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風…第38話「香木騒動始末記」

  • 2011-09-16 : 風の新十郎 : 編集✍
  • 第38話…香木騒動始末記
    香木(コウボク※芳香を放つ木材):沈香(沈水香木)・白檀が有名。
     
    ※この話の展開と後始末の仕方には…正直,がっかりした。
    こんな筋書にしたら,『風』は完全にアウト。
    なにか、栗ちゃまの人気をわざと落としにかかってるようだし?
    とにかく,この話…恋夜個人としてはゲンメツを感じたヨ…(-_-;)。



    栗ちゃまに幻滅したわけではないのヨ…
    話とは別に寝顔はキャー!素敵~!だし
    刀を持てば相変わらずカッコ良いし~…


    無責任な立場から余計なお節介をした揚句,
    藩主のために命懸けの任務を果たそうという侍を
    バッサリ斬ったあと、バカにしたセリフを吐く(嘆く)。

    主人公にそんなマネさせちゃ駄目だと思った。斬られた侍には幼い子供と女房がいて・・新十郎、完全にヒール化!
     
    たとえばサ,双方の藩から横取りした香木を更に半分に斬って。上下をチェンジして区別がつかないほど更にバラバラにして両藩へ持ち帰らせれば,侍達は任務が果たせなかったわけじゃなし,誰も咎めを受けずに,あとは藩主の心がけ次第…と,老中水野が騒動をけん制する…とかにすれば,両藩の殿様は藩の取り潰しが怖くてヘコんで地団太踏むだけ…と,平和的にまとめる方法もあったろうに…。
     
    どういうわけか,新十郎が香木を横取りするような超最悪な展開にワザと持って行き
    (両藩の騒動を心配するなら,香木を全部,かがり=水野に渡せばいいだけ…(-_-;))


    香木を渡さなければ,斬る!
    …と,親しくなった侍を追い詰めてしまった。
    こういう展開にすることで,
     
    「主君あっての家臣の命」などという
    「侍の愚かな命の懸け方」が,
    如何にバカバカしいことか…と,
    いかにも現代人の感覚から,
    昔の侍の生き様なんて結局,みんなそうだ…と,
    その愚かしい行為を嘆く以上に,
    どこか軽蔑しているかのような感じすらしたんだけど,
    気のせいかな?
     
    切腹させたくない相手の手助けをして,
    いざ,その相手が御役目大事のあまり,
    刃を向けてきたから、返り討ちにする…かあ(-_-;)?
    やむを得ない,勝負の世界,侍の宿命…。
    それに対し,「人の心を捨てた」とみなして
    真っ向から斬り捨てるなんて…ちょっとどうかねえ。


    「風の新十郎」が侍の掟に付き合う理由なんて,
    そもそも何もないし,
    主君も妻子も持たない自由な身の上で,
    彼らの価値観や行動を最終的に
    「無意味」だとバカにする資格が
    どこにあるんだろうか?
    しかも,つまらんことで命を落とすな…
    と言いながら(言わせながら),
    結果的に,一番,つまらぬことで
    人を斬っちまう(斬らせちゃう)なんてね。


    任務が遂行できなかった両藩の侍達は,
    斬るまでもなく切腹だし。
     
    斬死した侍の,残された5歳の息子と女房に
    何て説明するのか…そこまでの始末は全然なくて,
    数千両もの価値のある香木を
    平気で燃やしてオシマイ…
    そんなものに命をかけてバカだ…と締めくくる。
    金をドブに捨てるのと同じで,これはあまりにも酷い…
    後味が悪すぎる

    風の新十郎のやり方としては,
    これまでで最悪…ワースト1。
     
    せめて香木を密かに金に替えるなりして,人づてに、
    母子家庭へ渡すとかにすれば,まだ救われたものを。

    途中までのスジは良かっただけに,
    後半がメタクソで,流石にちょっと見る気が失せた
    栗ちゃまだけはずっと見ていたいけど)。
    正直,この話は,あまり書きたくなくて,
    気が進まなかった。
     
    『武士道』の本にもあったけど,真の侍の姿というのは,主君(権力)の誤りを糺すため,あらゆる手段を講じても通じなかったとき,最終的に自らの血を以て抗議する…という究極の自己犠牲の姿であって,そのために,一度こうと決めたら,どこまでも抵抗し,容易に屈服しない,不屈の精神力・我慢・忍耐が要求され,決して犬死のように,易々と主君のために命を投げ出すことが侍の使命ではない…と。
     
     
    (あらすじ)
     
    南国から黒潮に乗って流れ着いた香木を巡り,
    伊達藩と山内藩の争奪騒動が始まる。
     
     
    (流れ)
     
