被爆ごまかす日本ビョーキ政府
米国の科学アカデミーの中にある委員会『BEIR-Ⅶ報告』(2005年)利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。被爆のリスクは低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない。ICRP(国際放射線防護委員会)2007年勧告約100ミリシーベルト以下の線量においては不確実性が伴うものの、癌の場合、疫学研究および実験的研究が放射線リスクの証拠を提供している。約100ミリシーベルトを下回る低線量域での癌または遺伝的影響の発生率は、関係する臓器および組織の被ばく量に比例して増加すると仮定するのが科学的に妥当である。
※以下、動画タイムライン40:08秒経過より、書き起こし※
これから私たちが向き合わなければならないのは、『被爆』ということです。膨大な汚染が生じてしまって、全ての人々が『被爆』というものに向き合わなければならなくなりました。そして、『被爆』というのは、大量に被爆をすれば、広島・長崎の原爆被爆者がそうであったように、死んでしまいます。死なないまでも、髪の毛が抜けてしまう、ということもあるし、火傷をしてしまうというときもあるし、吐き気がでたり、下痢をしたりという、そういう症状がでる、ということもわかっています。でも、そんな症状がすぐにでなかったとしても、10年後、20年後、30年後になって、癌という形で死んでいく…と、そういう被害もでるということが、段々段々わかってきました。科学的な知識を少しずつ、少しずつ、蓄積してきて、放射線というものは、どんなに微量であっても危険なんだ、ということがわかってきたという、そういう学問の歴史でした。(中略=冒頭のBEIR-Ⅶ:学問の到達点)『被爆のリスクは低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない。』『しきい値』というのは、「これ以下なら安全です」という量が、しきい値というものです。しかし、そんなものはない。被爆に関する限り、どんなに少ない被爆であっても危険がある、というのが、この委員会(BEIR-Ⅶ)の結論です。もうひとつお見せします。『ICRP』という、国際放射線防護委員会という委員会で、日本の政府なども、しきりにこの委員会を頼りにする委員会です。その委員会が、2007年に勧告を出しています。それを今から見ていただきますが、みなさんもよく、日本政府の宣伝などで聞かされていると思いますが、『低い被爆は問題ない』…と、『100ミリシーベルト以下なら安全だ』…というようなことを言う学者がいるんですね。とんでもないことだと私は思っていますが、そういうことを言う学者がいる。では、そういうことを言う学者たちも依拠している国際放射線防護委員会は、なんて言っているかというと、こう言っています。『約100ミリシーベルト以下の線量においては不確実性が伴うものの、癌の場合、疫学研究および実験的研究が放射線リスクの証拠を提供している。』というのです。『約100ミリシーベルトを下回る低線量域での癌または遺伝的影響の発生率は、関係する臓器および組織の被ばく量に比例して増加すると仮定するのが科学的に妥当である。』100ミリシーベルト以下だって、被爆をすればそれに伴って癌や遺伝的障害がでる…というのが、現代の科学的な治験の到達点だということを、殆どすべての世界中の学者が認めているんです。
※タイムライン44:06 引用了
『美味しんぼ』は、事実を記載しただけ。
福島の子供達の甲状腺癌が50人も確認されていることが、なにより、悲惨な被爆の証拠だ。
事実を示し、なるべく多くが被爆の継続を避けてほしい…そう願うことの、どこが悪い。
漫画の作者を攻撃するなど、スジ違いも甚だしい。
現地の放射能被害に関する調査もろくにしないで、
被爆状態を放置し続け、見て見ぬふりするほうが、
余程、罪悪だ。
害を知っていながら「安全だ、風評だ」と嘯く。
深刻だと言えば苦痛を与えて苦しませるから黙っとけ。
そんな気休めや一時しのぎで、人の命が救えるか。
被害が悪化してからでは遅すぎる。
遺伝子レベルで傷つくことと、一過性の心の傷と、
どちらが重い病だと考えるのか。
放射線は、回復不能なダメージを、死ぬまで与える。
原発を日本に54基も建設した国、自民党、電力会社が
原発事故と被爆の害を招いた張本人だ。
加害者であることを棚に上げ、賠償責任も負わず、
罪にも問われず、無責任の限りを尽くし、
3年も経てば、「被爆の事実」さえ隠ぺいする。
挙句の果ては、ノータリンのバカ首相がデバってきて、
言論や表現の自由をも弾圧する始末。
もう、いい加減、事実を認めればいいものを…。
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No title
mokeihikiさま、そのとおりですね。
自民党の連中は、野党時代のついこのあいだ、
「福島の鼻血」症状を十分把握していて、
当時の民主党政権を批判していたわけで、
政権に返り咲いたら、鼻血は風評被害、事実無根(モリマサコ)などとイケシャーシャーと言う。
知っていながらしらんぷり。
どうしてそうなっちゃうんでしょうね。
自民党の連中は、野党時代のついこのあいだ、
「福島の鼻血」症状を十分把握していて、
当時の民主党政権を批判していたわけで、
政権に返り咲いたら、鼻血は風評被害、事実無根(モリマサコ)などとイケシャーシャーと言う。
知っていながらしらんぷり。
どうしてそうなっちゃうんでしょうね。
No title
姫さま
しどすぎる日本!
