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原発の実態を見てきた人間の証言は、机上の安全神話を覆す

『隠されていた危険~ここが危ない日本の原発』












※短時間(約15分)編集版 ※自動再生   ※長時間(1時間43分41秒)版

1966年、東海村の原子力発電所発足当初から20年間、
原発の現場管理等に従事した 平井憲夫氏(1996年頃)の講演。

著書『原発がどんなものか知ってほしい』


原発がどんなものか知ってほしい
 私は原発反対運動家ではありません。二年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。

  1. 私は原発反対運動家ではありません
  2. 「安全」は机上の話
  3. 素人が造る原発
  4. 名ばかりの検査・検査官
  5. いいかげんな原発の耐震設計
  6. 定期点検工事も素人が
  7. 放射能垂れ流しの海
  8. 内部被爆が一番怖い
  9. 普通の職場環境とは全く違う
  10. 「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
  11. だれが助けるのか
  12. びっくりした美浜原発細管破断事故!
  13. もんじゅの大事故
  14. 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
  15. 日本には途中でやめる勇気がない
  16. 廃炉も解体も出来ない原発
  17. 「閉鎖」して、監視・管理
  18. どうしようもない放射性廃棄物
  19. 住民の被曝と恐ろしい差別
  20. 私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
  21. 原発がある限り、安心できない

筆者「平井憲夫さん」について:

1997
年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。


e-kochi

原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民会議
http://genpatsu_shinsai.tripod.co.jp/
 
       
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IAM




※長時間動画のほうも是非御覧ください(左上の動画は概要程度です)。
(以下、短縮版でカットした長時間動画の冒頭部分を若干文字起こし)

私自身も、ある時期までは、
はっきり申し上げて、自信を持っておりました。
原子力発電所について。

辞めたのが1988年です。
これは、このお話の中で
いろいろお話をしますが、
皆さん方もご存知のように、
原子力発電所が、ひとたび事故を起こすと、
これもう取り返しがつかないんですね。

(中略)

じゃあ、日本の原発はどうなのか?・・・いうと、
日本の原子力発電所でも、それに匹敵するような
(事故を)度々おこしてるんですよね。

いわゆるそれでも、地元・・・
その、原子力発電所がある地元の人は知ってるが、
それ以外の人は、あまり関心がないみたいなんですね。

(中略)

年間で公表されている事故・・・
これあの、『事故』いう言葉をつかうとね、
国は物凄い嫌がるんですよ。

「(国は)『事故じゃない!』」と・・いうんだけど、
いわゆる「事故」・・・え、これがァ、
実際は、270件から300件あるんです。
ほとんど毎日のように。

で、公表されてるのが、あ~、去年、
去年の分を今年公表してるんですが、
これだけでも47件、これ、重大事故なんですよね。

で、その47件を、普通の人がどれだけ知ってるか?・・いうこと。
殆ど無関心ではないのかなと思うんですよね。

名称等、後年変化あり。
※『通産省』⇒『経済産業省』、原発50基⇒後年54




2011年の震災原発事故後、原子力規制庁が発足したとはいえ、
彼らが唱えた『新・安全基準』なるものは、
やはり従前同様、机上の安全神話でしかなく、
直近では免振重要塔の建設完備も反古にした原発の再稼働を
安直に許可してしまうといった有様で、
相変わらず無責任極まりない原子力ムラの体質を露呈している。


再稼働した途端に電気系統のトラブル、
放射能を帯びた水漏れ等の「事故」が発生している。
その処理でまた作業員が被爆する。
『安全審査』というのは、やはり表向きの格好つけだけのようだ。

原発事故のリスクには相変わらず何の責任も負わないことを前提とし、
国のエネルギー計画に則り、ひたすら原発を温存し続け、
『世界イチ大量且つ危険なプルトニウム保有』という
原発稼働の本性を、ひた隠しに隠している。

