森友疑惑 「R銀行」宮本岳志(共産)
11/30 衆院・国交委
前半は国交相の掘削写真『捏造』について
▼宮本岳志
(13:10~)
平成28年6月20日、この豊中の国有地は、不動産鑑定価格9億5600万円から大阪航空局が積算した地下埋設物の撤去・処分費用約8億2千万円を差し引いて、僅か1億3000万円余りで森友学園に売却されました。ところがその僅か50日後の8月10日には、籠池氏は、『株式会社 財産プランニング 研究所』という不動産鑑定士から、鑑定評価額13億円という不動産鑑定評価書を受け取った事実を、私は独自に掴みました。
●【資料4と5】が、その鑑定評価書の一部であります。
そして、9月に入りますと、平成28年9月15日には、さる都市銀行『R銀行(りそな銀行)』が、森友学園に融資する際の担保として、『国がこの森友の土地を買戻す場合の返還金の請求権に質権を設定したい』という相談に近畿財務局を訪れます。
●その際の応接記録が【資料6】であります。そして、
●【資料7と8】_
10月17日に再びR銀行が近畿財務局を来訪し、近畿財務局の統括官や、大阪航空局の職員と『質権設定承認手続き』の詰めの相談を行った際の応接記録・・。
財務省に聞きます。
いずれも財務省が公表した、これは応接記録ですね?
▼財務省:富山理財局次長
お答え致します。ご指摘のとおりで御座います。
▼宮本岳志
エ~、認めました。
つまり、R銀行は、エ~、近畿財務局と繰り返し、相談しながら、
この質権の設定ということを進めてきたわけであります。
そして、
●【資料9】10月14日付けの『質権設定承認申請書』赤線部、
借入債務明細には、金額10億円とあります。
10月12日付けで、『使途→建物建設資金』としてR銀行との間で森友学園は10億円限度の金銭消費貸借契約証書が作成されております。
●【資料10】は、その『質権設定契約証書』。
これらの文書は、いずれも国土交通省提出の
文書であって、間違いなく真正なものであります。
右側には10月25日付けで、「ホシヤマ大阪航空局長」の承認印が押されております。更に・・
●【資料11】は、その質権の設定承認について、つまり、
航空局長が質権設定を承認するにあたって作成された決裁文書。
●【資料12】の、『質権設定の承諾理由について』という文書が添付されております。この文書では、下の赤線部__
『近畿財務局に照会し、法律面から問題ないことについて、近畿財務局弁護士の確認を得たことや、国土交通省本省の航空局環境地域振興課にも問題がないことを確認した』__となっております。
航空局、これらの文書も、いずれも私は国土交通省から受け取ったものでありますけれども、勿論、真正なものですね?
▼蛯名航空局長
ご指摘のとおりで御座います。
▼宮本岳志
さて、そうなるとですね、この土地は、【資料4】にお示しをした
8月10日に『財産プランニング研究所』の
熊沢一郎不動産鑑定士が鑑定評価を行った
13億円というのが、8月1日時点の
土地の正常価格ではないのか・・
国が、この森友の土地を買戻す場合の返還金に質権を設定したといってもですねェ、1億3000万円で買った土地の返還金は、最大1億3000万円ですよ。
10億円という融資額、
金銭消費貸借契約の担保には
遠く及びません。
この土地に、13億(円)の不動産鑑定評価がついたからこそ、R銀行は森友学園と校舎建設費のための10億円の金銭消費貸借契約を結んだのではないですか?
財務省。
▼財務省:富山理財局次長
お答えを致します。エ、今、委員ご指摘の、ォ~ォ~、
いわゆる『質権設定』といった流れについて、エ、当時の近畿財務局のほうと第三者、先生ご指摘の第三者とのやりとりがあるわけでございますが、ア~、当時の担当者にも確認を致しましたところ、エ~、まずこの売買契約上、『指定期日である平成29年3月31日までに必要な工事を完了し、エ~、指定用途に供さなければならない』というふうにされておりますので、エ~、指定用途である(安倍晋三記念)小学校に供するための資金計画の内容の変更が、小学校開校までのスケジュールにどのような影響を及ぼすのか・・を、把握する必要があったということから、ア、この、第三者からの、マ、ご相談に応じていた・・というもので御座いまして、具体的な、ア~、その、資金、ィ~、計画、或いは『質権設定』といったような内容について、エ~、近畿財務局として、エ~、なにか、何らかの判断をしたと・・そういうものでは御座いません。
(*´Д`)富山次長、適当にお茶を濁して逃げた・・( ̄д ̄)汗。
▼宮本岳志
あの~、近畿財務局の応接記録・・改めて資料の6,7,8というところを見ていただけば、わかるんですけれども、ォ~例えば、エ~、
7・・【資料7】を見ていただくと、エ~、一番下に赤線__
『当初、❝○○ナニナニ❞に融資実行を行う予定と聞いていたが、〇何月○何日となった理由について、差し支えない範囲で教えてほしい』
と・・10億円の融資をいつ実行するかについてまで、近畿財務局は、聞いてですね、エ~、資金計画そのものにコミット、まあ、相談に乗ってるわけですよね。
で、この、10億円という融資・・これが、エ~、間違いなく、校舎建設費用を意味するものであることは、明らかであります。
で、誰が聞いても、理解に苦しむのは、
僅か50日前には、
「1億3000万円で売り買いした土地」
がですよ、50日経ったら、
「10億円の融資の、まあいわば、拠り所になった」・・と。
13億円という不動産鑑定書が
すよ。
この熊沢さんという不動産鑑定士は。
不動産鑑定士は、いい加減な鑑定をしてはなりません。
いい加減な鑑定をすれば、先ほどの法律40条で懲戒されてしまいます。ですから13億円です、この土地は。
13億円のものを1億3000万円で売っといて、このホシヤマさんていう航空局長は何故、承認印を押しているのか。いかがですか?
