだ騙されたい人だけ騙されてください。

選挙のたびに与野党とも「素晴らしい公約」を掲げますが、実際
その通りになったことがあるでしょうか?

選挙演説の上手い政治家は聞き手を酔わすのが得意です。

「私に任せれば誰もが主役になれる政治を行います」

「女性が輝く世界を作ります」

「社会の仕組みを変えて見せます」


悪徳セールスマンも、

「絶対に損はさせません、私に任せてください。

 この過去の統計を見ても株価は必ず上がりますから」

と客を説得します。

渋る客には、

「今の生活を脱却したいんでしょ?

 元の生活に戻りたいんですか?

 戻りたくなけりゃ一歩前進するしかないじゃないですか!」


これを橋下徹は8年間言い続けてきました。


5月17日の住民投票直前に橋下は


「都構想の住民投票は1回しかやらない」


「賛成多数にならなかった場合には都構想を断念する」

と明言し、

「今回が大阪の問題を解決する最後のチャンスです。

 2度目の住民投票の予定はありません」


「衰退する大阪を変える最初で最後のチャンス」


「僕のことはキライでもいい。大阪がひとつになる、
 ラストチャンスなんです」


「大阪を変えれるのは、このワンチャンスだけ」


と言い続けていたのです。



ありとあらゆる場所で、


橋下は「これが最後だ」

繰り返してきたのです。


住民投票否決後の会見で、記者から

「(政界復帰は)100%ないですか?」

と問われると


「ウソをつく必要もない。政治家は僕の人生から終了です」

と即答しています。


「市長任期まではやるが、それ以降は政治家はやらない」


「もう政治家はぼくの人生では終了です」

「ぼくみたいな敵をつくる政治家がずっと長くやるなんて

世の中にとって害悪」


どんなに状況が変わろうが将来にわたり政治家に戻ることはない


と断言しましたが、現在「おおさか維新の会」なる政党をつくり
政党の党首に納まっています。

5月に大金をかけた住民投票で、大阪市民が下した判断は一体
なんだったのか?

大阪府民市民は、橋下徹と松井一郎のチンピラヤクザの呪縛から
いつになったら目覚めるのだろうか?



下のような人を騙すテクニックの著書を何冊も執筆してる人物
何時まで信用するのだろうか?

※以下リンク(著書の表紙)
http://www.fastpic.jp/images.php?file=0999693384.jpg
http://www.fastpic.jp/images.php?file=0101052104.jpg

こうして彼は嘘を言い続けているわけですが、これしか彼には
方法がないんだと思います。

8年の実績が素晴らしければ誰もがついていくはずです。

しかし過去記事にも書いたように実績がマイナスばかりなので
今後の夢を語るしか彼には出来ないのです。

「8年経っても道半ば」だと・・・。


※文字や行間の体裁を若干修飾して引用掲載しました。


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新選組作品『油小路の決闘』 2種類の字幕動画 

T『新選組』第15話(油小路の闘い)省略編

音声なし。字幕とBGM(本作品とは無関係)のみで内容紹介。
鶴田浩二(近藤勇)主演の『新選組』(異色的時代劇)。
※ツルタ新選組=T『新選組』
栗塚 旭(土方歳三)※脇役
黄金期の土方とは異なり、「ゴンブトなデビル眉」。←パロディ化続編あり。
※画質的に劣化部分多々あり。敢えて劣化を利用した部分あり。

『新選組血風録』 油小路の決闘(省略字幕版)



音声なし。字幕画像による簡易解説(本作品とは別のBGM)。
画質が荒く、画像にスジやアラがあります。
モノクロ画像に※オリジナルで光源染色を施した初期のもの。

光源染色=色指定や範囲指定を用いたカラーペイントなどの
いわゆる「ベタ色の指定塗り」ではなく、モノクロ画像全体を対象に、光の三原色効果を幾重にも重ねて画像の色素を浮かび上がらせたうえ、更に画像の色彩調整を重ねることによって、モノクロの中から天然色の持つ色素を浮かび上がらせる手法。色素調整は独自のサジ加減によるもので、その効果を試しています。

1867年3月、新選組から分離脱退した伊東甲子太郎及び古参幹部の藤堂平助。薩摩の西郷は、伊東や藤堂らを買収し、目障りな新選組を瓦解させる策を弄した。新選組は伊東ら『御陵衛士(高台寺党)』一派を同年11月18日(旧暦)、油小路にて斬殺。後に高台寺の残党は、竹田街道墨染め付近にて馬上の近藤勇を狙撃。近藤は脇腹から肩口に銃弾が貫通する重症を負った(墨染事件)。



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違憲内閣『アベノバカノカベ』

憲法第53条

内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議員の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。


野党の要求が総議員の4分の1以上であるところ、安倍内閣は『首相の(売国)外交日程』のため、
臨時国会の召集に応じない。
首相などいなくても臨時国会は開けるにも拘わらず、「戦争法」に続き、憲法や国会(国民)を
蔑ろにし、軽視し続けているのだ。


国内では「パンツ香典」議員を庇い、
国会論戦から逃げ回ってるくせして
安倍は他国で『テロには屈しない』などと
エエカッコしいで豪語している。

しかも、憲法第53条の「しなければならない」という文言に対し、「期限はない」と勝手に屁理屈を付けて国会開催を引き延ばすという姑息さだ。

もはや憲法解釈どころか
「日本語そのものの解釈」さえ歪めて認識する
幼稚で愚劣なバカの壁と化している。
 

11月10日及び11日、衆参両院で僅か2日間だけ開かれた予算委員会の閉会中審査では、
火中の『パンツ・香典大臣』の説明は
まったく不十分であったところ、これまた勝手に
「説明責任は十分果たされた」などと
公言している安倍。

