燃えよ剣(第23話)…沖田総司
沖 田 「死んだ時,私は・・・向こうで,逢えるのかなあ・・・」 |
❤CS時代劇専門チャンネル❤「栗塚旭の土方歳三」完全放送❤『燃えよ剣』(原作:司馬遼太郎,脚本:結束信二)より |
第23話「沖田総司」 |
労咳(結核)で床に臥す沖田総司の病状は,悪化の一途をたどる… |
(お話の流れ)
▼千駄ヶ谷の植木職人・平五郎宅の離れの家で療養する沖田。
見舞いに来た姉・お光は,夫と共に庄内藩へ引き上げることになり,
せわしなく最後の世話をして去っていった。
(総司と姉・お光の会話…略)
お 光「近藤様や,土方様にもお会いして,
あなたのことを,くれぐれもお願いしていきたかったのに,
もうその暇がなくなってしまって・・・あなたから宜しくお伝えして下さいね」
沖 田「ええ,あの人達は,強いからなあ」
お 光「あなたも強くなって・・なんといっても沖田の家は,総司さん,あなたが継ぐんですから,
亡くなったお父上の,大事な沖田の家なんですから」
沖 田「お父さんか・・・遠いなあ」
お 光「え? 何が?」
沖 田「お父さんですよ,お父さんの顔ですよ。
だって,お父さんが死んだのは,私が五つの時だったんですね」
お 光「そう」
沖 田「だから私は,うっすらとしか,お父さんの顔を覚えていない」
お 光「そうかもしれませんね,でも,あなたは」
沖 田「ああいうものは,どうなのかなあ・・・」
お 光「え? 何が?」
沖 田「いえ・・だって,よく顔を覚えていないから,
死んだ時,私は・・・向こうで,逢えるのかなあ」
お 光「馬鹿ね,総司さん,何言ってるの」
沖 田「・・・」
お 光「馬鹿ね,駄目よ,総司さん,さ,早く元気になって,お嫁さんを貰わなくっちゃ」
沖 田「お嫁さんか(微笑)」
お 光「近藤様や,土方様にもお会いして,
あなたのことを,くれぐれもお願いしていきたかったのに,
もうその暇がなくなってしまって・・・あなたから宜しくお伝えして下さいね」
沖 田「ええ,あの人達は,強いからなあ」
お 光「あなたも強くなって・・なんといっても沖田の家は,総司さん,あなたが継ぐんですから,
亡くなったお父上の,大事な沖田の家なんですから」
沖 田「お父さんか・・・遠いなあ」
お 光「え? 何が?」
沖 田「お父さんですよ,お父さんの顔ですよ。
だって,お父さんが死んだのは,私が五つの時だったんですね」
お 光「そう」
沖 田「だから私は,うっすらとしか,お父さんの顔を覚えていない」
お 光「そうかもしれませんね,でも,あなたは」
沖 田「ああいうものは,どうなのかなあ・・・」
お 光「え? 何が?」
沖 田「いえ・・だって,よく顔を覚えていないから,
死んだ時,私は・・・向こうで,逢えるのかなあ」
お 光「馬鹿ね,総司さん,何言ってるの」
沖 田「・・・」
お 光「馬鹿ね,駄目よ,総司さん,さ,早く元気になって,お嫁さんを貰わなくっちゃ」
沖 田「お嫁さんか(微笑)」
▼その頃,土方は,旧幕府軍2000余の兵がいる市川へ身を寄せていた。
そこで戦術を練る幕臣・大鳥圭介は,西洋兵術を主張する一方,実践の経験はなく,
土方は,新撰組の僅かな生き残りを含めた総勢300名の兵を率い,
東照大権現の旗を立て,宇都宮城を陥落させた。
その戦果は,上野にいる彰義隊を活気付け,敗残の旧幕府軍にあって,
土方歳三の名は千金の重きをもって響き渡る。
そこで戦術を練る幕臣・大鳥圭介は,西洋兵術を主張する一方,実践の経験はなく,
土方は,新撰組の僅かな生き残りを含めた総勢300名の兵を率い,
東照大権現の旗を立て,宇都宮城を陥落させた。
その戦果は,上野にいる彰義隊を活気付け,敗残の旧幕府軍にあって,
土方歳三の名は千金の重きをもって響き渡る。
▼一方,沖田のもとを訪ねた原田左之助は,新鮮な卵を持参し,
暫らく昔話をした後,江戸っ子らしく陽気に去って行った。
