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『真珠湾の日』 半藤一利著

無念の死者たちが「自分たちのことを少しでも知ってほしい・・」と
訴えているような気配がする。

今朝から東京裁判と真珠湾のことに心が持っていかれて、不思議なことがあった。
『写真秘録 東京裁判』を先の記事でも引用したが、真珠湾攻撃について、
事前に軍部(海軍)から「奇襲攻撃願望」を臭わされていた東郷外務大臣の件で、
ほかの書籍あたりに、もう少し詳しく記されていたことが頭の片隅にあり、
なんの本だったかな・・?と、とりあえず部屋にある亡爺様の蔵書を物色しようと、
戸棚のひとつを開け、確か奥の方に木戸幸一(大東亜戦争開戦時、昭和天皇の側近)
の日記があったので、それを引っ張りだそうとした。

ところが、乱立する本の中から、白っぽいカラーの文庫本が、
不意に目の中にフッと入り込んでくるような感じがしてそちらを見ると、
白地のブックカバーに黒文字で『真珠湾・・』と書かれたものがあったので
本のタイトルなどろくに見ないまま手にとった。



ああ、こんなところにタイムリーにあるじゃないの・・と嬉しくなって、
「爺さま、ありがとう、これを読めってことだよね」と感謝しながら、
その本のタイトルや著作者名を特に確認しないまま、
気になる開戦直前の経緯部分に絞って、つまみ食い程度に読み始めた。

朝っぱらから東京裁判の記録に目を通していたせいもあり、
文庫本に記載されいる内容が、かなり詳細であることに関心しながら読み進め、
正午もとっくに過ぎてしまったので、一旦、部屋を出て昼食タイムをとり、
地元のサンニチ新聞の記事を何気なく読み始めた。



最近、新聞は大見出しをヒョイと見渡す程度で、細かい場所はパス。
特に地元の新聞記者が掲載している「風林火山」などは、ヨモヤマ話が多いため、
滅多に読まないことが多いのだけれども(申し訳ない)、
今日に限って、どういうわけか、ふと『真珠湾の日』という文字が目についたので
読んでみると、それが本のタイトルであり、著作者である半藤一利氏がその本を書く『きっかけ』に関しても記されていた(上記「風林火山」の記事参照)。

半藤氏は真珠湾攻撃直前の経緯を、これまでもサンニチに連載していたそうだが、
全く気が付かなかった(なんてこった・・・不覚)。

ひょっとして、さっき自分が読んでいた文庫本も、『真珠湾・・』だったけど、
まさか、同じ本だったりして~?・・と思うや、自分の部屋にダッシュで戻り、
本のタイトルを確認したところ・・『ゲッ! 同じじゃん!!・・ゾゾzオオオ』
・・・本当に、一瞬、血の気が引く思いがした。

白いものがス~ッと目の中に入り込んでくる感じと、
半藤氏が夢枕で見てうなされたという『白い服の男』・・奇妙な一致でまたZoO!

これは偶然なんだろうか?
それとも、やっぱり・・?
どこか霊的な感覚に動かされているような、12月8日の不思議な出来事だった。
  
※真珠湾奇襲攻撃(大東亜戦争勃発に至るまでの)経緯について、
この本からいくつか引用し、引き続きブログへ記載することにします。
どこかの狂った首相も、白と赤と葵と紫の霊に取り憑かれるかもしれませんね。

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『真珠湾の日』 元兵士 今も軍へ怒り

12月8日の地元山梨の新聞記事です。





軍国少女は自宅で真珠湾攻撃の大本営発表をラジオで聞き、
顏も洗わず外に飛び出した。
路地の薄氷を足でばりばりと割りながら、
「バンザーイ。戦争や。日本は神国やから絶対に勝つねん」