犯罪者が自ら「犯罪はなかった」と嘘をつく説明を行い、「十分、責任は果たした」と勝手に納得し、
そしてその犯罪者を大臣に据えた責任を追及されることを恐れて庇い、国会を開かない憲法違反を公然と行っているのが日本の首相というヤクザ政権。

引き続き、証人喚問による高木の証言の真偽
(偽証)を問うべきところ、
話題が沈静化することを期して
国会を開こうとしない卑怯ぶりだ。
 

そもそも「違憲内閣」の安倍政権は、
「戦争法」の暴力採決(不能)による
憲法第9条違反を公然と強行しただけでなく、
『辺野古米軍新基地建設』についても
国の行政機関である沖縄防衛局を
「私人」とみなして
「行政不服審査法」を濫用(悪用)してまで
埋め立て工事を強行している。

しかも新基地建設反対派の強制排除については、
地元の県警によらず、東京警視庁の人員を派遣してまで行うという強権に次ぐ強権暴挙を重ねている。


過日、翁長知事の埋め立て承認取り消しを
『違法だ』とメディアに向け公言した安倍に対し、
算委員会の参院質問で
社民党の福島みずほ議員から
「なにが『違法』なのか?」
と問われたことについて、
安倍は一切、「丁寧な説明」答弁などせず、
菅官房長官に丸投げした。
 

違憲戦争法の説明責任も不十分、
パンツ変態香典大臣の説明責任も不十分、
沖縄新基地建設強行の説明も不十分、
そしてTPP交渉内容の説明も不十分、
臨時国会も召集しない、
説明もろくにしない、できない、
違憲常態化の安倍内閣が、
『我が国は法治国家だ』などと、
シタリ顔でみっとない強弁をしている


憲法ひとつ守らず、進んで破壊する安倍内閣が、
国内法を更に投資家の都合で破壊するのが
TPP交渉の魂胆だ。

 

TPPは、国家の最高法規より上位に位置付けられるとされ、その上位に米国議会法が置かれるという構造が押しつけられるという。

条約による奴隷支配構造の強化と、
多国籍企業投資家らによる「国家法規の破壊」
という要素が含まれている。

日本では、戦争法による憲法(9条)破壊と
TPP交渉による国内法の破壊が同時に行われようとしている。


『大筋合意』は「正式合意」ではない。

正式に決まっていないものを
安倍内閣では、いかにも決まったかのように
垂れ流して喜んでいる。

ここでも日本語を都合良く悪用し、
戦争法同様、先に既成事実を設けたように装うという誤魔化しをやっている。


『オオスジ』などという
漠然とした文言をメディアに
ひつこく報道させることで、
既にTPP条約が確定(批准)したかのような
洗脳を国民に向け発信し続けている。


これにより、安倍内閣では臨時国会も召集することなく、たった2日の閉会中予算委員会を開いただけで経過的なTPP予算審議のアリバイ作りをし、
米国の年次要望書どおりに、
TPP関連予算を先走って盛り込む予定を立て、
親米奴隷官僚による『国内法規の改定』と称する
文言をそれとなく流布することで
国民をひたすら欺こうという目論みだ。


しかも、国内ではTPP関連予算を設けることで
地方へ金をばら撒き、
来年の選挙戦に臨もうという算段さえしている。
 

他国や米国で、未だTPP交渉に関する議会の批准がなされていないにも拘わらず、
日本だけが『大筋合意』『オオスジゴーイ』と
バカの一つ覚えなのか、『流行語』並に
「アベの広報支援」をしているのだ。
 
国会も開かず、承認もないまま、
秘密交渉の中身もよく知らないまま、
条約発効もないまま
売国安倍政府の『セールス・トーク』を
右へ倣えで伝達し、何の疑問も抱かない。
それこそ
アベノバカノカベ=脳無しの証でしかない。
 
現行憲法をひたすら無視し、
ブチ壊し、国会も開かない連中が、
お粗末でウスッペラな改憲草案を押し付けようと
するなど言語道断、絶対に認めない。
時が経過しようが忘れっこない。


TVも見なけりゃ、
スポーツ・芸能・娯楽も関係ない。
憲法に従わない安倍内閣は、
強権に胡坐(アグラ)をかき、
国民の権利を破壊するばかりだ。


国外のテロよりも
「国民の政治言論攻撃」が、
安倍自公政権を破壊するため、
手ぐすね引いて待っていることを忘れるな。

国会を開いた途端、
またみんなで火をつけてやろう。







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沖縄・辺野古(共産党:赤嶺政賢衆議院議員)11月10日付け衆議院予算委員会

沖縄・辺野古の新基地建設に関する『代執行』=翁長民意を完全に無視した国権濫用の件について、11月10日、衆議院予算委員会において、共産党の赤嶺政賢議員が質問に立った。


 
沖縄防衛局は、翁長知事の辺野古新基地建設にかかる「埋め立て承認取り消し」に対し、本来、国民が行政機関に対して行う「行政不服審査法」を濫用し、国の行政機関であるにもかかわらず「私人」として国土交通大臣に不服を申し立てた。

「承認は免許制」なので、国といえども勝手に工事着手できない。
それ故、事実上「国の所有地(海域)」に「国で閣議決定」した
「国家事業の基地建設」を強引に行うことを目的にしているにもかかわらず、民意の代表者である沖縄県知事の反対を完全に無視して
「国家事業」を担う「行政機関」が、突如として「私人」の立場に豹変し、既に国の基地建設方針を閣議で了承している国土交通省(大臣)に対して不服を申し立てた結果、明らかに公平性を欠く、
異常で悪質な「法の濫用行為」が平然と行われ、翁長知事の権利を無効化する「代執行」決定によって、基地の埋め立て工事を早急に再開させる・・という暴挙に出た。