官軍は,慶應四年五月一五日,上野の彰義隊を攻撃。
一人の武士として戦いに参加した原田は,最期まで闘志を捨てることなく闘い,戦死した。
暫らく昔話をした後,江戸っ子らしく陽気に去って行った。
官軍は,慶應四年五月一五日,上野の彰義隊を攻撃。
一人の武士として戦いに参加した原田は,最期まで闘志を捨てることなく闘い,戦死した。
▼やがて病床の沖田のもとへ,官軍の兵が押し掛ける。
そこへ裏通り先生が来て,沖田の病が労咳(結核)であることを告げるや,
官軍兵士らは感染を恐れ,慌てたように急いで去って行った。
この時,沖田の病状は最悪であった。
食事も一切,体が受け付けなくなり,ひとり床に臥せるだけの沖田は,
京都にいた頃の夢を見て,当時を懐かしみ,
か細い声で,わらべ歌を口ずさむ。
そこへ裏通り先生が来て,沖田の病が労咳(結核)であることを告げるや,
官軍兵士らは感染を恐れ,慌てたように急いで去って行った。
この時,沖田の病状は最悪であった。
食事も一切,体が受け付けなくなり,ひとり床に臥せるだけの沖田は,
京都にいた頃の夢を見て,当時を懐かしみ,
か細い声で,わらべ歌を口ずさむ。
▼その晩,沖田を訪ねたのは土方だった。
(土方と沖田の会話)
土 方「どうだ,様子は」
沖 田「ええ,でも,どうして,土方さんは江戸に・・・」
土 方「誰も知らん,気付かれたら,ただでは済むまい,
暗闇に紛れて,江戸に入った。総司に,一目逢おうと思ってな」
沖 田「ア・・ハッハッハ(笑)」
土 方「北関東を,思いっきり暴れてきた」
沖 田「そうらしいですね,噂は聞いてました」
土 方「まだまだやってやる,これから,会津に行くんだ」
沖 田「やっぱり,会津ですか」
土 方「会津と仙台を一緒にし,奥羽の全土を固めて,
もう一度,薩・長相手にやってみる。それが駄目な時は,
海軍の榎本武揚と一緒に蝦夷(えぞ)に行く」
沖 田「蝦夷・・・」
土 方「北の果てだ,まだ,官軍などというものには関わりのない土地だ,
そこにこもって戦う」
沖 田「(微笑)」
土 方「総司,元気になったら,来い。一緒にやろう」
沖 田「ええ,でも,偉いなあ,土方さんは」
土 方「なァに,偉くもなんともねえ。ただ,力一杯やって死ぬ以外に,手はないんだ」
沖 田「そうですね,男って,それでいいんですね」
土 方「みんな,いなくなった,だから,俺一人で,みんなの分もやってやるんだ。
総司,当分,逢えんかも知れん。早く,元気になれよ」
沖 田「ええ」
土 方「それまで,一人で淋しいだろうが,我慢しろ」
沖 田「大丈夫ですよ,裏通り先生も,伝蔵さんも来てくれるし」
土 方「裏通りさんと,伝蔵か」
沖 田「来ると,京都の話ばかりするんですよ」
土 方「京都か・・」
沖 田「いつか,ゆっくり,遊びに行ってみたいですね」
土 方「総司が行けば,みんなに喜んで貰えるが,俺は駄目だろう。
下手をすると,石を投げつけられる」
沖 田「(微笑)まったく,土方さんは,怖かったからな」
土 方「持って生まれた性分だ,あきらめているよ(笑)」
ふと,障子越しに月を見上げる沖田。
沖 田「月の光が,綺麗でしょう。この月,京都にも照ってるんですね」
土 方「(月を見上げ,頷く)」
沖 田「これから土方さんがいらっしゃる北の国にも,同じ月が照らしているわけだから,
きっとまた逢えますね」
土 方「逢えるさ」
沖 田「楽しみにしていますよ」
土 方「(微笑)・・・総司,俺はまた,暗いうちに馬を飛ばして,官軍の中を抜けねばならん」
沖 田「大変ですね」
土 方「なァに,結構,面白いもんだ」
沖 田「凄いな,土方さんって・・・どうしてそんなに凄いんだろう」
土 方「その俺が,お前みたいないい人間と付き合っているのが,不思議なくらいだ」
土方,少し笑ってから,
土 方「じゃあ,行ってくる」
沖 田「(頷きながら)行ってらっしゃい,お気をつけて・・・」
