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風…第28話「暮六ッまで」

  • 2011-09-01 : 風の新十郎 : 編集✍
  • 第28話…暮六ツまで
     
    ※どうもこのあたりから,
    新十郎に「用心棒の旦那」が少し入っているような雰囲気がするんだけど…気のせいかな。用心棒の撮影は,いつからだったのかな…(?_?)。
    新十郎は情の動きが顔…特にノドボトケに出やすいけれど,
    用心棒の旦那は,眉をしかめる程度で殆ど情を表に出さない。
    目線の鋭さは同じでも,新十郎のように軽くペラペラ喋らない分,
    用心棒の旦那のほうが重厚感がある。
    いずれにしても,内面の強さだけじゃなく、
    どこかに「痛みの感覚」が滲み出てくるところが,栗ちゃま独特の魅力。
    「なにかをこらえている」ときの表情を見ると,
    いつも何を思っているのかなあ?…と,お芝居であっても,
    ついその気持ちを考えたくなってしまうほど,
    見てると心の中にギューっと吸い込まれちゃうような感じになる。
     
    (アラスジ)
    ※今回,新十郎はほぼ脇役。『T新選組』のニセ沖田=紋太(^^ゞ。
     
    ある晩,スリの半吉は,三人組の盗賊に出くわし,
    その中のひとりに,岡っ引の太兵衛の息子・紋太がいることを知る。
    盗賊らに斬られそうになった半次は,危うく新十郎に助けられる。
    三人組の窃盗を捕まえるため,もと岡っ引の太兵衛をはじめ,
    同じく若い岡っ引三次のほか,左近,かがり,新十郎が関与する。
     
    (流れ)
     
    左近は,同心のメンツにかけて,
    月末までに三人組の盗賊を捕まえようとしていたが,
    同じく,岡っ引として名を上げようと躍起になる三次は,
    目の前でスリの半吉が財布を掏る現場を見かけても,
    三人組の盗賊を追うほうに専念するあまり,見て見ぬふりをする。
    半次を往来で捕まえたのは,もと岡っ引の太兵衛だった。
    半次と一緒に持ち主へ「落し物」として財布を返す太兵衛の様子に,
    三次の子分・竹松は感心する。
    ところが三次は,表向き仏の顔をしているだけだと冷たく言う。
    三年前まで御用風を吹かせていた太兵衛だが,
    強請(ユスリ)たかりの悪行三昧だったとの噂があり,
    その悪事のために,十手を返上するに至ったのだという。
    札付きの太兵衛がスリを連行して行ったことから何かあるとみた三次は,太兵衛のあとを追う。
    左近は通りすがりに三次を見かけて声をかけ,彼らに動向する。
     
    半吉を連れた太兵衛は,ある寿司屋へ入った。
    その店には,太兵衛のおかげで盗人から足を洗った者が三人ほど,
    働いていた。
    太兵衛は,半吉もそこで働いて堅気(カタギ)になるよう勧めるが,
    半次にはまるでその気はなく,逃げようとする。
    しかし,板前の権造が予め縄で半吉の腰を台所につないでおいたため,
    容易に外には出られない。
    騒ぐ半次を置いて裏口から店を出た太兵衛だが,ふと見ると,
    表には,様子を窺う左近やかがりに三次達がいた。
     
    左近達が退散するのを行き違いに店に入って来た店員の喜六は,
    半吉を「新入り」と見て,縄を解いてやる。
    喜六をはじめ,その店で働く,おとみや権蔵の名を聞いた半吉は,
    彼らがかつて,名の知れた盗人だったことをよく知っていた。
     
    店の外で見張っていた三次や左近達も,
    寿司屋で働く三人が,もと盗人だったことを確認する。
    あの三人が揃えば何でも盗めるはずだと決めつけた三次は,
    早速,寿司屋を調べに行こうとする。
    が,左近は,それだけで「三人組の盗賊」と決めつけるのは早いと言う。
    ところが,自分の勘に狂いはないと確信する三次は,
    子分を連れて寿司屋へ入り,証拠を見つけようと家探しする。
    遅れて店に入った左近は,権蔵から何の調べかと尋ねられたものの,
    返答ができない。
    三次の疑いをよそに,喜六やおとみには,何の心当たりもない様子。
    スリの半吉も,その場にすわって様子を見ていた。
    店に入って来たかがりは,柱の隅で酒を飲んでいる新十郎に気が付く。
     