政府翼賛メディアは、早速、この一連の不当な「代執行」を正当化し、『工事の差し止めはもはや不可能であり、翁長知事は手詰まりになった(抵抗や反対デモはやめろ)』というような内容を報道する一方、国の勝手な解釈による行政手続きの在り方(違法性や瑕疵)を追及することすら放棄している。

「翁長知事による埋め立て承認取り消し」に対して既に訴訟を提起している行政側の主張では、沖縄防衛局は、「国の基地建設事業を行う」行政機関として「私人」という立場をとっていない。

法廷では「私人」を用いず、不服審査では「私人」と化す。
こんな道理が認められるわけがない。


国の「基地建設推進行政機関」同志が、基地建設に都合良く勝手な解釈をして、「民が国や行政機関に対してする行政不服審査権」を悪用していることは明らかだ。
簡単に言えば行政機関が行政機関に対して不服審査をする構図だ。


こんなバカげたことを、安倍首相も中谷防衛大臣も、今委員会の場で追認する答弁をし、『正当だ』の『法に基づいて』だのと詭弁を弄して国民を欺いている。

戦争法の閣議決定同様、国家権力の異常な法解釈濫用による民衆(国民)への有無を言わせぬ国策の強要は、暴力行為に等しい。

 
更に、防衛局が行った環境アセスメント(環境監視)は「環境監視等委員会」が行うことになったが、その委員会の委員3名が辺野古の埋め建て受注業者から多額の寄付金等の金銭を受領していたことも発覚している(買収された模様)。


「沖縄防衛局の事務作業を担当している」と、中谷防衛大臣が答弁した「イデア」は、辺野古埋め立て事業の受注業者である。
紛れもなく「利益相反」に該当する。

寄付金や研究費を受領したことを認めた委員らは、
「指導助言は果たされていた」と白々しく言うが、
彼らの発言内容を示す議事要旨が確認されていない。


「公平性・中立性は保たれていた」というのであれば、
議事録を公開すべきである。
審議内容は、科学的根拠があるか否かが焦点であるが、
それすら明確になっていない。


やってることも言ってることもムチャクチャな出鱈目ばかり。
ご都合主義の法解釈で、まともな人間のやることじゃない。


ほかにも「抗議やデモが煩いから」という理由で、
国が直接、辺野古周辺の区長らに補助金を交付するという
「基地建設反対派排除・差別化」の件についても、
米軍基地の俳弾処理の騒音(爆音)は長年放置し続けながら、
民衆のデモだけは煩いからやめさせたいという国側の矛盾した解釈と得手勝手な判断が菅官房長官のクチから吐き出された。

「夜間工事や、しないとされている早朝工事までやっているから民衆が反対しているんだ!」

と、赤嶺議員からは憤激の反論。

なんと、「芝刈り機」までが補助金(口封じ寝返り金)の対象となっているという。金で人を手懐けるにも程がある。

菅官房長官は、これを「どこでもやっている、当たり前のことだ」
と更に冷淡に吐き捨てた。

日本人のツラの皮を装った「米獣」(べいじゅう)が
日本政府の中枢に蔓延り、忠実なる米国国家の家畜、犬畜生よりも劣る振舞を見せている。

立場や地位など問題にならない。
国の政治が劣悪の極みに達している。

反面教師として、
悪党らによる悪政を学ぶには、絶好の学習材料だ。

パンツ大臣への質問柚木道義(民主党・無所属クラブ)

リアルタイム以外の時間帯にも視聴可能なので
TV中継の有無や時間帯に縛られることもなく便利です。


引き続き、11日の参議員予算委員会

僅か2日の予算委員会(TPPの形式的国会事前承認の真似事)で
何が「説明責任を果たす」だッ( `ー´)ノ!
臨時国会ちゃんと開けヨッ!卑怯な月面逃避行の出鱈目総理!
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福島原発事故から4年半。原発から20キロ圏内の「死の街」。外国人写真家の撮った浪江町、双葉町、富岡町。

福島原発事故から4年半。原発から20キロ圏内の「死の街」。外国人写真家の撮った浪江町、双葉町、富岡町。

2015年11月09日 Everyone says I love you !

かつて、福島原発事故の周辺地域を
「死の街」と思わず言って非難され、辞めさせられた民主党政権の大臣がいた。鉢呂経産相が福島原発周辺を「死の街」と言ったのは正しい

原発事故から2年たった2013年3月、首相になった安倍総理は福島を訪れ、
「時が止まったようだ」と言った。

安倍首相が浪江町を訪問「時が止まったようだ」 放射線管理区域の4倍の年20ミリシーベルトでも避難解除準備

ポーランド人の写真家、Arkadiusz Podniesinski(アルカディウシュ・ポドニエシンスキ)氏が2015年9月、福島第一原発から20キロ圏内の立入禁止区域に足を踏み入れ、その現状を写真におさめ公開した。
http://www.podniesinski.pl/portal/fukushima/

ポーランドもチェルノブイリ原発事故の被害を受けた国。
「福島の原発で起きた大惨事は、地震や津波のせいではなく人災である」と述べる同氏が明らかにした、現在の福島の姿は、欧米の多くのメディアでも取り上げられており、再び世界に衝撃を与えている。 

「死の街」となった街。浪江町。双葉町。富岡町。

福島第一原発の事故では約16万人が避難した。そのうち12万人は、4年半たった今も家に戻ることができない。

打ち捨てられたお店。

無人の学校。
学校の1階の教室。黒板の下には津波がここまで来たことを示す跡が残っている。教室の黒板には、「頑張るぞ、福島!」など、生徒や被災地のボランティアなどの書き込みがある。

荒れ果てた田、畑、牧場。

原発事故が起こってから間もなく、牛の皮膚に奇妙な白い斑点が現われ始めた。牧場主は、この斑点は牛が放射能に汚染された草を食べているからではないかと考えている。牧場主はこの事実をメディアを通して公表しようと、牛1頭を一緒に連れて国会の前で抗議した。しかし、残念ながら牛たちの継続的な血液検査を行うための資金を集めることができず、資金を援助しようという人もいない。