土 方「うん,総司もな」
沖 田「遠いところを土方さん,わざわざ,ありがとう。本当に嬉しかった」
土 方「(沖田の腕に軽く触れる)」
歩み出す土方,立って見送る沖田に背を向けたまま立ち止り,
土 方「総司・・・」
沖 田「え?」
土 方「俺は,今度生まれ変わる時は,お前のような人間に生まれ変わりたいと思っているよ」
沖 田「(一瞬こみ上げるものを飲む)・・・」
土 方「(背を向けたまま月を見ている)・・・」
沖 田「(微笑)困るな,だって私はね,今度生まれ変わる時も,
土方さんみたいな人と付き合いたいと思ってるんですから」
土方,振り返り,
土 方「(微笑)そうか,総司,また逢おう」
沖 田「ええ,逢いましょう」
土 方「元気でな」
沖 田「土方さんも」
土 方「うん」
庭先へ歩き出す土方。
沖 田「ア,土方さん」
土 方「(振り返る)」
沖 田「ありがとう,本当に,よく来てくれて,ありがとう(微笑)」
土 方「(小さく二,三度頷く)」
土方,去る。
庭先へ下り,じっと見送る沖田。
沖 田「さようなら・・・・・・土方さん」
(土方と沖田の会話)
土 方「どうだ,様子は」
沖 田「ええ,でも,どうして,土方さんは江戸に・・・」
土 方「誰も知らん,気付かれたら,ただでは済むまい,
暗闇に紛れて,江戸に入った。総司に,一目逢おうと思ってな」
沖 田「ア・・ハッハッハ(笑)」
土 方「北関東を,思いっきり暴れてきた」
沖 田「そうらしいですね,噂は聞いてました」
土 方「まだまだやってやる,これから,会津に行くんだ」
沖 田「やっぱり,会津ですか」
土 方「会津と仙台を一緒にし,奥羽の全土を固めて,
もう一度,薩・長相手にやってみる。それが駄目な時は,
海軍の榎本武揚と一緒に蝦夷(えぞ)に行く」
沖 田「蝦夷・・・」
土 方「北の果てだ,まだ,官軍などというものには関わりのない土地だ,
そこにこもって戦う」
沖 田「(微笑)」
土 方「総司,元気になったら,来い。一緒にやろう」
沖 田「ええ,でも,偉いなあ,土方さんは」
土 方「なァに,偉くもなんともねえ。ただ,力一杯やって死ぬ以外に,手はないんだ」
沖 田「そうですね,男って,それでいいんですね」
土 方「みんな,いなくなった,だから,俺一人で,みんなの分もやってやるんだ。
総司,当分,逢えんかも知れん。早く,元気になれよ」
沖 田「ええ」
土 方「それまで,一人で淋しいだろうが,我慢しろ」
沖 田「大丈夫ですよ,裏通り先生も,伝蔵さんも来てくれるし」
土 方「裏通りさんと,伝蔵か」
沖 田「来ると,京都の話ばかりするんですよ」
土 方「京都か・・」
沖 田「いつか,ゆっくり,遊びに行ってみたいですね」
土 方「総司が行けば,みんなに喜んで貰えるが,俺は駄目だろう。
下手をすると,石を投げつけられる」
沖 田「(微笑)まったく,土方さんは,怖かったからな」
土 方「持って生まれた性分だ,あきらめているよ(笑)」
ふと,障子越しに月を見上げる沖田。
沖 田「月の光が,綺麗でしょう。この月,京都にも照ってるんですね」
土 方「(月を見上げ,頷く)」
沖 田「これから土方さんがいらっしゃる北の国にも,同じ月が照らしているわけだから,
きっとまた逢えますね」
土 方「逢えるさ」
沖 田「楽しみにしていますよ」
土 方「(微笑)・・・総司,俺はまた,暗いうちに馬を飛ばして,官軍の中を抜けねばならん」
沖 田「大変ですね」
土 方「なァに,結構,面白いもんだ」
沖 田「凄いな,土方さんって・・・どうしてそんなに凄いんだろう」
土 方「その俺が,お前みたいないい人間と付き合っているのが,不思議なくらいだ」
土方,少し笑ってから,
土 方「じゃあ,行ってくる」
沖 田「(頷きながら)行ってらっしゃい,お気をつけて・・・」
土 方「うん,総司もな」
沖 田「遠いところを土方さん,わざわざ,ありがとう。本当に嬉しかった」