    押入れの奥から侍の着物を見つけた三次は,
    権造・喜六・おとみが,三人組の盗賊だと確信する。
    着物は,侍崩れの権造が昔を惜しんでとっておいたものらしく,
    何の咎めを受ける覚えはないという。
    しかし三次は,「三人組の盗賊」の二人は浪人だという証拠もあり,
    もと御庭番や錠前破りだった喜六と権蔵がソレに違いないと断定する。
    ちょうどそこへ来た太兵衛は,
    堅気になった権造達を信じてくれと頼む。
    その様子を見て鼻で笑う三次は,
    太兵衛こそ,権造達を使って盗みをやらせているのではないかと憶測し,盗人ではない証拠があるのかと強い調子でまくし立て,
    すぐさま権造達を番所へ連れて行こうとする。
    それを見た太兵衛は,自分が本当の下手人を捕まえてくると申し出る。
    役目を退いても,四十年の岡っ引経験は健在だと自負する太兵衛に対し,
    一日だけ猶予を与えることにした三次は,暮六ッまでに下手人をあげなければ,権造達を番所へ連れて行くと言い放つ。
    太兵衛は権蔵達に,暮六ッまで辛抱して待っていてくれと言い,
    盗賊達を捕まえに出向く。
    三次は,子分に権造達を見張らせ,太兵衛のあとを追う。
    スリの半吉は,一体,どちらが本当なのかと疑心暗鬼な様子。
    かがりは,新十郎の姿がいつの間にか消えたのを見て,
    左近と一緒に店を出る。
      
    妻を病で亡くした太兵衛は,娘のお美代と二人で長屋に暮らしていた。
    左近とかがりは,その長屋へ行き,近所の女達から太兵衛のことを聞く。
    その噂によれば,太兵衛は強引な手法で下手人を無理矢理捕まえていたらしく,妻が病気で死んだ時も,点数稼ぎに御用へ出ていたとかで,
    遂には息子の紋太も愛想を尽かして家を出て行ったとのこと。
    その後,グレた紋太は浅草のドヤ街にいるという。
     
    スリの半吉も,寿司屋を抜け出し,太兵衛のあとを追った。
    往来で半吉を見かけた盗賊の二人がそのあとをつける。
    途中で三次を撒いた半次は,やがて太兵衛に追いつき,
    三人組の盗賊の中に紋太がいたことを伝える。
    下手人の目星がついた太兵衛は,
    半吉と一緒に紋太のいるドヤ街へ向かう。
    そのあとを盗賊の男たちが続く。
    その姿を見た左近とかがりは,彼らを追う。
     
    紋太は,酒宿で昼間から飲んだくれていた。
    酒のおかわりを頼む紋太の前に,徳利を差し出す新十郎。
    昨晩,半吉を助けた男だと気付いた紋太は少し怖気づく。
    紋太の杯に,かまわず酒を注ぐ新十郎は,
    「そんなに怖けりゃ,これまでのことは綺麗さっぱり清算しちまうんだな」と振って,探索が身近に及んでいることを告げる。
    紋太は当初,新十郎の言葉を信じようとしなかったが,
    太兵衛の名を聞いた途端,目の色が変わる。
    が,一転,太兵衛には自分を捕まえられないと,紋太は鼻で笑う。
    疑問に思った新十郎は,黙って酒を飲みながら紋太の様子を窺う。
    すると,そこへ太兵衛が来る。
    続いて盗賊二人も入って来たが,新十郎が強引に外へ押し戻す。
     
    太兵衛は,紋太を連行しようとするが,拒まれる。
    紋太は,かつて太兵衛が無実の罪で多くの人を捕まえてきたに違いないと言って非難し「鬼の子」と陰口を叩かれ,辛い思いをしてきた悔しさを太兵衛にぶつける。
    紋太を苦しめたことを素直に謝る太兵衛は,
    無実の罪で人を捕まえたことは一度もないと話す。
    しかし,紋太はそれを信じようとはしない。
    そんな紋太に,「潔く罪に服せ」と頭を下げて頼む太兵衛。
    捕まったら島送りだと言う紋太は,頼みに応じる気配はなく,
    帰ってくれと太兵衛に冷たく言い放つ。
     