▼蛯名航空局長
お答え申し上げます。
エ~、ご指摘の『質権の設定』につきましては、森友学園と金融機関の二者間で行われたもので御座いますけれども、具体的には、森友学園との本件土地の売買契約締結後の平成28年10月12日に、森友学園が金融機関から建物建設費用として限度額10億円を・・エ~、当時の時点では3億1100万円・・ということのようで御座いますけれども、借り入れる契約を結んだことを受けまして、国が売買契約の解除や、買戻し権を行使した場合の、最大でも約1.3億円である売買代金の返還金の請求権について、借入れの担保として森友学園が質権を平成28年10月14日付けで設定したこと・・につきまして、返還金を支払う森友・・相手方が森友学園から金融機関にかわるために、10月14日付けで第三者である国の承認を求められて・・
・・ッテ、ナニ言ってッダ、コイツ!( `ー´)ノ!違うダロッ!
(宮本)ソンナコタ、ワカッテル!
・・10月25日付けで承認を行ったものであります。
(宮本)ソンナコタ、ワカッテル!
土地そのものに、エ、質権が設定されているわけでは御座いませんで、この質権により担保されている額は、金融機関等の第三者の土地の評価額とは関係がなくて、最大でも売買代金である約1.3億円で御座います。
ナニを言ってッダ、コイツわ( ̄д ̄)・・13億円の鑑定評価ダヨ。
13億円の土地の担保が前提の10億円融資の質権設定ダロが。
「13億円相当の土地を担保」に10億円融資の「承認」だろが。
で、エ~、この~、そのォ~、更に申し上げますと、オ、この質権・・この債権に質権を設定する場合にですね、エ~、当該債権の債務者にとっては、弁済先がかわることになるので、エ、これを、債務者に承認して貰う必要があるワケで御座いまして、大阪航空局の行った承認といいますのは、森友学園が大阪航空局に対して有する、売買代金の返還請求権という債権の弁済先が・・、
(宮本)ソンナコタきいてないヨ!
森友学園から金融機関にかわる・・ということについての
( ̄д ̄)同じこと繰り返して時間かせぎで誤魔化しとるゼ・・
承認でございます。
(宮本)ソンナコタきいてない、いいですよ! 時間がない!
従いまして、エ、自ら弁済先・・債務の弁済先が変更されることを承認したものでございまして、
(宮本)ワカッテルよ、ソンナコタ! いいですよ、もう・・
森友学園が、本件債権を担保として、金融機関から借入れを行うことを承認したわけではない・・ということで御座います。
( ̄д ̄)チッ!毎度ナガナガ逃げ口上ばかり・・
▼宮本岳志時間ですよ。時間ですから、また次回に譲りますけどね、
ちなみに、ひとつだけ聞きましょう。
この~、エ~、財産プランニング研究所の熊沢一郎不動産鑑定士という人は、どういう人かといえば、【資料13】及び【資料14】に付けております。
この方はですね、この国有地を森友学園に定期借地契約で貸付け、最終的に約1億3000万円で売却した・・そのスキームを審議し承認した『第123回 国有財産近畿地方審議会』の委員なんですよ。
当人なんですよ。これ事実ですね? 財務省。これで終りますけど。
▼財務省:富山理財局次長
お答え致します。あの、ォ~、財務局には、ア~、それぞれ国有財産地方審議会が設置されておりまして、その委員については学識経験者・・のあるものを任命しております。熊沢一郎氏は、不動産鑑定士として、エ~、近畿不動産鑑定士協会連合会会長等を歴任されているということで、平成25年9月から平成29年9月まで、約4年間、エ~、近畿財務・・エ~、近畿地方審議会の委員をお願いしているところで御座いますが、あの、いずれにしても鑑定評価で御座いますので、森友学園が依頼したもの・・につきまして、エ、専門職業家である不動産鑑定士が、その責任において鑑定評価を行ったものであると考えております。
▼宮本岳志
時間が参りましたので、終りますけれども、この『熊沢委員』という人が、では、その審議会でどのように発言したか・・この土地は、いったい・・本当は、一体いくらの土地なのか、今日は時間がきたので終りますが、次回に譲って、私の質問は終ります。
( ̄д ̄)ぷは・・エビナの時間浪費で「熊沢発言」は次回に持ち越し
・・以上、部分書き起こし了(途中の私情御免)。
▲画像:nya~さんのブログから転載