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動画&GIF 羽生結弦(2016GPファイナル)

  • 2016-12-09 : 羽生 結弦 : 編集✍
  • フィギュアスケート・グランプリシリーズ2016ファイナル 
    羽生結弦
    ショート(GIF)&フリー

    ※前回の「独り言」記事で、ショートPの衣装が「白は、いただけない」
     として、確か、薄紫あたりがいい・・と記載したら、
     聞こえたのか?…変わってた!
     色気の増すイロの存在も、実は演技者にとってはとても大事な要素。
     無色透明は死に装束でもあり、結婚衣装以外は極力やめといたほうが 
     良い。それと、膝は長く氷に付けないほうがいい・・と指摘したこと
     もクリアされてた。
     魂レベルで伝達できてるのか、正直、驚いた。
     多分、スタッフが良いのだろうね。



      

    気が付けば、グランプリシリーズもファイナルということで、
    今年はなにか、特に話題にすることもなく(ごめんね)、
    あっと言う間に過ぎてしまった感あり。

    流石にファイナルともなれば、
    シーズン最初のときより演技を自分の「色」に染めてくる。
    羽生結弦の卓越した技芸ともいうべき
    心的芸術力の素晴らしさを見せつけてくれる。

    最初の頃よりカッコ良くなってるよね。造作にもキレがあるし。
    上を狙う気迫が充実してくると、ギラギラとその内なる勝負師本能を発揮させる。





    羽生結弦の今シーズンのGPでのテーマは4回転ジャンプの量産化。
    演技時間の短いショートプログラムでは、
    ほかの演出効果も入れながら、
    精度の高いジャンプを多く組み入れて
    成功カウントを積み上げれば、結果は上々。

    ただ、やっぱり「喘息持ち」というのが最大のネックのようで、
    心肺機能的には、やや無理がある場面も。






    体力的なペース配分が4回転のデキを左右するはずなので、
    力を入れ過ぎず、抜いてるときの演技力も必要。
    力を抜いてるときが、相変わらず、ちょっと緩慢。
    手がブラブラと無駄に動いていることも。
    綺麗にジャンプを決めたあとによく見られる。
    指先にまで神経が行き届いてない。


    演技後に一瞬見せた「抜けてるカオ」は、
    相変わらず「ユズらしい」けどね。

    こういうところが母性本能をくすぐるというか・・可愛いところ。
    いっちょまえの大人の男になる前の
    少年のしぐさ(これは残しておいてもイイヨ)。

    外国人のナレーターも「トーヨーボーイ!」と絶賛していた。
    I Love it !!



    (演技以外の好印象ポイント)

    白い衣装のときは、リキみからか、
    ワザとっぽい演出に顔面が硬直し、
    襟もとが詰まったような感じで窮屈そうに見えた。
    BGMの「クダけ具合」を考慮すると
    もっとラフな着崩しを胸許あたりに出さないと
    なんとなくサマにならん…と思っていた。

    今回は襟の乱れ具合もちょうどいい感じだ。
    もっと開襟で胸許を見せてもいいと思う。

    背がまた微妙にちょっとだけ伸びたように見える。
    ベストの丈が短い分、足が長く見えて、
    ガバッと開脚するポーズを
    更に効果的に演出する要素になっている。

    パンツの裾丈も邪魔にならず
    絶妙な長さで足先まで綺麗な流れを作っている。
    白い衣装だと膨張して見えるだけでなく(アソコがじゃないヨ)、
    氷との識別がつきにくいので、
    印象的には非常にボヤけた雰囲気になって「損」だった。
    些細なことだけれども、
    演技の性質上、ほんの一瞬の印象で
    ポイントが左右される微妙な競技でもあるから、
    好印象カラーが記憶に残ったほうが有利になる。





    右上の方をチラッと見るそぶりは、
    例の「リンク上での衝突流血事故」のときから頻繁にみられる。
    どこかに向かって「どうだ、見たか・・」
    といった意味でもあるようだ。
    この表情を見ると、彼自身、特に公言はしないものの、
    いつもなにかに対して闘っているんだな・・と感じざるを得ない。


    (余談)
    着衣などは、あくまでも表面上の好印象ポイントでしかないので、
    左程、意識するものでもないかも知れないけど、
    競技を見に来るお客さんたちが楽しめる要素も踏まえ、
    アピール力が乏しいより、できるだけ多いほうが、
    より素敵に見えたほうがいいもんね。