今後も尚、間違った原子力政策を国民に押しつけようとしているが、
原発に明るい未来はなく、
あるのは頻繁に発生する事故(隠し)と廃炉と膨大な高放射性廃棄物のみ。
そこに蝕まれた人間の心と、被ばくと差別が蔓延する

昭和40年頃より建設された老朽原発が、
2011年の震災後から急速に「進化」するはずもなく、
逆に原子炉そのものは経年劣化が進行し、
それを管理するはずの原子力工学技術者らも衰退の一途を辿る現状で、
「今は昔より技術が進歩しているから、将来なんとかなるだろう」と
軽々に捉えることは到底できない。


過去を振り返って「いまさら」・・と
投げやりになれば済まされる話でもない。


過去の手抜きの積み重ねが将来に降りかかってゆく。
その悪癖のつみ重ねの象徴が、日本の原発なのだから。

そして、積極的に原発の海外輸出を契約して回るツケとして、
異国で出る放射性廃棄物は、全て日本が引き受けることになっている。
従前どおり原子力政策を維持すれば、日本は「核の墓場」となるだろう。

そうなる前に、阻止しなければならない。

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甘利を斡旋利得罪で刑事告発!












16日、「社会文化法律センター」(弁護士団体)が、甘利明もと経済再生担当大臣を斡旋利得処罰法違反の疑いで刑事告発した。

ゴミでアベすぎる犬メディアらは、災害などは『忘れない!』と言いながら、
甘利事務所の政治犯罪を揉み消そうと、下衆な殺人事件情報の垂れ流しや、覚せい剤事件、更にはヤクザのウチワモメなどのリークをタイミング良く流布している。

司直の手も一向に動かないまま、春も近いというのに、甘利氏は睡眠障害ということで暁を覚えず、約2ヵ月あまりも国会休眠を決め込んでおり、秘書らの証人喚問についてもウヤムヤにされているが、今回の弁護士らの告発によって、甘利事務所を強制捜査せざるを得なくなり、行方をくらましている秘書らとともに、斡旋利得罪ならびに収賄罪での起訴に追い込むのも時間の問題となるはずだ。

鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス
起きぬなら 起こしてみよう あまりスク
かくすなら 暴いてみせよう はんざいを

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福島第一原発は核実験場にされた(動画)。




ネバダの核実験映像を比較用に入れた。
双方の爆発過程を見れば、フクイチで核爆発があったことを容易に認識できる。

いまだに当局では酸素と水素が反応する『水素爆発』などと言っているが、水素は気体なので 核燃料の粒子を運ぶ力は無い。それ故、核物質の飛散程度を矮小化する目的で『水素爆発』としているようだが、チリが風雨で運ばれたとしても、高濃度の汚染地帯が広域に拡散して分布するのは何故か。

溶融した核燃料物質が水と反応して一気に吹っ飛ぶ『水蒸気爆発』は、
水に含まれた原子炉内部の放射性物質などの粒子が広範囲に拡散されるので、より深刻な汚染となるが、その範囲は比較的低空域にとどまる。

核爆発(小型)ではキノコ雲(ガス)の発生とともに放射性物質が上空高く飛散される。遠隔地でプルトニウム(重くて飛散が少なく毒性の高い元素)や、キュリウムなどの核物質が検知されていた。

2011年3月11日(金)
午後2時46分、地震(約40分後に津波)福島第一原発電源喪失
深夜にかけ炉心溶融(12日未明に放射能検知)
12日(土)…午後3時36分、1号機「水蒸気爆発」
13日(日)…保安院・東電の情報統制(隠蔽工作)
14日(月)…注水枯渇。午前11時01分、3号機「核爆発
15日(火)…4号機で火災発生(午前7時頃)
※9時頃には正門前で放射線量最高値を記録

吉田所長は癌で早々逝った。その他、現場に残った人々はどうなったのだろう?
間近で核爆発があったのだから、著しく被爆したに違いないはずだ。

子供達の甲状腺癌発症の増加は、過剰診療のせいなどではない。
どこまで隠ぺいすれば気が済むんだ。
フクイチで核実験が行われたも同然なのだ。
『因果関係がない』とは言わせない。