捨てられた車。所有者の同意がない限り、動かすことはできない。子供たちは後ろの丘に避難した。

「除染」された汚染土の山。これを今度はどこに持って行くのか。
「避難区域に足を踏み入れたとき、最初に気付いたのは除染作業の規模が非常に広いという事でした」

「この事実が、政治的なプロパガンダや原発事故の影響を軽く見ようとするロビイストなどに影響されることなく、私自身の結論を導き出すことにつながりました」。

「被災者たちは、『30年後には汚染土を入れた除染袋が無くなる』という日本政府のいうことを信用していません。彼らは放射性廃棄物が今後もずっと残るのでは、と心配しています」(ポドニエシンスキ氏)。

こんな現実を見ようとしないで、我が国の政府は、全国の原発を再稼動しようとしている。

FUKUSHIMA
http://www.podniesinski.pl/portal/fukushima/

writing & imagery by:
ARKADIUSZ PODNIESIŃSKI
16 września, 2015
translated by:
Jon Tappenden

参考記事
ポーランド人の写真家が撮影したフクシマの「今」が再び世界に衝撃を与える
http://irorio.jp/sousuke/20151013/267507/

福島の避難区域、外国人カメラマンが捉えた原発事故から4年半の姿【画像】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/10/fukushima-pictures_n_8273360.html


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IAEA(国際原子力機関)が「福島原発事故の主因は原子力安全神話だ」と最終報告書で指摘した。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/8b007de98f63795667d3bb1a11b17fed

福島地裁 原発事故の避難者自殺で、東電に賠償命じる判決。これでも原発事故では人が死なないと言うのか。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/746f3495a13d4a220d618c85b163d8e2

福島第一原発事故で出た汚染土の中間貯蔵施設が大変なことになってる件について
http://world-fusigi.net/archives/7902882.html

福島第1原発から雨のたびにセシウム・ストロンチウム高濃度汚染水が外洋に流出 これを東電は10ヶ月間隠蔽
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/ef22fe87b71ce719cdaeaf8e6a3ca185

温室ガス対策 経産省案の原発比率20%は既存全原発再稼働・老朽原発60年運転・新しく原発建設という意味だ
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/377b191ff11ea45862905a0b058268a3
原発再稼働にしても、武器輸出禁止三原則の放棄にしても、南京虐殺否定の歴史修正主義にしても、目先の利益に囚われて大きなものを喪っています。


転載元: 真実の報道

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香典バンツ大臣は偽証で昇天。逃げ切ろうったってそうはさせん!

御慰み程度に開かれた予算委員会(11月10日)では、
「パンツ泥棒」大臣が、別件の香典疑惑(公職選挙法違反)に
関し、予想どおり、堂々の「偽証」答弁を披露した。

この件についても、下着ドロ犯罪同様、既にウラは取れており、
遺族らが葬儀当日に直接、高木議員から香典を受け取っていないというのだ(代理人または後日の弔問が確認されている)。

引き続き証人喚問にて真偽が問われれば、
「アタマ隠してシリ隠さず」の高木の大嘘が明白になり、
まさにシリから火を噴く勢いで大臣席から打ち上げられ、
「枕花(マクラバナ)公選法違反」と虚偽の証言(偽証)で、
そのクビもフッ飛ぶことになる。

おさらい▼衆議院ネット中継 

リアルタイム以外の時間帯にも視聴可能なので
TV中継の有無や時間帯に縛られることもなく便利です。
そんなわけで、いつでもアーカイブが見られる…ということもあり・・
パンツの質問時間柚木道義(民主党・無所属クラブ) には、
オラ、ついうっかりウトウトしちまった・・どうでもいい(;´Д`)



引き続き、11日には参議員予算委員会が開かれる。

僅か2日の予算委員会で
何が「説明責任を果たす」だッ( `ー´)ノ!
臨時国会ちゃんと開けヨッ!卑怯な月面逃避行の出鱈目総理!




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ケツまくって逃げ出したい「尻ボタル」高木大臣の尻に火!予算委員会炎上必至!更に「香典寄付の公選法違反」を問われる(10日、11日)。


予算委員会で事実上、尻から火が吹くときがきた!



不特定多数カレンダー配布(公選法違反)の島尻大臣、森山大臣にも当然、暴力団絡みのドス黒い火の粉が吹き上がる。


「火吹き尻ボタル」兼
「下着泥棒犯罪」兼
「香典寄付の公選法違反」
が問われる「破廉恥露出狂」大臣高木筆頭に、
政治と金絡みの「炎上大臣」らが
文字通り、「火だるま」になる。
それらの任命責任者として
アベの尻まで延焼させる火種になるや否や?


僅か2日足らずとはいえ、
大炎上が予想される予算委員会の様子を
「アベさまの犬HK」は、やはり「公狂放送」だけあって
フルで中継しない?・・・おなぐさみ程度にやるだけ?