    その頃,寿司屋には太兵衛の娘・お美代が来ていた。
    父の帰りが遅いため,心配するお美代。
     
    お美代と行き違いに長屋へ帰って来た太兵衛は,
    盗賊の二人に襲われる。
    手傷を負った太兵衛を助けに,かがりと左近が来る。
    左近は逃げた盗賊達を追うが,行方を見失ってしまう。
     
    やがてひょっこり,新十郎と一緒に紋太が寿司屋に来た。
    妹のお美代と再会した紋太は,
    「こんなところへ何しに来たんだよ」と,新十郎に文句を言う。
    (そういうおまえも,なんでノコノコ付いてきた来たんだよ(-_-;)?)
    「寿司を喰いに来たんだよ」と紋太をなだめ,寿司を注文する新十郎。
    紋太もおとなしく,あたりへ腰かけた。
    間もなく,暮六ッを告げる鐘が鳴り始める。
     
    約束の時刻に太兵衛が戻って来ないため,
    三次は,店で働く権造,喜六,おとみを,
    いよいよ「三人組の盗賊」として捕まえようとする。
    権造達は,身の潔白を晴らすため,
    自分達で下手人を捕まえてやると意気込むが,
    彼らが出て行こうとするのを刀の鞘で止めた新十郎は,
    「身にやましい覚えが無いのなら怖いものはないはずだ」と言い,
    動けば太兵衛に迷惑がかかるため,我慢するよう忠告する。
     
    新十郎 「本当に足を洗ったんなら,ここは一番,
          太兵衛旦那を信じて辛抱するこった。
          それが旦那に報いるじゃねえのかな」
     
    ※こんなところで「誠」ですかい…(^_^;)ってな感じでサプライズ?
     栗ちゃまのクチから「マコト」が出てくると,なんかギクッとする。
     鬼のフクチョー!だもんね、「土方新十郎の旦那」ってか。
     
    権造達は,おとなしく三次の縄を受け,番所へ連行された。
    特段,紋太へ指図するつもりもない新十郎は,
    紋太達がやった盗みの悪事が,
    罪もない人間に降りかかっているという事実を知らしめ,
    どうするかは紋太の心次第だと言い,身の振り方を委ねた。
     
    やがてそこへ来た左近は,
    三次が既に権造達を連行してしまったことを知って困惑する。
    お美代は,三人組の盗賊のひとりが兄だとを知り,
    店を出て行った紋太を追いかける。
     
    長屋で半吉に傷の手当てを受けていた太兵衛は,
    盗賊達の根城に乗り込む決意を話す。
    悪党どもが自分の命を狙ってくることを証拠とするため,
    そこへ紋太を呼び寄せるよう半吉に頼む。
     
    太兵衛 「残る僅かな命を,綺麗に咲かせて散りたいんだ。
         それがまた紋太のためでもある」
     
    そう言って,躊躇する半吉を促す。
     
    夜,屋台で酒を飲む紋太を見つけたお美代は,
    太兵衛が十手を返上して岡っ引を辞めたのは,
    紋太が家出したその日のことだったと話す。
    太兵衛は紋太の残していった作りかけの木彫りの虎を
    いつも肌身離さず持っており,
    夜うなされて,紋太の名を呼んでいるのだという。
     
    それを聞いた紋太は,今まで父のことを誤解していたと気付き,
    お美代に行く先も告げずにその場を立ち去った。
     
    番所にいた三次は,次いで太兵衛を捕まえに行こうとする。
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    No title

    (^_^;)簡単にまとめようと思えば,まとめられるストーリー。
    でも,中身を追っていくと,些細なところでも,ここはいいセリフだなとか,いい展開だな…と,ちょっとでも思うと,
    ついつい,スジを追いかけてるうちに細かく長くなっちゃう。
    反対に,不自然なのがわかると,つい突っ込みたくなるから長くなっちゃうし…(^_^;)。
    もう,だいたい傾向がわかったから,突っ込める要素があるとイヤな気分にもならず,逆に楽しくなっちゃうという,ヘンなヤツだな,恋夜も。
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