津波と地震は『忘れない』と強調しながら、
原発や被爆の検証は疎かなまま忘れさせようとし、
どこまでも隠ぺいしようとする。

核爆発があったのは午前11時ジャスト。事故にしてはタイミングが良すぎる。
11時01分に爆発を確認した故吉田所長は、縦に長い爆発だと連絡している。
東電は仮想事故として炉心溶融までを2時間ごとに事前シミュレーションしていた。
爆発を見もしない保安院から「水蒸気爆発」だったことにするよう指示されていた。
保安院の指示で「そうしとけば?」という無責任な会話が東電のTV会議にある。
「地下に大事なものがある」「どのみち、ふっとぶ」・・・知っていたようだ。

東電のプレス発表をメディアが鵜呑みにし、隠ぺいに加担。
3号機の核爆発を「1号機と同じ水蒸気爆発」だったことにしている。
核爆発による放射能被爆と疾病発症との因果関係を弱めるためだ。

福島は、災害のドサクサにまぎれる格好で核実験場にされた。

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震災命日。生きてる人間は勝手だ。この日くらい下世話な話、やめなよ

注※音声自動再生



伴奏のメロディも修行して独自に作ろうと思っています。
ホラ吹き首相のような綺麗ごとの追悼の句は述べたくありません。
ただこの日は、黙祷のみ。

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高浜原発3、4号機、差し止め!(大津地裁仮処分)

真っ当な司法判断がまた下された。
今や山口組の抗争ごっこより酷い
『安倍組』による原発再稼働の暴走ごっこに、
またもやマッタがかかった。

新基準への不信あらわ=福島事故の反映「不十分」―高浜差し止め・大津地裁

時事通信 3月9日(水)19時1分配信

  •  大津地裁は9日、関西電力高浜3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた。
     稼働中の原発の停止を命じた初の司法判断。地裁は仮処分決定の中で、関電が再稼働の根拠に据えた原子力規制委員会の新規制基準が、東京電力福島第1原発事故の教訓を十分に反映していないと指摘し、不信感をあらわにした。
     決定は、新規制基準の策定の契機となった福島原発事故について、「原因究明は道半ばの状況だ」と指摘。電力会社だけでなく、原因究明が不十分な中で策定された新基準を「世界最高水準」(田中俊一委員長)と誇る規制委の姿勢にも「非常に不安を覚える」と厳しい目を向けた。
     特に、想定外とされていた津波などが福島第1原発事故の甚大な被害を引き起こしたことを踏まえ、「過ちに真摯(しんし)に向き合うならば、十二分の余裕を持つことを念頭に置き、見落としがあっても致命的な事態に陥らない思想で基準を策定すべきだ」と強調した。
     非常用電源の確保など過酷事故対策や、地震想定に用いる断層の評価、使用済み燃料プールの耐震性や事故時の冷却方法など、規制委が審査で「基準を満たす」と判断した具体的内容にも踏み込み、「裁判所に対し(安全だとする)十分な資料が提供されていない」と軒並み疑問符を付けた。 
最終更新:3月9日(水)22時17分



なにやら、犬の報道によれば『安倍震災動画』ともいうべき、
腐った独り芝居の『独善ム~ン劇場』がアップされているそうだがフクイチ事故を目の当たりにしながらなお原発再稼働を推進し、海外輸出を自ら率先して行っている人間が、どのツラさげて
お悔やみ言葉を吐いているのかと、月面宙返りするばかりだ。

学習能力のない政府、それに迎合するメディアが
被災地に同情する『フリ』をしているだけだ。

そして、『忘れない』と誇張しながら、
フクイチの報道は疎かにしているだろう?
五輪に向け、復興!復興!と騒ぎたてるんだろう?
汚染水はどうなった? 
「オスイセン」を繰り返して「スミマセン」で済んでしまう
チリ紙交換のような閣僚どもがダダ漏れ状態だ。