毎日のようにアベの名前をニュースで垂れ流してるくせに、
いくつもチャンネルがあるくせに、
国民から強制的に視聴料ブンどってるくせに、
国会中継は、また相撲中継にダブらせて早々にカットする?
まあ、もうあんなアベ大本営放送局に期待するだけ無駄だね。


衆議院ネット中継(8:55~)、必見。 

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=TD#today


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島田順司さん『ブログの休暇&リニューアル予定等のお知らせ』・・だそうです(*´▽`*)

ここ数日、島田順司さんのアメーバ・ブログや
プロフィール画像が表示されなくなっていたので
(「退会したので表示されません」・・ですと!)
島田さんの旧ブログ(ヤプログyaplog)を
拝見したところ、
以下の「お知らせ」が掲載されていたので、
とりあえず全文をコピペして、
こちらへ掲載しておきます。

俳優・島田順司です。みなさまとの交流と憩いの場。よろしくお願いします。
皆様へ。大切な御知らせ。 1
November 02[Mon], 2015, 16:39


※アメブロの方はリニューアル中で更新が出来ない状態にあるので、此方で御知らせさせて頂きます。
尚、ヤプログは本文が短い文章で無いと受付け無い為、1・2に分けて御知らせを致します。

突然ではありますが、しばらく新旧ブログをお休みさせて頂きたいと思います。更新がなかなか出来ずお待たせする間が気に掛かる為、身体の調整・仕事を第一に頑張りながら、出来る範囲でブログをやって行けたら良いと考えております。
再開する時にはこれまでとは違った新しい形でブログを始めたいと思います。
関係者・スタッフと話し合いながらの作業で暫くは時間が掛かるとは思いますが、その時には皆様と楽しいやり取りの出来るブログを作りたいと考えております。

以前の揉め事についてですが、私はその件はもう話したくはありません。
関係した方・それに伴う方へ、この先は関わり合わず蒸し返す事無く、互いに関係の無い所で過ごしましょう。全て忘れたいと思います。
時折、そちら側の方がコメントを下さる事が御座いますが、どういった御考えがあれど、もう一切の接触はお控え下さる様お願い致します。
昔の作品や当時の仲間を大切に思う気持ちに変わりは御座いませんので、気遣い等は無用です。
今回の御知らせに関する御意見も必要有りません。

私・並びに、こちらの関係者に対して一切の関わりや批判等を示して来られない限りは、私もスタッフも今後一切この件を再起動させるつもりは有りません。
旧ブログを含め記事・コメントは、関係者・スタッフと共に全て大切に保管して行きますが、必要な事態が起こらない限り、トラブルに触れた記事の再度公開や一部の悪意あるコメントに対する訴えを起す事はしないつもりです。

一連を見守って下さった皆様も、どうぞこの件に関して今後どちらでも触れない様お願いします。

以上、宜しくお願い致します。
2
へ続きます。→

 
 
 
俳優・島田順司です。みなさまとの交流と憩いの場。よろしくお願いします。
November 02[Mon], 2015, 16:41


突然の事で皆様には大変驚かせてしまいましたが、前向きな検討ですのでご協力お願い申し上げます。
これ迄ブログを応援して下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。新しいブログにご期待下さい。
尚、アメブロのメッセージ欄が受付け状態になっておりますが、その欄が削除が出来ない為です。
現在、メッセージの受付けは行っておりません。

今後の仕事のスケジュールは事務所HPを御覧下さい。
各お問い合わせ等は事務所にお願い致します。

暫く時間を頂きますが、何事もなく良い方向へ進めて行ければ幸いです。


島田 順司

 

島田さんの温かいメッセージを心待ちにして、
ブログのリニューアルを期待していま~す。

※沖田総司は「役者・島田順司」にとって単なる「ひとつの役柄」でしかありません。永遠の沖田のイメージを大切にしながらも、それのみに囚われることがあっては「役者業」としての支障ともなります。
そういった「役者の立場として当たり前のこと」も考慮せず、沖田崇拝(理想)しかできない人達が、一個の役者に対して、「沖田のイメージを崩す役者であってはならない」と、意固地なまでに願望を押し付けようとするのは完全に間違いです。『結束役者』という枠組を役者の枷にして苦しめるのは、実際に生きた沖田総司の魂を踏みにじっているも同然です。成長し、老いていけば、誰でも皺やシミが表面に出てくることは当たり前です。役者として様々な役柄を演じてきた生きざまを「認めない」「拒む」など、その神経こそが「シンジ」られません。 

自然に、いつでも、どこでも蘇る「沖田総司としての好印象」。
ファンにとっては、その好印象を、ふとしたときに思い起こすだけで、いつでも、どこでも、幸せ気分に浸れるという、無償の贈り物をいただいているわけですから、本当に貴重で有難いことです。

「役者冥利」という言葉をよく栗ちゃまもお使いになりますが、
「当たり役」というのが無名の役者に天命を与え、
無名の役者がその役の運命に身を重ね、
一個の役者として開花した証でもあるので、
「当たり役」が存在することは、
役者生涯の「誇り」であるし、
「永遠に印象に残る役」などは、
なかなか出会えるものではないはずですから、
本当に貴重なことです。

「過去の栄光」というばかりでなく、
宿命的に授かった「栄光の運」だと思います。

役柄に沿うように・・とか、
イメージを保とうとか、
印象の壁を越えようとかいう必要もなく、
努力しなくても、気が付けば自然にくっつるもの・・・なんですね。
島田さんに憑依する沖田総司というヤツは。

ナマミの役者さん本人が、
「ソレ」とは全く違う中身であろうとなかろうと、
そんなことはどうでもいいのです。
寧ろ、一個の人間として、違っていて当然なんですから。

イメージなんてものは、
個人が勝手に描いているもので、
空気みたいなもの。

押し付けちゃったら、もうそれは漂う気体ではなく個体の塊として、
相手に覆いかぶさるだけで、害になるだけですからね。

フワフワ漂って、いつでも蘇るし、いつでもどこかへ消える。
そういうのが、役者さんにとっても一番理想的な見え方なのでは?
ファンも、そういうふうに捉えていれば、おかしな印象の押し付けなどしなくて済むのに・・と思う今日この頃です。
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竜馬と龍馬―「明治維新という過ち」

~日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト~

「明治維新という過ち」
という長州テロリストによって作られた国家の真実を述べようとした本です。



今まで数多くの歴史小説や映画やテレビドラマで作られた、幕末から明治維新という名の日本国家。
その史実を根底からくつがえすような本です。

本を宣伝するつもりはありませんが、ポイントを抜粋して紹介します。

はじめに

(前略)