軍国主義教育で、教師が子供を異常にした。


今は安倍とネトウヨらが既に異常である。

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『真珠湾の日』 写真秘録 東京裁判


『写真秘録 東京裁判』83頁
戦争勝利と国際信義の間 最後通告遅延の❝藪の中❞

各被告の立場の違いが、最も厳しいかたちで現れたのが、
対米最後通告をめぐる嶋田繁太郎東郷茂徳の対立である。

▼東郷の胸中には、軍部の横暴に対する不信と怒りがあった。

▲「帝国海軍の名誉」のために証言する嶋田。

 十二月八日、海軍が真珠湾を急襲してから六年目のこの日、
証言台に立ったのは、当時の海相・嶋田繁範太郎であった。

 嶋田は、ロビンソン検事の反対訊問に対して、
「対米通告の問題は外務省の所管である」といい、
「海軍が最後通告の伝達をおくらせるように何かしたのではないか」
という問いには、
「外務省の仕事に干渉したことはない」と答えた。

 島田は、訊問に先立って朗読された口供書で、
「かかる問題(対米最後通告)については外務大臣及び
 それを補佐する専門家の知能に信頼し得るという」のが
 私の固い信念であったから、終戦後それが問題になるまで、
 どんな手段がとられたのかまったく無関心であった。
 私が出席した政府、統帥部の連絡会議をはじめ、
 他のどんな会議でも、
 「海軍が無通告攻撃を主張したことはない」と述べ、
 先に山本外務省アメリカ局長から、
 十二月二日の連絡会議で伊藤軍令部次長が
 対米無通告攻撃を主張したという証言があったが、
 その日に連絡会議が開かれた記憶はないし、
 「かかる言懸(いいがか)りのあることを聞き」、
 逝去前の永野大将とふたりで、
 連絡会議に出席した全被告にたずねてみたが、
 東郷以外、だれもそのような事実のあったことを記憶していなかった、
といい切っていた。

 代わって、十二月十五日、東郷茂徳が登場した。
陸海軍関係の被告がみな対米最後通告問題の責任は、
すべて外務省にあると証言していることからみて、
その証言は大いに法廷の注目を集めた。

 東郷は口供書のなかで、
「日本の外務大臣がその主管する外交分野においても、
余り有力なものでないこと」を充分知りながら、
対米開戦をくいとめるため、あえて外相に就任した事情を
率直に告白していた。

そして、十二月一日の御前会議後、初めての連絡会議で、
永野軍令部総長の「戦争は奇襲である」という発言や、
伊藤軍令部次長の「交渉は戦争開始まで打ち切らないでほしい
との申し出があったことを述べ、
私は「生涯を通じて正義と信ずる所に戦ってきた」。
私は「責任を些(いささ)かも回避せんとするものに非(あら)ざると同時に
他の人々がその責任を」押し付けようとしても絶対に承服しないと、
昂然(こうぜん)たる気迫を示した。

 さらに東郷は、嶋田の弁護人ブランナンの反対訊問に対し、
五月半ばころ、「嶋田が永野と三人で話したいというので話したことがあります。そのとき嶋田から私に海軍が奇襲を欲していたということはいわないでほしいという話があった。若(も)し私がそういうことをいったら私のためにならんだろうと脅迫的なことを」いわれたと暴露した。

 憤懣(ふんまん)やるかたない嶋田は、とくに再証言を求め、
年の明けた一月九日、証人台に立った。

 嶋田はロビンソン検事の反対訊問に対し、感情がたかぶっている様子で、
「彼は外交手段を使った。イカがスミを出して逃げる手を使った。
 自分の逃げ道をさがすために、とんでもない、普通はとうてい使えないような
 脅迫という言葉を使ったのだ」と反論した。

二人の対決は、開戦時における指導者たちの間の分裂を浮きぼりにするものだった。


責任を別のところへ押し付け、事実を無かったことに秘匿して口裏合わせする軍部。
『言いがかりだ!(デマだ!)』とキレるあたり・・アのひとと全く同じですね。
 

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