変えるんは今!
改革や
世の中のよくなることを願って
闘って死んでいった多くの若者や
心優しい人々が
浮かばれるように❢と、
強く強く思います。
しどすぎる日本!
変えるんは今!
改革や
世の中のよくなることを願って
闘って死んでいった多くの若者や
心優しい人々が
浮かばれるように❢と、
強く強く思います。
No title
エルドレッドさま、こちらこそ、よろしくお願い致します。
短足おじさんの記事は、最近よく拝見していて、
そちらの記事が目についたことで、ちょっとくらお邪魔しました(^^)/。
記事の「転載」について、今しがた考えていたところです。
ちょっと一か所だけ、ひっかかるところがあったので、躊躇してしまいまいました。
自衛隊法94条の5…に関する「当たり前」の防衛の記載がありましたが、
アベのバカが掲げたのは、まず「米艦に対する攻撃」だったようなので(^^ゞ。
そっちをあげれば、それこそが「集団的自衛権の行使なのでR」と、ウラをとられそう。
もと防衛官僚の柳沢協二氏のコメント(新聞記事)が、もっともかな…と。
短足おじさんの画像は、いつも面白いですね。
短足おじさんの記事は、最近よく拝見していて、
そちらの記事が目についたことで、ちょっとくらお邪魔しました(^^)/。
記事の「転載」について、今しがた考えていたところです。
ちょっと一か所だけ、ひっかかるところがあったので、躊躇してしまいまいました。
自衛隊法94条の5…に関する「当たり前」の防衛の記載がありましたが、
アベのバカが掲げたのは、まず「米艦に対する攻撃」だったようなので(^^ゞ。
そっちをあげれば、それこそが「集団的自衛権の行使なのでR」と、ウラをとられそう。
もと防衛官僚の柳沢協二氏のコメント(新聞記事)が、もっともかな…と。
短足おじさんの画像は、いつも面白いですね。
No title
ご訪問ありがとうございます。
短足おじさんとは仲良しです。
よろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m
短足おじさんとは仲良しです。
よろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m
No title
短足おじさん、『二人にひとりが癌』というようなのが
「風評」みたいなものですが、
事実そうなるような気もします。
ただ、大袈裟に伝達することで「儲かる」のは保険屋ですね。
なんだかんだ理由つけて、支払うときは出し渋るのも保険屋。
病との因果関係が「証明」できないことを、ものすごくチェックするでしょうから。
そんで、その保険屋に、悪徳弁護士がついてたりして。
国の保険事業へ外資が参入したがっているのもTPPの一貫でしょうね。
最終的には、国保も破綻…なんてことにならなきゃいいんですが。
企業の厚生年金基金は、案の定、投資で大赤字出して破綻してますね。
やがては外資に投資された国民年金が、その運命だったりして。
恋夜は75歳まで生きられないのがわかっているので、どうでもいいですが。
「風評」みたいなものですが、
事実そうなるような気もします。
ただ、大袈裟に伝達することで「儲かる」のは保険屋ですね。
なんだかんだ理由つけて、支払うときは出し渋るのも保険屋。
病との因果関係が「証明」できないことを、ものすごくチェックするでしょうから。
そんで、その保険屋に、悪徳弁護士がついてたりして。
国の保険事業へ外資が参入したがっているのもTPPの一貫でしょうね。
最終的には、国保も破綻…なんてことにならなきゃいいんですが。
企業の厚生年金基金は、案の定、投資で大赤字出して破綻してますね。
やがては外資に投資された国民年金が、その運命だったりして。
恋夜は75歳まで生きられないのがわかっているので、どうでもいいですが。
No title
福島県郡山保健所の様に、ガンは国民病で、二人に一人は、癌で死ぬと、洗脳の様なリーフレットが、出て来ましたよね。
No title
過去にも一度ブログ載せてた小出先生の講演動画(東京都町田市にて)を、今一度、書き起こして記してみた。
低線量であっても、被爆のリスクは直線的に継続し、
これで安全だという量のしきい値などない…
いつも思い出すのは、この文言。
原爆投下された国なのに…被爆の事実を過小評価している。
3年で50人もの子供たちが甲状腺癌とは…酷過ぎる。
それまでは100万人にひとり、あるかないか…だったのに。
低線量であっても、被爆のリスクは直線的に継続し、
これで安全だという量のしきい値などない…
いつも思い出すのは、この文言。
原爆投下された国なのに…被爆の事実を過小評価している。
3年で50人もの子供たちが甲状腺癌とは…酷過ぎる。
それまでは100万人にひとり、あるかないか…だったのに。