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司法判断も、安倍に政治的配慮で争点外の曖昧認定下す。

菅氏会見詳報 敗訴判決に不満「安倍さんは海水注入問題を根拠に不信任案を出そうとした」

産経新聞 12月3日(木)20時31分配信

  •  
  • 安倍晋三首相のメールマガジンで東京電力福島第1原発事故の際に海水注入を止めさせたとうそを書かれ名誉を毀損(きそん)されたとして、民主党の菅直人元首相が安倍首相に謝罪掲載と損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は3日、菅氏の請求を棄却した。菅氏は同日夕、国会内で記者会見を開き、判決への不満をぶちまけた。詳報は以下の通り。

    【冒頭発言】

     「この名誉毀損事件は、安倍さんが平成23年5月20日に出されたメルマガで、私が海水注入を中止するよう指示し、私が海水注入を中止させたと、こういう事実に基づい、ていくつかのことを言われております。しかし、この判決の中でも、海水注入は実は中止されていなかった、中断されていなかったということは裁判所も認めているわけであります。海水注入を中止したのは菅総理である、とメルマガには書いてあるわけですが、まったくの虚偽情報であり、このことは判決からも明確にいうことができます」

     「また、判決では、『(海水注入を)中断させかねない振る舞い』が原告である私にあったことを(メルマガは)批判しているんだ、と。そういう認定をされております。そして、このメルマガは妥当だ、という言い方になっておりますが、結果として中断はされていないということでありますから、『させかねない振る舞い』があったかなかったかということが争点ではなくて、中断がなされたかどうか、そして中断の指示を行ったかどうか、それが中心的事実認定だと思っております。私が中断を指示したことはありません」

     「以上のように、重大な事実の認定において明らかに誤認があることがはっきりしておりますので、東京高裁に控訴したいと、このように考えております」

     --請求が棄却されたことの感想を

     「大変残念ということが一つと、判決文を読んでみると、私が海水注入を中断したという一番の重要な点について、中断していないということを裁判所は認めながら、『中断した』と書いたものが真実だというのは、まったくの論理矛盾でとても納得することはできません」

     --判決は、メルマガは総理だった原告の政治的責任を追及したものだ、との判断だが

     「名誉毀損の裁判ですから。政治家同士が政策やいろんな問題で批判しあうことについて争っているわけではありません。安倍さんが事実に基づいて批判をされるのは当然、自由ですし、私も野党時代、そういうことはずっとやってきました。ただ、それはあくまで、事実に基づいての批判でなければいけない。今回は『海水注入を止めたのは菅だ』『だからけしからん』『だから責任をとってやめろ』と、総理であった私に『即刻やめなさい』というところまで言い切っているわけです」

     「(5月)24日のメルマガには、いよいよ不信任案を提出する時期が迫っているという表現も入っています。ですから、安倍さんがこの問題を一つの根拠にして不信任案を出そうとしたということ。まあ、これは別に今回の裁判で争っているわけではありませんが。メルマガは今はもう削除されていますから、私のブログに添付されたものを見ていただければよく分かります」

     「もう1点だけ付け加えますと、判決の中で、このメルマガが出された5月20日はいろんな事実関係がまだはっきりしていなかった、という指摘があります。5月26日に、海水注入は継続していたということを東電自身が認めて発表しているわけです。だから、その発表の前だから、というふうな言い方を(判決は)しているんだと思うんですが、しかし、私が提訴したのは、事故から2年目。そしてこのメルマガが削除をされたのが4年目。つまり、ほぼ4年間、ネット上には残っていたわけでありまして、そういう点で、発信のスタートが5月20日であったということと、事実関係がはっきりしたのが5月26日であったということ、そのことは決して、その後の開示を正当化するものではないと考えています」

     「しかも、こちらから削除と謝罪を要求した段階では、(安倍首相側は)削除には応じないという姿勢であったわけですから、『その時点では分からなかった』ということは言い訳として成立しないということができると思います」

     --現職の首相を裁判で負けさせるわけにはいかない、というような裁判所の政治的配慮があった可能性はあると思うか

     「そこは分からないというしかありません。裁判官がどういうことを考えてこういう判決を書かれたかはですね。ただ、判決そのものは事実に対して明らかに誤認がある。なぜ明らかな誤認をしたかという、それに今ご質問のような背景が影響したかどうかというのは、それは分かりません」

と、いうことで、大ウソつきの安倍晋三を庇う判決が東京地裁で示されたが、
現職の総理大臣がもと総理大臣に名誉棄損で訴えられ、それが万一、認められでも
したら、格好がつかないから、『部分的には間違っていない』などという極めて曖昧な認定のみで視野狭窄化し、必然『勝てば官軍』になった。
国側に不利な判決を下せば、出世はおぼつかない。
違憲総理を擁護する司法判断も、やはり腐っている。
とはいえ、菅直人もと総理も長州人だから、目クソが鼻クソを笑うようなもので、
旧官軍と現役官軍の小競り合いのような、くだらない裁判だ。
そのくだらない裁判で、くだらない司法判断が出たまでのこと。