国内全ての原発を段階的に廃止することを宣言し、
フクイチの状況は、未だ収束に至っていないことを
全世界に白状したうえで、汚染水の現状を常に報道し、
フクイチの現状を忠実に伝えることこそ
本来、日本のとるべき姿だ。

原発輸出のために、国内の原発を再稼働する日本の姿は
見苦しい、『ブサイクな国』そのものだ、アベよ。

犬に至っては、『廃炉とともに生き(させ)る』と題して、
ひたすらそのブサイク安倍に協力している。

まだ、なんの責任もとってないぞ。
国も、東電も。
押しつけんなよ、被爆を。

被災者の怒りと恨み、反原発国民の怒りを忘れんなッ!

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高額な年間視聴料金を強制徴収するアベ犬政府広報番組は見ないほうが良い。

4月13日に「国側敗訴」判決が
出るのを恐れた安倍官邸(沖縄防衛局と国)は、
『代執行訴訟の取り下げ』と
『辺野古新基地建設のための埋め立て工事を中止する』
旨の裁判所案に応じた・・というのが和解の経緯だ。
 
政府側は、夏の参議員選挙を見据え、
「和解」を逆手に利用する段取りを整え、
基地建設の強行を前提とする代執行訴訟の
取り下げ(和解)について
『政府(安倍)が決断した』という
『好印象を与える三文芝居』を取り繕い、
犬HK中心に垂れ流させた・・・

既に、米国側では基地建設遅延の
報告がされていたところ、
26日、日本側がそれに抗議した云々・・

ザッとこういった内容が、
デモクラTV本会議の出席者の
クチから出るワ出るワで、
政府に阿る腰抜け報道とは雲泥の差だ。



高額な年間視聴料金を強制徴収するアベ犬政府広報番組は見ないほうが良い


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安倍、辺野古強行工事中止の和解案をのむ。


国は代執行訴訟を取り下げて工事を中断し、
県と協議する。
折り合わなければ、より強制力の弱い違法確認訴訟で争う。
との裁判所が提示した暫定的和解勧告案を

安倍首相が受け入れた(=敗北)
 
代執行訴訟は、普天間飛行場移設に伴う
名護市辺野古の埋め立て承認をめぐり、
前知事の承認を取り消した翁長雄志知事を相手に
国が撤回を求めて起こした。

(琉球新報)※詳細は以下のリンク参照
 

もともとこの代執行訴訟は
新基地建設を強行するため
沖縄防衛局を「私人」とみなして、
スジ違いの不条理訴訟を提起したものだから、
至ってまともな認定をすれば
国側が訴訟を引っ込めざるを得ない
ということは明らかだ。 


次に国側が訴えを提起するとすれば、
「確認訴訟」という強制力が極めて乏しい
訴えしかできなくなった。
国側では、翁長知事の承認取り消しを
盛んに「違法である」と主張していたが、
結局、その立証はできなかったということだ。


今回、暫定的な「和解」ということになったが、
安倍政権の横暴な振舞に、
グサリと致命的なクギが打たれた。


訴訟(決戦)の結果(勝敗)を見極める前に、和解に応じた。
やはり、どこまでも卑怯な腰抜け売国奴の安倍政権だ。
ここでも、イメージダウンを恐れたのだろう。

アベ翼賛新聞あたりの見出しには、
「和解」と「安倍首相の決断」という文字が
太字で強調されているので、
ちょっと見しただけでは、
いかにも、和解は安倍の判断(英断)によるものだと見せつつ、
「沖縄県と国(安倍)が仲良く和解したため、今後は更なる話し合いによって建設工事の段取りを決めることになる」・・かのような
印象を与えようという感じもする。
やはり、ひたすら「バカ殿ヨイショ」の配慮に余念がないようだ。

大義もないうえ、自ら強引に戦(訴訟)にうって出たくせに、
敵の強固な応戦から不利な状況に陥った挙句、敵前逃亡同様、
決定的な敗北前に白旗を揚げて自滅したのが安倍側(国)だ。

はっきりそう書けない、言えない、哀れな奴隷。
どこまでもアベにすがりつき、従い、カバうバカたち。
基地建設に関し、国側に正当な主導権があるかのように見せたがっているバカメディアの構図は、「みっともない」の一言だ

今回の和解案を安倍(国)が飲んだことで、
辺野古新基地建設の強行工事は、事実上、不可能になった。
なにか問題でも?