日本人は、幕末動乱のドラマが好きである。
ところが、幕末動乱期ほどいい加減な〝お話″が「歴史」としてまかり通っている時代はなく、虚実入り乱れて薩長土肥(薩摩・長州主 佐・肥前) の下級武士は永年ヒーローであった。
中でも、中心は長州と薩摩であった。

竜馬龍馬

それにしても不思議である。

天皇のおわす御所に大砲をぶっ放すという、過去の歴史に存在しない暴挙を決行して「朝敵」となった長州が、大どんでん返しで政権を獲ってしまうのだから、いつの時代も政争というものは分からない。

この一件に限っていえば、これには薩摩の存在が大きく作用している。
いうまでもなく、大河ドラマなどでお馴染みの「薩長同盟」の成立である。

これがなければ、どんでん返しは起こるべくもなかった。

薩摩は、何故朝敵となった長州に手を差し伸べたのか。
最後の将軍・徳川慶喜は、何故政権を放り出したのか。
会津・庄内・二本松などの奥羽列藩は、何故あれほど苛烈に長州・薩摩に対して徹底抗戦を貫いたのか。

このような幕末の歴史には、それなりに既に回答が用意されている。

回答を書いたのは、「朝敵」の烙印を押されたはずの長州人である。

そして、「明治維新」そのものに対する評価に疑問を差し挟む余地など、これまで全くなかったのである。

しかし、「御一新」、つまり『大政奉還』『廃藩置県』の後は、長州・薩摩の世になったということを忘れてはならない。

つまり、明治以降とは、長州・薩摩の世であり、このことは根っこのところで大正、昭和を経て平成の今も引き継がれているということなのだ。

即ち、私たちが子供の頃から教えられ、学んできた幕末維新に関わる歴史とは、「長州・薩摩の書いた歴史」であるということだ。

どのような幕末資料を読むにしても、まずこのことが大前提となるのである。

「勝てば官軍」といういい方がある。
きっかけはどうあれ、経緯はどうあれ、そして手段はどうであれ、勝った方が正義になるという人の世のやるせない真理を、この言葉は端的にいい当てている。

あの時、この言葉を呟いた人びとは、長州・薩摩、そして土佐が自称した「官軍」が普遍性のある正義でも何でもないことを承知していたのだ。
この言葉は、あの時会津が勝っていれば、即ち会津が「官軍」となったのだと、明快にいっているのだ。

そういう戦の勝者が、自分の都合に合わせて歴史を書くことは極めて普通のことであり、このことは古今東西、全く変わらない。
そのことを承知しておくことが、歴史を学ぶ、ひいては歴史に学ぶ知性であることを知っておくことが肝要なのだ。

我が国においても、『古事記』 『日本書紀』 が時の天皇政権の立場で編纂されていることは、誰もが承知している。

『記紀』 は、政権がようやく安定してきた八世紀に成立したものである。

ただ、『記紀』 はやはり勝者の立場で編まれたものではあるが、遥かに長閑(のどか)である。

歴史上の政権というものは、時間をかけて安定に向かうものであって、その長閑さが普通である。
私どもが教えられた幕末の歴史には、つまり長州・薩摩政権の書いた歴史には、そういう大らかさが微塵もない。

それは、展望をもたない強引な政権奪取であったからだと思われるが、この場合の「強引」とは、いつの世も政権奪取というものは強引なものであるという「当然」の域を超えているという意味である。

大切なことは、そういう歴史がこの百四十年以上綿々と教えられてきたという事実であり、そういう「長州・薩摩の書いた歴史」をまずは知るということであろう。

それを知った上で、「長州・薩摩が書かなかった」ことの実相を整理した方が、歴史というものの正体、恐ろしさを知ることができるというものだ。

(中略)

例えば、私の大学の大先輩・故司馬遼太郎氏の著作に『竜馬がゆく』という作品がある。
改めていうまでもないが、これは司馬さんの小説である。
つまり、フィクションである。

だからこそ、司馬さんは「龍馬」とせず、敢えて「竜馬」とした。
つまり、論理的にいえば「坂本龍馬」という土佐の郷士崩れのような男と「坂本竜馬」は別であって、司馬さん自身がそのことを十分意識しているということなのだ。

勿論、歴史上の人物なり事象を小説という形にする時は、それはそれで別の有効な作用が働くことがある。

司馬さんは、ご自身が認める通り〝龍馬ファン〞である。
私は龍馬が好きで、好きで、とあちこちの書き物で〝弁明″に努めている。

頭を掻き掻き、照れ笑いをしている司馬さんが目に浮かぶような調子なのだ。
ところが、多くの人がこの小説に描かれた竜馬を、「坂本龍馬」の実像だと信じ込んだ。
そして、このことが幕末動乱史の解釈を大いに誤らせたことは事実である。
坂本龍馬とはそれほど巨大な人物でも何でもない。
幕末の実相をあからさまにしようとするなら、『竜馬がゆく』における「竜馬」を、「坂本龍馬」にすっぽりと重ねてはいけない。

「薩長同盟」の立役者、『大政奉還』の献策、『五箇条の御誓文』の基になったとされる『船中八策』の立案策定等々から、さまざまなエピソードに至るまで、この人物に関しては麗しき誤解が余りにも多い。