    一番大切なのは、やっぱり中身。
    ただのチャラチャラしたエエカッコしいでは、
    いくら外見を磨いたところで空々しいだけに映る。
    「意志」や「心」が演技の中に垣間見れないものは、
    どんなに綺麗であっても、どんなに上手であっても
    結局、駄目だよね。

    挑む心と睨み付けるような闘争本能。
    竹のようなしなやかな柔らかさと、
    折れない強さの両方を兼ね備えている結弦。

    油ぎったバター臭い欧米人とは違う性質が持ち味なので、
    今回のショートのBGMのようなものは、
    まるで水と油のように馴染みにくい。

    それを独自のものとしてしまう才能。
    やはり常人以上の優れたスケーターだ。



    フリー演技はイマイチだった。
    終わったあとの顏が塩っぽかった。
    ヘモグロビン不足というか、
    血が足りなさそうで、やはりスタミナ不足か・・?

    昨年の『陰陽師』のほうが、
    気合いのノリや「シメ」的にはやっぱり良かったね。

    4回転の量産プログラムは、
    緩急(特に緩めるほうの意識)を使い分けないと
    ダダダダ・・と、ほかの要素まで総崩れになりがち。

    なにか、要素要素を「急いでこなそう」と焦っていたように見えた。
    BGMに合うよう「優しさ」をイメージさせることと、
    緩急をつけることがゴチャマゼになっていて、
    ノンストップの流れの中で
    ホレ、ここでジャンプして、ホレ、ここでこのポーズ、
    ホレホレホレホレ・・・ダララララララ~・・・
    あああああああああああ~止まらない~止まれない~
    次のジャンプは成功させないと~
    アワアワワ~スルスルドテーン~・・・だった。
     
    あれじゃ、ただでさえスタミナ消耗して
    「塩面」になるに決まってるワ・・。 
     
    フリーのBGM(久石譲さんの曲)は、漠然としすぎていて、
    具体的に、ナニを演技(演出)しているのか、よくわからない。
    エキシビションならともかく、試合向きではなさそうな感じもする。

    拍動や呼吸のリズムを無視したメロディラインの中で、
    息をついた途端、リズム的に崩れが生じた。
     
    昨年の『陰陽師』の曲は、
    次第に弾む心拍数に合わせやすかった。

    疲れが出てくる後半に向けて、
    一旦「止める(緩)」間合いを持たせてから
    呼吸を整えて一気にフィニッシュへ向かう
    「転換」要素がきちんとあったから
    気力のキープと共に身体の消耗を跳ね除けられた。

    ピョンチャン五輪を意識するなら、同じ久石さんの曲でも
    『太王四神記』(歴史ドラマ)のテーマ曲のようなもののほうが
    戦闘タイプの結弦には似合っている。

    フリーでも、ショートとはタイプの違う、
    自分の良さをフルに発揮できるような
    パワー漲る選曲を自分でよく考えてチョイスしていかないと、
    後悔すると思う。

    誰かが選んだもので「やらされる」ことは避け、
    自分で曲もテーマも演出し、
    緩急のある物語の中で、
    4回転を意識的に且つ効果的に飛ぶ。
    仮に失敗したとしても、芸術的な印象度は数倍跳ね上がる。
     
    フリーの演技では、ただ4回転ジャンプを沢山飛ぶだけでなく、
    もっと「ドラマ性」を出すべきだ。

    4分間に起承転結を、ちゃんと組み入れよう。
    水分の抜けた塩のような顏で
    演技を終えることのないようにしないと、
    点数の上で勝ったとしても、
    フルパワーの本当の実力で勝ったとは言えない。




    ※GIFアニメ画像が相当重いので、
    表示される画像の動きがスムーズにいかない場合もあります。

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    Secre

    No title

    デキが悪かったから、くだけて書けなかったップー。

    No title

    結弦のフリーP動画を追加しました。

    No title

    栗ちゃまが若いときから、こういうふうにGIF画像のせてダラダラ書きたかったなあ。

    時代が巻き戻せない分、ほかのヤツでやってます。

    No title

    戦時の歴史記録を読んでいたせいか、
    マジメ路線で解説してしまった。

    フリーのときは、もうチョイくだけて書くダップー

    No title

    昨日は夜から体調が「激悪」で、この記事も途中でチョン切ったままだったので、あとから補足しました。

    GIFアニメの大量掲載で、ブログ表示に不具合が発生していたというのも、具合の悪さに拍車をかけた。

    画像のサイズをやや小さいものに貼り直しました~。
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