土 方「(沖田の腕に軽く触れる)」
歩み出す土方,立って見送る沖田に背を向けたまま立ち止り,
土 方「総司・・・」
沖 田「え?」
土 方「俺は,今度生まれ変わる時は,お前のような人間に生まれ変わりたいと思っているよ」
沖 田「(一瞬こみ上げるものを飲む)・・・」
土 方「(背を向けたまま月を見ている)・・・」
沖 田「(微笑)困るな,だって私はね,今度生まれ変わる時も,
土方さんみたいな人と付き合いたいと思ってるんですから」
土方,振り返り,
土 方「(微笑)そうか,総司,また逢おう」
沖 田「ええ,逢いましょう」
土 方「元気でな」
沖 田「土方さんも」
土 方「うん」
庭先へ歩き出す土方。
沖 田「ア,土方さん」
土 方「(振り返る)」
沖 田「ありがとう,本当に,よく来てくれて,ありがとう(微笑)」
土 方「(小さく二,三度頷く)」
土方,去る。
庭先へ下り,じっと見送る沖田。
沖 田「さようなら・・・・・・土方さん」
▼慶應四年五月三十日,天才剣士・沖田総司は,その短い生涯を閉じた。享年25歳(推定)。
(恋夜のひとこと)
「沖田総司」…その名前そのものがタイトルとして成立してしまうほど,
その短い生涯に,ドラマ性がある沖田総司。
『燃えよ剣』の沖田の最期も,やっぱり条件反射的に泣いちゃうのだけど…若干ヨワ泣き…(T_T),
少し前に見た『血風録』の沖田の最期のほうが,シロクロなのに死相が迫真的に表れていて凄かった。
引き続き,ブログで中断していたその鬼気迫る沖田を取り上げてみますね。
「近藤先生が呼んでる!…」のときは,アバラ骨が浮いてて,この世のもとは思えない形相です。
植木屋夫婦も目をむいちゃって,尋常でない驚きっぷりだったし…本当に死にそう沖田だった…(T_T;。
(お笑いネタとは違いますヨ)
「沖田総司」…その名前そのものがタイトルとして成立してしまうほど,
その短い生涯に,ドラマ性がある沖田総司。
『燃えよ剣』の沖田の最期も,やっぱり条件反射的に泣いちゃうのだけど…若干ヨワ泣き…(T_T),
少し前に見た『血風録』の沖田の最期のほうが,シロクロなのに死相が迫真的に表れていて凄かった。
引き続き,ブログで中断していたその鬼気迫る沖田を取り上げてみますね。
「近藤先生が呼んでる!…」のときは,アバラ骨が浮いてて,この世のもとは思えない形相です。
植木屋夫婦も目をむいちゃって,尋常でない驚きっぷりだったし…本当に死にそう沖田だった…(T_T;。
(お笑いネタとは違いますヨ)
島田順司さん…恐るべき史上最高超越レベルの凄い沖田を演じて下さって,ありがとうございます。
もう,これを超える沖田は,二度と出ない。誰がどうやっても。
司馬遼太郎先生が,栗ちゃまのことを「あんたこそ,土方歳三やっ!」と褒めたのと同じく,
「あなたこそ,沖田総司やっ!」と称賛してやみません。
以前は,役者として,沖田の影をいつまでも引きずることを嫌った島田さんですが,
沖田総司役者として生きた,その堂々たる作品の足跡を誇りとし,
後世へ,その生き様をお伝え下されることが,
“クリ・シマ・ソーダ”ファンとしては何よりも嬉しいです。
どの役をやっても,代表的な役がこれといって思い浮かばない…そんな役者さんのほうが,
寧ろ,お気の毒だったりしますからね。
もう,これを超える沖田は,二度と出ない。誰がどうやっても。
司馬遼太郎先生が,栗ちゃまのことを「あんたこそ,土方歳三やっ!」と褒めたのと同じく,
「あなたこそ,沖田総司やっ!」と称賛してやみません。
以前は,役者として,沖田の影をいつまでも引きずることを嫌った島田さんですが,
沖田総司役者として生きた,その堂々たる作品の足跡を誇りとし,
後世へ,その生き様をお伝え下されることが,
“クリ・シマ・ソーダ”ファンとしては何よりも嬉しいです。
どの役をやっても,代表的な役がこれといって思い浮かばない…そんな役者さんのほうが,