過去、坂本龍馬については、三度のブームがあった。
つまり、龍馬とは、吉田松陰などと同様に死後その名を広く知られるようになった人物である。

彼を世に出したのは、新政権がようやく落ち着きをみせ始めた明治十六年に地元高知の地方新聞が掲載した連載小説である。
これによって、龍馬は世に出た。

二度目が日露戦争時だといわれる。

龍馬が皇后の夢枕に立ち、「帝国海軍は絶対勝つ⊥といったという、当時の有力紙に掲載された有名なエピソードである。

いうまでもなく日本海海戦の直前のことだが、これなどは、土佐出身の宮内大臣田中光顕あたりの作り話であるとしか考えられない。

三度目が、昭和三十七年から産経新聞に連載された司馬さんの『竜馬がゆく』が起こしたブームである。

このブームが定着し、龍馬は今や国民的人気を得ているといっていいだろう。
一つ、二つ冷や水を注しておくと、坂本龍馬という男は長崎・グラバー商会の〃営業マン〞的な存在であったようだ。

薩摩藩に武器弾薬を買わせ、それを長州に転売することができれば、彼にとってもメリットがある。

グラバー商会とは、清国でアヘン戦争を推進して中国侵略を展開した中心勢力ジャーディン・マセソン社の長崎(日本)代理店である。

この存在が「薩長同盟」の背景に厳然とある。

朝敵となった長州は武器が欲しい、薩摩は米が欲しい……この相互メリットをグラバー商会が繋いだ。

薩摩は永年密貿易の経験があり、長州は口では「攘夷断行!」と喚いてはいたが、既に秘密留学生(井上聞多、伊藤俊輔がこれに含まれている)を送り出していたほど共に幕府の禁令を無視する存在であった。

つまり、薩摩小松帯刀(たてわき)、長州桂小五郎が重視したのはグラバー商会であって、グラバー商会の利益を図る龍馬が「薩長同盟」に立ち会うようになったのは極めて自然な経緯ではなかったか。
私は、そう考えている。

盟約書の裏書は、第三者なら誰でもいいわけで、それがグラバー商会の意向を反映する人物なら、この同盟の目的からみても、あれほど憎しみ合った長州と薩摩双方とも納得できるはずだ。

単なる一人の脱藩浪士なら、その人物を個人としてどれだけ評価したとしても、潜在的に討幕の意思をもち続けてきた外様二大雄藩が、藩の命運を託することなどありようがないのだ。

尤も、龍馬とグラバー商会との関係から最近では龍馬=フリーメイソン説が出ているが、それは〝図に乗り過ぎ″というものであろう。
いずれにしても、坂本龍馬とは、日本侵略を企図していた国の手先・グラバー商会の、そのまた手先であったということだ。

また、龍馬の脱藩の理由は全く分かっていない。
そして、勝海舟を殺しにきて、逆に感化されて弟子になったなどというのは、ドラマとしては面白い話だが、私はウソであると思っている。

御一新後、勝自身がそう語っているではないかという反論を受けるだろうが、それは勝の「ホラ」の一種であると断じていいのではないか。

勝海舟という俄か御家人は、徳川慶喜(十五代将軍)と共に長州・薩摩に幕府売った張本人であるが、御一新後の勝の〃思い出声ほど信用できないものはないのだ。

『船中八策』になると、これはもう、いつ、誰が、どこで発案したものか、全く分からない。
そもそも伝わるような形の原案がそのまま存在したのかどうかさえ疑わしい。

その他、おりょうという女(寺田屋の養女)を妻とすること、郷士としての出自のこと、
北辰一刀流免許皆伝のこと等々、この男ほど虚飾が肥大して定着した幕末人は他に例をみない。
その意味では、司馬さんの罪は大きいといわねばならない。

蛇足ながら、以上のことを以てしても私の司馬さんに対する「智の巨人」としての評価が揺らぐことは些かもない。

なお、昭和二十八年に起きた「荒神橋事件」によって京都大学から放学処分(二度と復学できないので退学処分より重い)を受けた経歴をもつ歴史学者松浦玲氏が、坂本龍馬の実像研究家としては著名である。

勝海舟・横井小楯の研究家として名高い氏は、坂本龍馬に関しても、『検証・龍馬伝説』 (論創社刊)を著されている。

歴史の実相を明らかにするには、多くを先人に学ばなければならない。
しかし、かように幕末に関する資料や「お話」には、史実を知ろうとする場合には、細心の注意が必要である。

近年は誰もが一次資料だ、二次資料だと騒ぎ立て、一次資料というだけで無条件に信じ込む単純さが幅を利かせているが、私はもともと書き物だけが資料だとは思っていない。
京都・八坂通りの夕霧の中に佇めばば、会津藩士や新撰組隊士が腰をかがめて、長州のテロリストを求めて疾駆する姿が眼前に浮かび上がるだろう。

二条城周辺の闇は、京都見廻組の幕臣に暗澹たる思いを強いたことであろう。
そして、蛤御門に残る弾痕は、無防備な御所が紛れもなく天皇に殺意をもつ者によって砲撃されたことを訴えている。

私の生地・伏見界隈では、豆腐屋のラッパさえもが騒乱の中で愛した男たちの非業を嘆く女郎たちの泣声のように聞こえる。

歴史を皮膚感覚で理解するとは、その場の空気を感じとることだ。
歴史を学ぶとは年号を暗記することではなく、往時を生きた生身の人間の息吹を己の皮膚で感じることである。

資料や伝聞は、その助けに過ぎない。
そういう地道な作業の果てに、「明治維新」という無条件の正義が崩壊しない限り、この社会に真っ当な倫理と論理が価値をもつ時代が再び訪れることはないであろう。

平成二十六年十一月二十二日 仏滅 小雪 井の頭池 樹林事にて  原田 伊織



転載元: country-gentleman

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羽生結弦の『陰陽道』GPカナダ戦開幕

  • 2015-11-01 : 羽生 結弦 : 編集✍
  • フィギュアスケートGP2015(カナダ戦)



    羽生結弦の今シーズン初陣カナダGPは
    ショートプログラム6位という失速スタートとなった。

    技術的敗因は、後半の4回転ジャンプ失敗が主なところだが、
    それは些細なことだ。

    そういったスケーティング技術よりも、
    寧ろ、気になったのは
    結弦自身の「自意識過剰」


    昨年と同じ『バラード第1番』。
    選曲と同じプログラムの技術的完成度
    本人がこだわりすぎている。

    わかる気もする。
    昨年は、体調不良やアクシデントの怪我が伴い、
    その完成度は低いまま終わった。
    もっとできるし、納得してないから、やる!