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東京五輪招致過程でIOC委員を買収した疑惑が浮上(注※合成音声自動再生)


国際陸連の汚職疑惑



を捜査しているフランスの司法当局が

『東京オリンピックの招致についても

 捜査の範囲を広げている』・・と、

イギリスの新聞「ガーディアン」が報じた

(以下、概要)。


国際陸連の前会長でIOC国際オリンピック委員会の委員が、昨年、ロシア陸上界のドーピングを隠ぺいする見返りに、賄賂を受け取っていた容疑で、フランスの司法当局に逮捕された。

フランス司法当局は、東京と、リオデジャネイロオリンピックの招致過程にも捜査の範囲を広げている。

世界アンチドーピング機関の第3者委員会は、3月1日に公表した報告書の中で、日本側が東京オリンピックの招致に絡み、国際陸連などに、およそ5億円の協賛金を払った証言があると指摘している。



五輪招致の際、
5億円で買収工作。
IOC委員を
『アンダーコントロール』
\\\\\円円円円円(五輪)

安倍犯罪内閣の黒い虹。
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アマリ笑えない動画です。

まずは、こちらのショート動画から御覧ください。

※自前のボーカロイドで、軽くナデました(画像:工場長さん作)。

続いて下の動画を御覧ください(メイン)。



甘利事務所の積極的働きかけ(口利き)により都市再生機構(UR)から巨額の補償金を巻き上げ、その見返りとして建設会社(S社)から金銭を受け取る(高級車「レクサス」を事前にねだっていた)という、大臣特権を悪用した典型的な斡旋利得収賄の生々しい音声録音を、おさらい的に編集した。※音声データ部分には多々雑音が混入。 
  
甘利明・前経済再生大臣の現金授受問題で、甘利氏側に現金を渡した建設会社(S社)の総務担当者(通称:一色武氏)が、甘利氏のもと秘書と面会した際に隠し録りした音声データを公表。
 
千葉県から都市再生機構(UR)へ委託した道路工事に関する巨額の補償交渉に絡み、もと秘書が「『推定20億(円)かかる』とか、言葉にしてほしい」などと一色氏にアドバイス。積極的に交渉に関与していた証拠の音声が収録されている。
 
これに対し、『もと秘書らが交渉に介入していない』とする甘利氏側の会見及び会見前の国会答弁等を照合させ、その矛盾(虚偽)を浮き彫りにした。 
 
甘利氏や、もと秘書ら、更にはこの件を精査したという弁護士の証人喚問をすべきところ、秘書らは行方をくらまし、甘利氏本人も、2月28日の大臣職辞任会見後、『睡眠障害で自宅療養』を理由に国会を欠席(ただし、取材記者らによれば、自宅で療養している気配はなく、もと秘書らと同様に雲隠れ状態だという(国会逃亡)。
 
大手メディアをはじめ、公権力組織は、安倍政権に阿り、顔色を窺い、
甘利事務所の明らかな犯罪行為を野放しにしたまま、下衆な不倫・覚せい剤・タイミングの良すぎる殺人(逮捕)事件や災害、気象警報、スポーツの話題等を日々延々と垂れ流して誤魔化し続け、追及すらせず現在に至る。

(雑感)
「アベノシモベ」らにはハナから正義感のカケラもない。いまや憲法違反も平気な安倍犯罪政府が身内の犯罪まで庇い合うという滑稽極まりない醜さを披露している。そのくせ、やれ「美しい日本」だの「政治家としての美学」だのと美辞麗句を公言し、虚飾を美化して正当化しながら、ひたすら威張りちらしているのだから、とんだお笑い草だ。

卑怯な犯罪政府による情報統制など不可能なことを思い知らせてやろう。
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最高裁で認知症家族側、逆転勝訴!

