巨大ゴリラに襲われる夢…その2
前回,巨大ゴリラのゴリラーメンパンチの風圧で,
土に埋まった恋夜は,死んだふりをして
ゴリラの鼻息が遠ざかるのを待った。
ゴリラは近眼らしく,恋夜が埋まっている前を
素通りして,どこかへ去った・・・ように見えた。
その隙に,土から抜け出して,家の中にいる大勢の
人達に,どこかへ避難するよう声をかけた。
すると,そこにいた大勢の男衆は,
どう見ても,江戸時代の町人の髪型をしている奴ばかりで,夫々が薄手の白黒縦ストライプの着流し姿のまま,
のんびり雑談なんかしてゴロゴロしてるだけ。
「デカいゴリラが襲ってくるから,早くお逃げなさいな!」
恋夜は,男衆達にそう言ったものの,
彼らは,「逃げたら,追っかけられるからイヤだ」と,
拒否…(゜o゜)…な,なんでやッ?!
ドスッ…物音と共に,どうやら巨大ゴリラが戻ってきたような気配がしたもんだから,
恋夜はまた,家の中の柱を上って屋根裏へ行き,
ゴリラの様子を見ることにした。
ゴリラは,家の中の男衆達をグルリと見回したあと,
そこにいる人数が減っていないかどうか確かめていた。
そして,次に,
何か,小さな木箱のようなものを手に持って,
そのフタを開けた。
ゴリラが木箱から掴んだものは,将棋の駒だった。
(ゴリラのくせして,なにやる気だ?)…
恋夜が見ていると,ゴリラは,そこにいる男衆達に,
駒をひとつずつ渡していった。
何か,やっぱり,数を確認しているようで,
将棋の駒の減った数だけの人間がそこにいることを
把握しながら,ほくそ笑んでいた。
(ゴリラのクセして,なんて頭脳的な奴だ…)
屋根裏から降りた恋夜は,
ゴリラに見つからないよう外に出て,
家が見える距離にある,枯れた田んぼの場所まで
移動した。
そこには3メートルほどの高さの松の木が
1本だけ立っていた。
上を見ると,結構な(若い頃の栗ちゃま似)イケメンが
木の枝のところに中腰で立っていて,
恋夜の家の方を眺めていた。
(このイケメンは,現代風の長髪で,白いYシャツ1枚の袖を,肘まで腕まくりしていて,紺色のスラックス姿。
中肉中背で結構色白といった風貌。全然,知らない人だけどね…(^^ゞ。)
そのあとイケメンは,
何か小さな金属製の箱のようなものを
ズボンのポケットから出して,
カチャカチャといじっていた。
(ここからイケメン=「K」と呼ぶ。)
恋夜はKに,「何をしているの?」と尋ねたところ,
Kは,「今から,ゴリラを追い払うんだ」と言い,
手にしたものを恋夜に見せてくれた。
それは,小型のカセットテープ再生機だった(古ッ…)。
K「これを使って,今からゴリラに警告する」
と言い,カセットテープをスタンバイさせた。
そしてKは,片手でカセットを持ち,
もう片方は枝を掴みながら,
「落ちないように,ちょっと支えていてくれないか」
と,恋夜に頼んできた。
「エエッ?!(゜o゜)・・・」恋夜は,ビビリながらも
イケメンKの必死こいた頼みを断るわけにもいかず,
木をよじ登って,Kの斜め下の枝に乗り,
自分も落っこちやしないかとヒヤヒヤしながら
とりあえず,Kの脚を支えてあげた。
Kはニッコリ頷いてから,カセットテープをオン。
恋夜の家の方にいる,ゴリラに向かって響かせた。
すると,K本人が自分の声を録音した音声が
大音響で流れた。
それは,
なんだかワケのわからん,お経のような響きで,
「ゴリラテメエわ,ハヤクドッカイケ!キエチマエ!?」
とかなんとか(-_-;)…意味不明な内容だった・・・。
(現代人のくせして,何故か江戸ッ子弁風のKのオ経)
するってえと,その音は早速ゴリラの耳に入り,
またスゲー勢いで
こっちへ来たじゃないのサッ! きゃー!!
危うし恋夜&K!
続く・・・<(`^´)>!
最後まで書こうと思ったけど,
長くなるからヤメちゃった。
またね。
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