    結弦のそういう「こだわり」は、とても好きだし、
    完成度を向上させる意欲は、
    いかにも「彼らしい」と思う。

    ただ、その最大の長所が過剰になりすぎて、
    逆に欠点になっている。
     
    グランプリ・シリーズという大会は、
    『顔見世興行』的な、
    それ相応のジャッジメントによる
    比較的「低グレードの国際的な試合」・・
    と言っても過言ではない。

    スケートリンクに張り巡らされた
    日本企業名のスポンサー名が多数ありきの大会。
     
    結弦にとっては常に、
    どんな「試合(大会)」であっても、
    相変わらず「技術を高める本試合」でしかない反面、
    観ているお客やジャッジにとっては、
    必ずしもそうではない・・ということ。

    「興行」としての娯楽性に最も欠ける要素は、
    「新しさ」を欠く・・ということ。

    昨年と「違うもの」が期待される
    ・・ということでもある。
     
    「ひとつの完成形」に力を入れるあまり、
    内側へ内側へと、思考が向かって
    「寄り目」になりすぎると、
    「全体的な芸術性」が客観視できなくなってくる。

    手書きの絵を描いてるとき、
    なんかこの線、全然整ってないけれど、
    パっと見、迫力があるね!
    ・・っていうときと、
    凄く整っていて綺麗なんだけど、
    お人形みたいで魂がない…
    ていうのと、
    なんとなく似たような感じ。

    頭の中で滑っている・・・という感じだ。

    結弦自身が、自分で自分を料理している・・と言えば、
    可愛いけれど、それはメダリスト以前の10代までのことで、一生懸命な汗と涙と、お茶目な苦笑いで、
    客もジャッジも、それなりに満足してきた。
    「デキ」云々より「ひたむきさ」が感動を誘った。

    それがいつしか、
    常勝を期待される声をヨソに、ひとり別次元で、
    神経質なまでに自己演技の完成度を煮詰めるうちに、
    自分で自分を切り刻んで切り刻んで・・・
    完成度を高めよう、高めよう・・
    ん?・・・おいおい、
    見てる人(客)がいるってこと、忘れちゃってるよ。

    なにも、お客のために滑るんだ!とか
    サービス過剰に思わないでもいいんだけどね、
    観てるほうからすれば、
    羽生結弦が今年はどんな演技を見せてくれるのかな?
    どんな曲で踊るのかな?・・と、ワクワクしているのに、
    え?・・な~んだ、去年と同じなの?
    代わり映えしないな・・
    けだるい曲で、綺麗だけど・・
    アレ? なんかパッとしない感じだね・・
    で、正直、「つまらないな」と薄ら感じるわけだ。

    そこへもってきて、
    「あ~あ、後半のジャンプ失敗か」・・
    最初から期待を損なわれているうえに、
    一層失望の度合いが増すという。
     
    意識的視野狭窄の自意識過剰のもとでは
    そういった、客観視の「負の思惑」まで
    計算に入れる余裕はない。

    あの「バラード曲」で何がイメージされるのか?
    どういう情景が浮かんでくるのか?

    曲とプログラムの完成度にこだわりながら、
    そういった芸術性(心情)のこだわりなどは
    すっかり置き去りにされたまま、
    ただ羽生結弦の「スケーティング技術向上道場」という
    ある種の「リキミ」が見えすぎているのが、
    どうにもいただけない。

    プルシェンコを思い出してごらんなさいな。
    内側へ向かう要素を殆ど見せず
    (腰痛であることさえも見せず)、
    外へ外へ、見てる人に向けて、
    これでもかってほど見せつけてくれたよね。
    自分だけでなく、
    一緒にすべろうよ!って域までなっていた。

    常にどう魅せればいいか、
    マイナス要素を見せずにやっていた。
    「リキミ」があったら、ああいうふうにはならない。

    フィギュアスケートは、
    ジャッジの心象まで含めた芸術作品でもある。
    「俺が成功するまで勝手にすべってやる!」
    が露骨に見えちゃ、
    代わり映えのしない、
    ヘタな三文芝居を見せられているのと同じ。

    逆に何度でも見たいと思うのは、
    プルシェンコと張り合った
    アレクセイ・ヤグディンの演技だったりする。

    技術的完成度と選曲抜群で芸術性の高い演技に限られる。
    同じ金メダリストでも、結弦はまだその域には遠い。
     
    フリーの演技では、
    陰陽道の「SEIMEI」というのをやるそうだけど、
    「羽生結弦としての自意識過剰」を、
    真っ白に消さないと、
    ただでさえ曖昧な「和」の要素は
    高評価され難いかもしれない。

    今の結弦は、頭のなかで作った不必要な結界を
    自分の刃で斬りまくっているようなもの。

    五芒星の結界が、何を意味するか・・・
    「陰陽」の意味とは・・
    自ずとユダヤの☆が見えてくるだろう?

    まあ、フィギュアスケートで
    そういうことまで指摘する必要はないにせよ、
    表現者として、
    葛藤せざるを得ない要素に変わりはない。
    日本人としての血がざわめく感じだ。

    とにかく、それのみに支配されないように。
    (意識しすぎて自意識が強化されているのだろう、多分)
    結界を自ら描かないように。

    「完成形」の目や点数に振り回されるより、
    失敗して得たものを思い出すように。

    氷の上で演じることを「楽に」やってほしい。
    リキまずにね。

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