寧ろ,お気の毒だったりしますからね。
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No title
永倉さんは歯の毒が骨に…(・o・)…お気の毒に。
でも,永倉さん,土方とは別行動になってから,東京でナニをなさっていたのでしょうね…沖田の世話でもしたのかな。
でも,永倉さん,土方とは別行動になってから,東京でナニをなさっていたのでしょうね…沖田の世話でもしたのかな。
No title
ン?こぐまねさんだ。鉄人…もしや,オジギビトの鉄人…(・o・)?…見に行こ。
No title
退廃の美…しっかり最期まで見届けたいと思います。
今のテレビ業界は,映像機器が著しく発展しているというのに,
ソフトの作品作りが下手なようで,ガッカリすることが多いです。
これは!…と,恋夜が捉えたくなるシーンなんか皆無です。
普段,画像を撮りながら,よく思うのは,
栗ちゃまたちが活躍された時代は,
撮影スタッフや監督さんなど,裏方さん達の下準備が良くできていて,
あっという間のシーンでも,ものすごいこだわりを感じてしまう。茂みの中とか暗闇の中にカメラを置いて,
物陰から被写体を撮るとき,
そこを照らす照明の技法とか,顔や動作の捉え方とか,
それこそ,藪蚊にくわれながら,御苦労されたのが想像できてしまうほど,映像ひとつひとつのシーンに,「人の食いつくような目」が感じられて,どれも貴重なものばかりです。
勿論,栗ちゃまに食いつきたいのは言うまでもない恋夜です。
今のテレビ業界は,映像機器が著しく発展しているというのに,
ソフトの作品作りが下手なようで,ガッカリすることが多いです。
これは!…と,恋夜が捉えたくなるシーンなんか皆無です。
普段,画像を撮りながら,よく思うのは,
栗ちゃまたちが活躍された時代は,
撮影スタッフや監督さんなど,裏方さん達の下準備が良くできていて,
あっという間のシーンでも,ものすごいこだわりを感じてしまう。茂みの中とか暗闇の中にカメラを置いて,
物陰から被写体を撮るとき,
そこを照らす照明の技法とか,顔や動作の捉え方とか,
それこそ,藪蚊にくわれながら,御苦労されたのが想像できてしまうほど,映像ひとつひとつのシーンに,「人の食いつくような目」が感じられて,どれも貴重なものばかりです。
勿論,栗ちゃまに食いつきたいのは言うまでもない恋夜です。
No title
恋夜姫さん>
関係ないけど、鉄人に遭ってきました。。¥^^
関係ないけど、鉄人に遭ってきました。。¥^^
No title
ほんとうに、あの裏通り先生の表情がすべてを物語っていて辛いですね。
「燃えよ剣」で新選組に出会い、後に観た「血風録」の完成度の高さに圧倒され、舟橋さん、栗塚さん、島田さん以外のキャストは考えられなくなりました。(もちろん他の役者さんたちも)
俳優さんの外見や演技力の問題だけでなく、今のテレビ界ではもうこんな作品を作ることは出来ないでしょう。
恋夜さまは古いものや滅びてゆくものに対する眼差しが優しいですね。
「燃えよ剣」で新選組に出会い、後に観た「血風録」の完成度の高さに圧倒され、舟橋さん、栗塚さん、島田さん以外のキャストは考えられなくなりました。(もちろん他の役者さんたちも)
俳優さんの外見や演技力の問題だけでなく、今のテレビ界ではもうこんな作品を作ることは出来ないでしょう。
恋夜さまは古いものや滅びてゆくものに対する眼差しが優しいですね。
No title
そういや消えた永倉新八さん、大正までご存命で静かに暮らしていらしたのですが、 最後は虫歯から菌が入り骨髄炎を起こして亡くなったそう…新撰組の方もいろいろな最後遂げられておられます…
No title
(続き)