ウチの亡爺様も認知症だったので、高齢の妻に賠償を命じた下級審の判決に憤慨していたが、本日、最高裁にて認知症家族側の逆転勝訴判決という英断がくだされた。
ホッとした。

(以下、速報記事引用)※暫時経過後、後段へ感想を追記する。

<認知症男性JR事故死>家族側が逆転勝訴 最高裁

毎日新聞 3月1日(火)15時8分配信    
 愛知県大府市で認知症の男性(当時91歳)が1人で外出して列車にはねられ死亡した事故を巡り、JR東海が家族に約720万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は1日、男性の家族に賠償を命じた2審判決を破棄し、JR東海側の請求を棄却した。家族側の逆転勝訴が確定した。

【1、2審 それぞれの判断】

 事故は2007年に発生。男性が列車にはねられた事故で、JR東海が「電車に遅れが出た」として同居の妻や首都圏に住んでいた長男らに約720万円の支払いを求めた。

 民法は、責任能力のない人が第三者に損害を与えた場合、代わりに親などの監督義務者が責任を負うとする一方、監督義務を怠らなければ例外的に免責されると定めている。

 1審・名古屋地裁は長男を事実上の監督者と判断し、妻の責任も認定。2人に全額の支払いを命じた。一方、2審・名古屋高裁は長男の監督義務を否定したものの「同居する妻は原則として監督義務を負う」として、妻には約360万円の賠償責任があると判断。JR側と家族側の双方が上告していた。【山本将克】
最終更新:3月1日(火)17時35分


(追記)

最近めっきり見なくなった『アベワンチャンネル』の犬HKを視察したところ、
さすがにトップでこのニュースを取り扱ったものの、『この件については』
という文言をTVもラジオも同じように入れて報道していた。
それだけで、企業側に配慮している思惑が窺える。

『認知症介護の家族側には賠償責任がない』というひとつの判例となるため、
『今回のケースは、極めて個別的な例外事案だから、免責されたのでR』
『この件だけ』・・・と、殊更言い含める報道をすることにより、
この判決の影響を極小化させるのが狙いであるかのようにさえ思われる。

しかも、二審の高裁判決では、損害賠償額や責任の範囲が縮小されたものの、
企業側の勝訴という「ヒトデナシ判決」が下されていたことをみれば、
今回の最高裁判決は「ヒトデアリ判決」という、
家族側にとっては、まさに大逆転勝訴判決という、
現実の世界が地獄から天国に変わるほどの感極まる結果となったわけだから、
人道的な視点が報道側に爪の垢ほどでもあるならば、
報道タイトルにしても「逆転(勝訴)判決」と強調すべきところだが、
とにかく公平性に欠けてはいけない・・・とビクつくあまり、
フヌケなアベ奴隷たちの思惑としては、
『今回のケースダケヨ、ワンモアはないのヨ』と付けるのが精いっぱいというわけで、全国版の報道がそれだからなのか、地方版の夕方ニュースでは、
JRという巨大企業側が前面敗訴となった今回の裁判のことを、
どの局もニュース項目に入れず、トップは、全て「大学生の就活」という、
呆れるほどの「横並び報道(管制)」が敷かれていた。

重大な事件経過を伝えるメディアの人間達が、
企業や政府の意向を忖度し、公平性配慮に縛られすぎて
自ら判断できない、しようともしないで自粛する。
そうなったらジャーナリズムの自殺も同然、
報道の使命を自ら捨てているようなものだ。

人間としての一般的な価値判断で自ら決めたもの(報道指針)と、
客観的(政府主導の)公平性の伝達とは、
もともと異質で不均衡なものだ。

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