▼3D『土方歳三』Modeling iClone動画Preview - walking(GIF)

※BGM
Under The Gun - Doug Maxwell
(YouTube Audio Library No Copyright Music)
▼現在までの作業過程概要
画像→光源染色復元→2Dモデリング復元→3Dモデリング修復→3Dソフトのパイプラインで動画へモデルをエクスポート→ライト調整→簡易アニメーション(テンプレート)付加・調整→タイムライン調整→動作の一部をGIFアニメ化(進捗状況説明及びプレビュー画像紹介)。
前々回のGIFアニメでも紹介した「シャツ」の襟元やカラーを変化させ、ネックウォーマーは、アクセサリー付属品で適当なものがなかったので、やむを得ず動画ソフトにサンタガール(フリー素材)をダウンロードし、装備をチョイスしてモデリングソフト上で変形加工させました。相変わらず『土方もどき』の試作状態で恐縮です。
ソフトのバージョンが短期間でどんどんアップグレードされており、
現段階で使用している旧バージョンのモデリングソフトの造形が上位版(試用)のものとは若干異なるため(上位グレード版は皮膚の陰影や毛穴などの荒さが薄れたビニール製の「りかちゃん人形」に近い感じ)、旧バージョンの維持で引き続き造形の変形を行っているところです。
同系列の3D動画ソフトへモデルをエクスポートすると、モデリング段階のものとはライティングの仕様が異なるせいで、キャラクターの造形が随分違って見えてしまいます(冒頭GIFはミストというシーン照明にして若干明るくしましたが、それでもかなり暗め)。IBLなどで明度変更調整等を施さないと、ライトの加減によって「人形」臭くなるし、動作の途中でも表情の陰影の出方によって、ツクリモノっぽくなるのが欠点。
▼動画プレビュー画像1(外部の画像ソフトで明るさ等を調整)GIF
動かす際には、動画用ソフトのタイムライン上で動作がスムーズになるよう
調整しなければならないし、そもそもテンプレートの動作そのものが外人風で、
日本人の所作とは違うため、細かな修正が必要。
歯はまだイジってないから、喋らせると「馬の喋り」で怖いの(*´з`)。
アニメーションテンプレートは東洋人向け(商用)配慮も若干加味されているものの、
基本は欧米人系の動作が主体であるし(ソフトの製造もとが外国)、
いい意味では「表情豊か」でアピール性に富んでいますが、
その歩き方や、喋り方などはオーバー・ジェスチャー気味で、
グラグラと無駄な動作が多く、前後左右の身体のブレ具合が大きく、
心理的な面でも尊大な感じがして、だらしがないように見えます。
もっと小ぶりで規則正しく整然とした風情が日本人(特に武士的キャラクター)の特徴的な基本動作だと思うので、土方モデルの場合ならば、「凄然」「ぶっきら棒」「せっかち」「勝気」「情熱的」でありながら「潜伏的に気配を消す」「冷静」的な個性感を再現したいのですが、ブレを調整して静かな動きにすると、右上の動画のように、まるで歩行困難な老人みたくなるし・・なんだかな・・という感じです(*´Д`)。
それでもなんとか調整を重ねて見栄えを克服し、歩行の全身スタイルを
カメラ割りで切り替え、この記事で流しているカッコいいBGMにピタリと歩調を合わせながらオープニング的な動画を作ろうと考えています。
▼動画プレビュー画像2(外部の画像ソフトで明るさを調整)GIF
漆黒の髪が理想とはいえ動画上はバックライトが効かずに輪郭不明。
上の画像の背景は「フォグ色」を変更して水色に。標準は暗い灰色。
短髪の黒髪パターンも試しましたが、どこか印象が違うのでNG。
被服の装備(コート)をマーケットプレイスで探してみたところ、最近アップされたコートでスタイル的にカッコイイものは、全てソフトの上位バージョン用のため着せてあげられず、靴もテンプレでは紐タイプなので、なんかちょっと違うし、ズボンも標準テンプレのジーンズを上着に合わせてカラー変化させただけなので、型的には足許に締まりがなくカッコ悪いため、『土方モデル全身スタイル』は、今のところ、お披露目は回避。髪や身体の造作も、まだ変更するところが多々あります。
黒髪も試しましたが、栗色系のほうが髪の造形や輪郭が際立つし、動画では前述したとおり照明が暗いので、あまり黒くしないほうが無難。
服はね、3D独特の穴がポツポツあくのよ~(;´Д`)~(泣)。
後ろの髪の毛がシャツの襟に突き刺さって貫通してたし~(爆)。
バージョンアップ版では簡単解決できる機能がついたみたい~(怒)。
なるべくお金をかけずに手作り感覚を大事にしながら、金より気を入れて再生させたい・・というセコさで申し訳ないです。金をかければより高度な具現化ができそうにも思いますが、技術が伴わないので宝の持ち腐れになるし、誰かが作った既製品を単に取って付けただけ・・というのでは、所詮見栄えだけが良くて魂の伴わない「3Dデク人形」が出来上がるばかりですから、追々「蘇生の過程」を語る上で「人形」では意味がなく、とにかく偶像のようではない、まるでそこに生きているかのような姿を3Dで再現することが第一の目標です。
年末年始に半額近いセールで上位ソフトが売り出されているのを見ながら、ゲットしようかどうしようか3日間くらい悩みましたが、バージョンアップされたものは逆に「綺麗な人形臭さ」が増しているし、円とドルの取引関係が年明けからまた変動する可能性があるだろうことも踏まえ、いやでも切り替えるざるを得なくなるのは春頃だろうと予測して、今のところはやっぱり断念。造形を変化させている最中にソフトのバージョン変動があると、また別に面倒な調整をやり直さなければならず、特に人相造作が背景画像照明の反映のせいで、今の状態から強制的に変わってしまうことを試用版で確認していることもあり(これが上位版に切り替えられない最大の原因)、今後バージョンアップした場合、改めて「画像の人相」に近付けるには更なる時間と手間がかかるのは必至となるため、とりあえず、現段階の状態を後々の作品との比較対象として留保しつつ、今後の方針予定を載せておくことにしました。
(以上)
以下は、造形の参照として過去記事から再掲載。
たまに息抜きで「オデブのトシどん」も登場させながら(後段画像)、随時、更新情報をお知らせできればいいかなと思っています。山の頂上付近へ近づくたびに、次から次へと新たな試練が出現するので・・。
▼デジタルボイス2Dモデル動画
①鳥羽伏見戦
(フルスクリーン再生動画※リンク)