全然土方さんとは違うのですが、私は彼女の側から書かれた書物・漫画・ドラマしか見ていないのでつい良い風に思ってしまうのですが、自分の信義のために生きそして一人は敵の前に立ちはだかって死に、一人は生きたがために無残な射殺、ああ気が重くなってきたただ言いたいことは敗者が生き残ると言うことはとても苦しくつらいものなんだなと感じました。それにしては斉藤一、永倉新八よくがんばったなと思います(名前を変えはしたけれど・・・)
明日の私はきっと灰色になっていることでしょう。
顔アイコンや絵文字が変えれなくて絵で意思表示できないのがつらい
全然土方さんとは違うのですが、私は彼女の側から書かれた書物・漫画・ドラマしか見ていないのでつい良い風に思ってしまうのですが、自分の信義のために生きそして一人は敵の前に立ちはだかって死に、一人は生きたがために無残な射殺、ああ気が重くなってきたただ言いたいことは敗者が生き残ると言うことはとても苦しくつらいものなんだなと感じました。それにしては斉藤一、永倉新八よくがんばったなと思います(名前を変えはしたけれど・・・)
明日の私はきっと灰色になっていることでしょう。
顔アイコンや絵文字が変えれなくて絵で意思表示できないのがつらい
No title
ああ、ついに明日が来てしまいます。コメントを書いていてもなぜか胸のあたりがつらくなります。万に一つでも土方さんが生き残ったとしても薩・長が生かしておくことは絶対無いと思うので(近藤先生のことを考えてもわかりますが)あれでよかったのかもしれませんね。もし生きていたらきっと長年の恨みとか言ってめちゃくちゃな辱めを負わしたうえで同じように斬首だったでしょうね。なぜかそんなことを考えてしまうのです。少し話が違うのですがそういうことを考えると清国のために戦った川島芳子を思い出してしまったのです。
(続く)
(続く)
No title
ロクリン様も,いろいろなお時間に,恋夜城へコメント下さって,結構,驚きです…そういう恋夜も,夜行性かと思えば,アサヒ系だったり,もう無茶苦茶な体内時計になってしまっているようです。
ここ2ヵ月は,栗ちゃまたちを毎日のように見続け,最初はペースが掴めなくてダメな記事ばかりでしたが,つい最近こそ,本来のマジメパターンに絞って(?),なんとか熱い土方さんたちの姿を追いかけてこれました。
やっぱり,タイムリーでコメントをちょこちょこ下さると,
自律神経が多少乱れてても,ブログやってて良かったなあと思います。
ここ2ヵ月は,栗ちゃまたちを毎日のように見続け,最初はペースが掴めなくてダメな記事ばかりでしたが,つい最近こそ,本来のマジメパターンに絞って(?),なんとか熱い土方さんたちの姿を追いかけてこれました。
やっぱり,タイムリーでコメントをちょこちょこ下さると,
自律神経が多少乱れてても,ブログやってて良かったなあと思います。
No title
くるる様と同じところ…あの,裏通り先生の落胆の表情は,
沖田が亡くなったことを如実に表現してして,
死に顔の映像など全くないのに,空虚感が漂ってきて…,
ああ…ダメだ…こうして書いている最中にも涙が出てきちゃう(T_T)…どうしてなんだろう…オキタ~!!
沖田が亡くなったことを如実に表現してして,
死に顔の映像など全くないのに,空虚感が漂ってきて…,
ああ…ダメだ…こうして書いている最中にも涙が出てきちゃう(T_T)…どうしてなんだろう…オキタ~!!
No title
あらためて 燃えよ剣 は 剣に命かけた幕末の熱い青春ものと今更ながら再認識いたしました。とくに山崎と沖田の最期を観て…
No title
裏通り先生が
なにやら察してか来てくれたのがステキ。
なにやら察してか来てくれたのがステキ。
No title
菊一文字の刀のお話には一切触れなかったからか,
700年生き続ける刀の命と,沖田の25年程度の命との比較がないところが,ちょっと淋しい感じも…。
700年生き続ける刀の命と,沖田の25年程度の命との比較がないところが,ちょっと淋しい感じも…。