    街道を駆けて来た侍の乗った早馬二頭から,
    道を走る幼い子供を守った新十郎と,伊達藩士・戸ヶ崎精四郎。
    新十郎は戸ヶ崎と共に,憤る早馬の侍をなだめる。
    戸ヶ崎の実直な人柄に好感を持った新十郎だが,
    主君あってこその御役目大事を信念とする精四郎とは水と油のように価値観が噛み合わないことを実感する。
     
     
    新十郎と別れた戸ヶ崎は,伊達藩の迎えの侍と称した山内家の侍達に襲われたが,全て返り討ちにした。
     
     
    江戸へ戻った新十郎は長屋でのんびり昼寝をしていた。
    そこへ左近が来て,伊達藩と山内藩の香木を巡る騒動について聞く。
    ふと戸ヶ崎のことを思い出した新十郎は,
    左近と共に香木騒動の地へ向かう。
     
     
    香木は寺院に運び込まれていた。
    そこで現地の代官が仲裁に入り,伊達藩と山内藩の評定が始まる。
    山内家では,漂流物を不審者または不審物とみなし,藩へ搬送してから詮議にかけると主張する。
    伊達藩の筆頭代理人として交渉する戸ヶ崎は,代官と意見を同じくする山内家の交渉人・織本源兵ヱの言葉巧みな主張に閉口する。
    そのやりとりを,かがりが床下から聞いていたが,
    気配を察した戸ヶ崎は,突然,脇差を抜いて床に突き刺す。
    かがりは若干負傷するものの,すぐ刀の血を拭った。
     
     
    翌日の評定の席で,戸ヶ崎は,香木を「不審者または罪人扱い」して持ち去ろうとする山内家に対し,「この寺院において,一旦かくまった者についての引き渡しは認められていない」との規律を持ち出す。
    実は,そのように主張するよう陰ながら指示したのは新十郎だった。
    戸ヶ崎の主張に,織本としても為す術はない。
    結局,香木は,山内家と伊達家で,
    二等分して持ち帰ることに決定した。
     
     
    戸ヶ崎は,伊達藩へ帰る前に,新十郎や左近の居所へ来て,
    友好と感謝の印に酒を勧める。
    この二年間,江戸務めをしていた戸ヶ崎には,
    故郷に残した妻と,五歳の息子がおり,
    今回の役目を終えて久しぶりに会えることを楽しみにしていた。
     
     
    今まで強固に主張して引かなかった山内家が,
    おとなしく香木を二分したのには裏があった。
    香木は,上と下の部分では,その価値は五倍から十倍の差があり,
    戸ヶ崎達は,価値の低い下の方を掴まされてしまった。
    このことを探ってきたかがりは,
    左近や新十郎と酒を酌み交わしている戸ヶ崎に伝える。
     
     
    新十郎は,かがりを代官の娘に化けさせ,付き人の左近と共に,
    山内家に爆薬が仕掛けられたと,嘘の情報を流す。
    火薬を使って屋敷の方々に煙を焚き,
    織本ら侍達を香木の保管場所から遠のかせた隙に,
    新十郎は香木を盗み出し,
    「風」の仕業であることを示す紙を中へ残した。
     
     
    戸ヶ崎は,新十郎に「持ち帰った香木をどうするのか」と尋ねる。
    新十郎としては,香木を盗んだのは,あくまで風の新十郎が遊びがてらしでかしたこと、として丸く収めようとしていた。
    というのも,万一,盗んだ香木が伊達藩にあることが知れた場合,
    山内家と伊達家の間で大騒動になる恐れがあるため,
    新十郎としては,特に香木の使い道があるわけではないものの,
    戸ヶ崎の伊達藩に,香木を渡すわけにはいかないと拒否する。

    (-_-;)…だったら,フラフラと戸ヶ崎に香木見せたらアカンのヨね。
    かがりに渡すとか,どこかへ隠しちゃえば良かったのにサ。
     
    戸ヶ崎は,主君を喜ばせるために,
    どうしても香木を手に入れようとし,
    やむを得ず,新十郎に刃を向ける。
    新十郎は,これに応戦し,結局,戸ヶ崎を斬って捨てた。
     
     
    かがりは,江戸の老中水野に,
    「新十郎が伊達藩の香木も盗み出したこと」を伝えていた。
    戸ヶ崎を斬ったあと,新十郎は途端に不機嫌になったという。
     
     
    江戸に戻った新十郎は,香木二本を持って火祭りに出かける。
    左近もそこへ来て,数千両の香木に誰も気がつかないのかと呆れる。
    新十郎 「香木なんぞに命を張る奴は,馬鹿だ」
    やがて新十郎は,焚き火の中に,香木を放り投げた。
     
    (-_-;)この話…できれば二度は見たくない。とにかく恋夜は好かん。
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