政権寄りの裁判官がわざわざ認定しなくても、
安倍の『アンダーコントール虚言癖』は、既に国民周知の事実だ。
『致命的に間違った判断をする総理。
 嘘の上塗りに汲々とする官邸。その姿は醜く悲しい。』
こうメルマガに記載した安倍自身が首相となってやってることこそ、醜く悲しい。

以下、安倍が今年の6月頃、こっそり削除したという
正真正銘の虚偽メルマガ(60秒間隔の4枚画像が連続ループで切り替わります)。
参考のため、記念に載せておこう。
『真実の勝利』などと安倍サイドのネトウヨらは大喜びしているが、
以下のメルマガの内容が真実であれば、こっそり削除することもなかったはずだ。




以下、判決後(12月5日)の菅氏のブログ記事

海水注入事件の真実

2015-12-05NEW !
テーマ:ブログ
12月3日の判決に関し、海水注入を巡る混乱の背景を説明しておきたい。

 今回の事件はもともと東電の責任逃れ体質に起因している。福島原発事故では炉の操作、つまりオペレーションについては東電の責任であり、住民避難については私が本部長の原災本部の責任と原災法で決まっている。

例えば放射性物質を放出するベントというオペレーションを行う場合、基本的には東電が判断して実行するが、住民避難にきわめて大きな影響があるので、東電は事前に承諾を求めてきた。しかし、原子炉への注水など直接住民避難に関係のない操作は東電の判断で行われた。3月12日の最初の淡水の注入開始も東電の判断で行われ、私に対して事前の相談はなかった。淡水がなくなった後の海水注入も東電の判断で行わることには何ら問題なかった。

判決では「海水注入を中断させかねない振る舞いがあった」というが、東電の吉田所長に海水注入を止めろと言ったのは東電の武黒氏など東電幹部であり、私が指示したわけではない。武黒氏も原子力の専門家で冷却の為に海水注入することの重要性は分かっているはず。それにもかかわらず何故武黒氏が止めろと言ったのか。ここに東電の責任逃れ体質が表れている。

つまり武黒氏は午後6時からの会議で海水注入の準備には1時間半かかると言っていたのに、会議が終わってしばらくした7時過ぎに吉田所長に電話したらすでに海水注入が始まっていた。この時点で海水注入開始の報告を私を含め関係者にしていれば何の問題もなかった。それなのに東電の武黒氏は、「官邸がグジグジいっている」と言って海水注入の開始を自分の見通しの時刻に合わせるために止めろと言ったのだ。このような、東電の「おもんばかり体質」が混乱を起こしたのだ。

武黒氏など本店にいる東電幹部の指示に対して、福島第一原発の吉田所長は海水注入の継続は原子炉の冷却に絶対必要と考え、東電幹部の言うことを無視して海水注入を継続した。英断であった。

安倍晋三議員は海水注入の継続を知らなかった東電本店の幹部と一緒になって「海水注入を止めたのは菅総理」と断定し、混乱の責任をすべて私に押し付けようとしたのだ。



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政治家とは、田中正造氏の世界





田中正造の日記より

人各々長あり。悉く人の長を取らば、天下我れより先きならざるはなし。小学生徒普通人より車夫馬丁に至り及乞食の徒に至る、皆我師なり。下男下女、皆我師なり。而も必ず師たるなり。必ず各々長ありて、よく我に教ゆるなり。其教や、卑近にして、又甚だ切実なり。之を釈して高尚なり、之を述べて深遠なり、集めて一つの聖をなず。此聖や、即ち予が教師たり。

(田中正造、明治36(1903)年7月28日 日記、木下尚江編『田中正造之生涯』(国民図書、1928年、360頁)

写真:明治44(1911)年正月東京日暮里にて撮影、時に71歳、是れ翁の最も愛好せるものにして、最後の病状に在りて焼増を求め、是を枕辺の人々に贈れるもの。


転載元: 情報収集中&放電中

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『原発ジプシー』の著者で知られる堀江邦夫、『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげるが1979年、福島原発の“闇”を描いていた!下請け労働者として原発に潜入、その知られざる現場の実態を書き下ろした堀江邦夫のテキストに、水木しげるが福島原発近くまで赴いてイメージを膨らませて、原発内部の緊張感を圧倒的迫力で描いた。過酷な労働、ずさんな管理態勢……。3.11フクイチ事故と以降のすべては、32年前当時から始まっていたことがわかる。福島原発の現場を初めて表した貴重なルポ&イラストであり、大人から子どもまで、原発労働の現実、原発の本質が一気に理解できる。初の単行本化!イラスト多数。

http://on.fb.me/N9C7gT ←原発で働けと言えますかと東京新聞
http://tinyurl.com/klu2ep2 ←2007年8月、NHK放映の「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」という水木しげるの自伝的作品「総員玉砕せよ!」を底本とする怪作を見る。ここにあるユーモア、ここにある食べ物への渇望、ここにある兵隊のみならず人びとを疎外してやまなかった天皇の軍隊。
http://tinyurl.com/mo4g6cu ←福島原発の闇_原発下請け労働者の現実(堀江邦夫+水木しげる)


転載元: 情報収集中&放電中

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